1−1転校そして彼女との出会い
「ピピ ピピ ピピ」
目覚ましがなるいつものように目覚ましを止め起きて背伸びをする。
「ん〜」
朝目覚めるといつもと違う景色が広がっていた。なぜならば今日から転校して初登校日なのだ。ふと、時計を見ると...
「あ!!!やべー遅刻する」
さっさと身支度を済ませ食事は取らずに家を後にした。
「はぁはぁ、転校初日から遅刻しそうなんてついてねーな」
国立剣術学園今日から俺が通う高校だ、ギリギリ校門の前を通り過ぎて安心したやさき...
俺はよそ見をしていた。
「危ない!!」
「え?」
僕は一人の少女を押し倒してしまった。その時スカートの中から水色が見えた。
「いててて」
僕は何が起こったのかパニックで全く見えない状態だった。
その時、彼女はまるでバックを盗まれた女性のように悲鳴をあげた。
「キャー!!!ちょっとあなたどこを見ているのよ」
白髪の美しい彼女は顔を真っ赤にして言った。
俺は見て見ぬふりをして...
「何も見ていないよ」
実は見えたがこの状況でいうと俺が悪者になってしまう。しかも、なんか周りに生徒たちが集まってきた。俺はもうしわけないという気持を抑えながら、彼女から離れようとした。僕はさりげなく爽やかにまるでおはようとでもいうかのように言った。
「じゃあ俺もう行くからごめんね」
彼女はきに食わない顔で僕の手を鷲掴みした。
「待ちなさい、嘘をつくのも大概にしなさい」
「私嘘をつく人大嫌い」
と言って彼女は少し泣き目で甲高い声をあげて後ろに装備してあった剣を取り出した。周りの生徒たちが影で言っていた。
「なんだなんだ、あの優等生でうちの学園審査序列一位のリーナさんが男にキレてるぞ」
「あいつ、リーナさんに何したんだ」
「でも、今月から誰かは知らないけどリーナの序列を越して審査序列一位を転校生が奪ったそうよ」
審査序列とは入学テストのようなものだ体力、剣術、そして筆記のテストだ。この総合得点が序列の順位を決めるらしい。しかしまだ自分の序列が何位かなどその時に知る由もなかった。
「ちょっとあなたどっち向いているの」
彼女はさっきの涙はどこに言ったのやらわからないくらいまるで獲物を狙う虎のように僕の方を見ていた。
しかし、彼女は一旦冷静になったらしく僕に名前を訪ねてきた。
「あなた名前は?」
「僕?僕の名前は刀馬」
彼女は僕を完全になめているような顔でこちらを向いていた。
「刀馬ね、覚えとくはこの不埒者」
僕は少し頭にきたので剣を取り出そうとした。しかし、あいにく転校したばかりでまだ学校から剣を授かってい。また、審査序列によっても使える剣が一人一人違うらしい。剣を持っていないため僕は何も取り出さず素手で戦うことにした。彼女と周りの人たちは僕が素手で戦うことを馬鹿にした。周りの生徒がこそこそと言っていた。
「あいつまじかよ死にてーのか」
「あのままじゃあの子本当に死んじゃうよ」
彼女は自分がまるで馬鹿にされているように怒った。
「あなた本気!」
「剣と素手じゃあ結果は決まったようなものじゃない」
どうやら、彼女は俺が彼女を馬鹿にしていると思ったらしい。
僕をのみこむような目でこっちを見てくる。その怒りは周りの生徒たちにもピリピリと伝わってくるのであろう。
「ここまで屈辱を受けたのは初めてだは、だからあなたを許すわけにはいかない」
「覚悟しなさい」
その時だった...
「そこまで」
まるでナイチンゲールがきたかのように生徒たちは静まり自分の教室えとむかて言った。そして彼女も剣を納めた。その人はでもなんだこの雰囲気、生徒たちでが帰って行く途中で誰かはわからないがどこかで聞いた声と頭がちょっこっとだけ見えるどこかで見た髪型そしてあの美貌にスタイル抜群そうあれは、俺の姉だった。そして彼女が姉さんのことを...
