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剣術学園の序列1位は問題児です。  作者: 一条由馬
第1章 日常学園編
3/21

1−3問題児の妹そして自宅訪問

なぜか知らないけど、僕は今学園長室にいる。


「やってくれたな」


僕は姉さんの答えに素直に応じた。


「え何が??」


え、何を姉さんは怒っているの?

俺何かしたかな特に悪いことしていないよね。

うん、してない。僕は、てっきり実践序列の更新をするかともってきたんですけど…姉さんは頭を抱えてまるでこの馬鹿弟がとでも言うように姉はこっちを見て言ってきた。


「何がだって、とぼけるのもいい加減にしろこの問題児が」


「え、俺って問題児」


なぜそこでリーナがうんうんと頷く


「どこが問題児かな?」


とリーナに尋ねてみた。リーナは一息ついてから呆れた顔で


「あんた馬鹿なの?」


「何が?」


「転校初日からとある女子生徒を校門で乱暴して...」


はーいリーナさんちょっと待ってください僕君を押し倒したけど乱暴してないし剣をはじめに抜いたのも君ですよね??


「終いには私の親衛隊50名いわゆる学園の10パーセントを敵にまわして散々偉そうな口をたたいて本当に50人滅多打ちにして救急車で病院送りにしたんだから」


50人が相手って大した人数じゃないよな...


「あれほど手加減しろって言ったのに…」


「手加減したよかなり」


とあまりにも僕が余裕そうな口だったのでリーナが僕が何物か気になったみたいだ。バレないようにしようまだ彼女にバレるわけにはいかない。


「あなた一体何者?」


僕はごまかすかのように


「何者? あーここの学園長の弟だげど」


「そうじゃなくて 親衛隊と戦ってる時、一振りで49人どうやって倒したのあの技は何?」


僕は彼女に冷たい目線で


「君には知らなくていいことだ。後、調べてもわからんと思うが俺の詮索はするな」


「なんで教えられないのよ」


「これ以上僕の秘密を君に教えるわけにはいかない」


「私、それでも気になるは」


と彼女が気になっていたところに水を差す用に姉さんがフォローに回った。

姉はリーナを睨みつけそう、まるで狼の目ように...


「すまんが これ以上 私の弟の秘密を教えるわけにはいかない」


リーナも姉さんの一言で諦めたみたいだ。


「わかりました、これ以上は詮索しません」


「刀馬もごめん誰にでも人に教えられない秘密があるわよね」


えーあのリーナが頭を下げた...マジかよなんか気が狂うな


「別にいいよ」


「俺こそ少し言いすぎた」


その時学園の5時のチャイムがなった。姉さんはこの冷たい空気にたいられなくなったらしく帰れと僕の顔を睨んでくるしかし、僕が言わないので姉さんは少し呆れた表情で僕らに


「5時だ下校時間だとりあえず帰れ」


僕らは学園長に言われて学園長室を後にした。学園長室のドアが閉まる時姉さんと目が合って姉さんは目を閉じてかるく会釈するような感じでまるで後のフォローよろしくとでも言うようだったなので一応任せとけとでも言う感じに僕も同じく目を閉じた。僕は廊下を歩きながらリーナが少し怒っているのをわかっていたので彼女にさっきのことをもう一度話した。


「あのさ、リーナさっきのことなんだけどいずれ君には教えるから待っててくれないか?」


「別に気にしてないは」


「嘘だ!」


「気にしてないなら君はあんな風に冷たい態度を取らない」


「なによ、人にことを知ったような口で聞かないで」


「お願いだよリーナ僕の話を最後まで聞いてくれ。僕は君に意地悪で教えないとかそう言うのじゃないから。それにもし君が僕のしてきたことを知ったら君は僕のことを嫌いになる」


「それはどう言うことよ…」


そういえば今日妹が学校に転向してきた日だっけ?あいつもう先に帰ったかな


「ねぇってば」


僕は妹のことを考えていてリーナのことを忘れていたその時夕日が沈む前に足音とともに僕のことを読んでいる黒髪の美少女で少し幼げの残る学生がいた僕はすぐに妹だと確信した。


「お兄様!!」


「美粉!!」


そう言ってすぐに妹は僕に飛びかかってきた。実は俺の両親は姉が就職するタイミングで離婚して父が僕を引き取り母が妹を引き取った。剣術が得意な父は僕に秘伝の技からなにまでも全て教えてくれた。その前から5歳でとある剣を学ぶ施設に入れられ5年間剣術を磨く毎日だった。その後すぐにとある組織に就職したので妹といる時間などほんのわずかなのであった。


「あなたがリーナさんですか兄が今日はお世話になりました」


「ご丁寧にどうも」


「いえ、社交辞令ですので今後私の兄に近ずかないでください」


と妹が放った言葉で周りの空気が変わった。


「あはははははは」


なな、なんだこの空気まるでオーブントースターの中にでもいるようだ。


「むしろ近ずいて来たのお兄様なのだけど…校門の前で私を押し倒して私にあんなことを...」


「お兄様詳しくお話を…」


「えーと…」


なな、なんだこの空気まるでオーブントースターの中にでもあるいは甲子園の決勝を見ているようだ。


「さぁお兄様帰えりましょ」


「でも違う家じゃないか」


「そんなの関係ありません」


「さっほら」


「えっちょっと」


妹は僕の手をしっかり握りしめお兄様その女はほっといて早く行きましょうとでも言うように僕の手をひぱった。


「あなたたち待ちなさいよ」


「お兄様の自宅はあちらでしたよね」


「いやそうだけど」


「では行きましょうお兄様」


「ちょっとなんで無視しするの?」


「なんでしょうかリーナさん」


「わわ、私も行くわ。もし一つ屋根の下で何年もあっていない妹と兄に間違ったことでも起こったらどうするのよ」


「ほー」


「その間違ったこととは…」


リーナは恥ずかしそうに何か言いたげにもじもじとしていて美粉は美粉でリーナの反応を面白そうに見ている。


「それは…」


そもそも間違ったこととはなんだ?僕は数秒間ぐらいそのことについて考えていた。美粉が僕の手をさっきより強く引く。


「さっ行きましょうお兄様」


その時僕はようやっとリーナの言っていることが理解できた。間違ったことってまさか…後先リーナにクラスで変なことを言われないためにもここは家にご招待したほうがいいなと僕は思った。それに一人で帰る彼女がかわいそうにも思えた。


「リーナも一緒に来る?」


「ちっ」


「あなたがどうしてもと言うなら」


なんだ、リーナのやつ行きたくないのかな。


僕は彼女の思考が全く理解できない何しろリーナとまだ出会ってたったの一日だからそう言えばあの子も天国で元気にしているだろうか


と言って結局二人は僕の家に行くことになった。


「ここが刀馬の家?」


「うんそうだよ」


「一人暮らしにしては大きくないかしら」


「うん、仕事で…」


「えっ?」


「いや、姉さんが僕にお金を送ってくれてるんだ。朝とかたまあに起こしに来てくれるよ。」


「学園長も忙しそうだし私が今度から起こしに…」


「なんか言ったリーナ?」


「いえなんでもないわ」


「お兄様今度私が起こしに行きましょうか?」


その瞬間リーナが美粉の顔を見てものすごい怒っているようだった。まるで私のマネしないよねとでも言うように彼女に


「大丈夫だよみんなに迷惑かけるわけにはいかないからね」


「お兄様少々お待ちください鍵の方を…」


「おい、待てなんで僕の俺の鍵を持っている」


「とある筋から入手したとだけ」


「俺の家の鍵はどこの裏ルートで入手したんだ!」


「まあそんな事はさておき早く中に入りましょう」


「そうだな昼間は夏みたいな暑さだけど夜は秋だから少し肌寒いもんな」


なぜか知らないがいつもだったらそこで何か言って来るリーナがやけに黙っている。僕は彼女があまりにも猫背のような格好をしているので彼女に話しかけて見た。


「どうしたのリーナ」


「なんでもないわ」


と、リーナは頬を少し染めて言う。


本当にどうしたんだろう寒いのかな?


家のドアを開けるとまだ引越しの荷物が玄関に少しある状態だった。美粉はまるでいつも一緒に生活していようないいぷりで


「お兄様先におふろ沸かしますね」


「うんわかった頼む」


なんだまるで一緒に帰ってきた夫婦じゃないか。

まぁそれは置いといて美粉だけにやらせる訳にはいかない

俺も何かしよう


「僕は暖炉と食事の支度をするよ」


さいしょは送ってもらうだけだった予定

のリーナもこんなに寒そうだし一旦暖かい食事でも...


「あっそうだリーナ今日家でご飯食べで行きなよ」


「分かったわ、家の使いに小くじを食べて帰ると連絡しておくわ」


「それじゃ僕の部屋にでも案内するから」


「えー!!刀馬の部屋に??」


彼女は少しためらうような顔だったが


「あ、やだったら暖炉があったまるまで寒いけどリビングにいてもいいよ」


彼女は少しためらうような顔だったが僕の部屋に興味があるみたいだった。


「や、いいわあなたの部屋で」


「そうか…」


「ここが男の子の部屋わー」


なんだこのキラキラした目はまるで動物に餌を与えるときの状態じゃないか。


「ごめんね、まだ引越しの荷物が残っているんだけど...まぁここにでも座って」


「ええ、ありがとう」


「ちょっと待っててお茶を持ってくるから」


そひて僕は階段を飛ばし飛ばしで降りて行きリビングにさっき置いてあった高い麦茶をまた飛ばし飛ばしで階段を上って言った。その時何やら僕の部屋からリーナの声がする。僕は少しは悪いと思ったが盗み聞きをさせてもらった。何をやってるんだ「お兄様〜どこに行ったのかしら部屋かしら」やばい俺が覗き見してたみたいになる。仕方ないすまないリーナ...


「ここが刀馬の部屋かぁ〜ここで刀馬が寝ているんだ…スリスリ」


「お待たせリー…なな、何しているの?」


「違うのこれは…」


何が違うんだ人のベットの匂いを嗅いでこいつ何がしたいんだ?

と言うか変態だろ...


「お兄様お風呂のお支度ができましたよー」


「お兄様?」


まぁいいここで妹にバレたらたとで面倒なことになるから言わないでおこう。


「嫌なんでもない」


僕はそのことをごまかすかのように二人をお風呂に入ってもらうことにした。


「ほら先にリーナと一緒にお風呂を入ってきな」


「えっ私も!」


僕はさっきのことを妹などに言わない代わりにいうこと聞けと目線でリーナに合図した。すると彼女は分かったわよとでもいうように潔く風呂に入ってくれた。


「えって、だってさっきから寒そうにしていたじゃないか」


「それは…もう分かったわよ」


僕はさっきのことを妹などに言わない代わりにいうこと聞けと目線でリーナに合図した。すると彼女は分かったわよとでもいうように潔く風呂に入ってくれた。


「よろしいじゃあ俺は引越しのかたずけがまだ残っているから」



「お風呂はこちらですリーナさん」


着替えている時リーナが美粉に一番聞いてわいけないそして彼女を苦しめる一言を言ってしまった。


「ねぇ美粉さん刀馬の1年前に何があったか知ってる?」


「さあ、知りません」


美粉は少し怒り気味で言った。


しかし、美粉の様子を見てリーナは変に思った。そして美粉が刀馬のことを誰よりも愛していることをリーナは気づいていた。


「ちょっとなんかみんな変よ」


「変って何がですか」


「みんな刀馬の過去のことを話そうとしない」


「それにつては教えることはできません」


と美粉はリーナにはっきりと断った。


一方、刀馬はとある人物と話していた。


「プル プル プル」


ビデオ電話の音


「小早川刀馬大佐元気そで何よりだ」


「お久しぶりです村田大将」


「一年ぶりだなそっちの生活はどうだまた復帰できそうか」


「いえ、まだお時間をくれると助かります」


「そうもいかないみたいだ」


「どう言うことですが」


「それがだな最近他県の剣術学院が襲われているんだ。敵の正体は国際犯罪組織タクティクスだと分かった」


「それで予想では三ヶ月後大佐のいる地元にくる可能性があるんだがもし大佐のいる学園にきたら我々の舞台と一緒に行動してくれないか?」


「前僕のいた第一部隊ですか?」


「そうだ、みんなお前の帰りを待っているぞ」


「それはありがたいのですが、それは出来ません」


「どうしてだ?」


「自分の過去にしたことではなくて、いまは俺にも生活があります。なので大将も存じあげていると思いますが俺一人で十分です」


「そうか君の学園は任せた」


「わかりました、それとあと一つなぜ日本軍で最強の部隊、日本剣士軍の第一部隊が 派遣されてたかがテロ組織の鎮圧に時間がかかっているのか?」


「それがだな今回は相当な手だれらしい大佐も気をつけるように、それでわまた」


「はぁー」


俺は長い溜息をついて自分がした過去の過ちをたどっていた。


「そうかもうあれからもう1年間か」


あいつら元気にしているかな?


ふと、今まで隠してきたかなしさ苦しみ怒りが込みあげていきて涙が出た。


「あれ、俺どうして泣いてるんだ」


その時雪が降ってきたまるで彼女が死ぬ前に流した涙のように。


「そうかセルスティーナお前も泣いてくれているのか」


一条由馬です。連載してやっと三部目がでました。一体刀馬の過去に何があったのでしょうねー

4部目は作成中です。


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