「学園長!!!」
彼女は姉さんと親しげに話している。姉さんは僕の顔を見て何か言いたげに彼女に言った。
「で、私の弟が何かしたか」
彼女は思わず驚きを隠せずにいた。
「えっ、それが彼が私のスカートの中を...」
僕は焦りと姉から向けられる視線に息が詰まりそうだった。姉は呆れたような顔をして息をついた。
「なるほどな、おい刀馬昼休みに学園長室に来い」
彼女と姉さんと別れたあと僕は職員室に行って担任の先生に挨拶をした。その後担任の先生と一緒に教室に行きクラスに入った瞬間周りの冷たい目線に僕は死にそうだった。クラスの女子がこんなことを言っているのも声も聞こえてきた。あいにく僕は地獄耳なのだ。
「あの子を押し倒し立っていう転校せいってあの子よね?」
「そうそう」
「しかも、学園長の弟らしい」
クラスのメンバーを見るとなんということに彼女がいた。そして、先生がぎょろぎょろと空いている席をさがしている時彼女が僕の顔を睨みつけるように見てくる。
「えーと刀馬くんのせきはあそこだな」
ふと席を見ると彼女の隣だった。クラスの女子がざわざわと僕と彼女が隣の席になったことを話している。
思い切って僕は彼女に話かけることにした。と思ったもののなにをばい話せばいいのか全く思いつかなかった。その時後ろの男子がアドバイスをしてきた。
「女の子に声をかけるときは名前から聞いてみるのがいいでしょー」
僕は一瞬どこかであったかな、やたらとフレンドリーだな。一応アドバイスをしてくれた後ろの席にいた男の子に教えてけれた感謝も含め名前を聞いてみた。
「教えてくれてありがとう、君の名前は」
と声をかけたら隣にいた彼女がさっきよりもお怒りモードになってる。後ろの席にいた子は僕の隣にいた彼女の様子を見ながらすいませとのばかりに僕の耳でこうささやいた。
「俺なの前は康彦、でちなみにあんたの隣にいる残虐姫さんがリーナ。でも、俺が言ったところで意味がないそれに謝罪の気持ちを込めて自分から名前聞いたほうがいいよ。それにリーナもそれを持っているみたいだし...」
と康彦が言ったのを聞きつつリーナの様子を見るとこちらをジーと見ている。まるで話しかけてきなさいよこのバカ。とでもいうように、しかし彼女は僕が見ていたのに気づいたようでまたもや窓側の方を向いてしまった。俺は勇気を出してリーナに声をかけてみることにした。その前に康彦に恐る恐る訪ねて見た。
「にしてもなんなのこの周りからの視線」
なぜかは分からないがさっきからクラスの人たちが僕とリーナの方を見てくる。女子は俺のことをまるでリーナに何するつもりまたなにかすのみたいな顔で見てくるし男子は男子でてめー気安くリーナに話しかけるなよみたいな顔で見てくる。康彦は康彦でそれを少し面白そうに見ているしなんというか自分がクラスにいずらい雰囲気になっていた。康彦はクスクスと笑いながら僕にこう言った。
「それはそうだよ、だって転校初日から学年で一番の美少女を校門の一眼の見えるところで押し倒して終いにはスカートの中をのぞいたんだから。男子から人気のあるリーナで女子からは慕われているリーナなんだから」
「俺ってそんなやばいことした?」
全く自分ではやらかしたと思っていなかったがあとあと康彦から聞くと自分んが悪いことをしたことに気づいた。僕はリーナに誠心誠意を持ってきっちりと謝罪したいと思った。なので、再び決意をして僕はリーナに話しかけて見た。
「さっきは本当にごめん」
彼女はやっと話しかけて来たとのばかりにあきれた表情で少しほほを染めて言った。
「いいわよ別に終わったことだし」
僕は恐る恐る名前を聞いてみた。
「ところで君の名前は?」
「リーナよ」
僕は彼女が機嫌を直したので嬉しさのあまりつい調子にのって
「リーナか、美しい名前だね」
と言ってしまった。リーナはまるで風呂上がりで逆上せたかのような顔になった。
「ななな、なに言ってるのよバカ未婚の女性に美しいなんて...」
その時だった、僕の背後にいたクラスの男子からオーラを感じる。ものすごい圧力だ。僕は恐る恐るリーナに訪ねて見た。
「リーナさんて今付き合ってる人とかいる?」
僕が言った瞬間リーナは覚悟を決めたように
「えっ、いないわよ」
と彼女は恥ずかしそうに言った。またもや男子の圧力を感じる。これ以上僕とリーナの会話を聞かれるとクラスの男子がもっと強い圧力を浴びせられそうだ。なので僕は思いついた。そうだ聞こえなければいいんだ。と思いつき僕はリーナの耳元でクラスの男子のことについて聞いてみた。
「じゃあなんでクラスの男子たちがが僕の方を睨んでくるの」
その時だった教室に変な服装をきた連中が入ってきた連中は俺に刀を向けて来た。
「貴様が刀馬とか言うやつだな」
俺は、少しキレ気味でなんだこの物騒な奴ら今日転校した転校生になめも名前も名のらず刃物向けてくるなんてただ者じゃないな。
「人に名前を聞く前にお前らがなのったらどうだ?」
「失礼した、我々はリーナ様親衛隊。リーナさまを朝校門の前で押し倒したということで処刑しに来た刀馬とやら我々と決闘しろ!!」
俺はことわるつもりだったが自分のしたことなんだから最後までけじめをつけなきゃと思い了承して勝った時と負けた時の条件をつけた。
「いいだろ決闘してやる。だが条件をだす。もし俺が勝ったらリーナとこれからも一緒にいる。もし俺が負けたらこの学園を去ろう。勝負は一対一じゃなくて俺対お前らだ」
「了解した、しかしなめるなよ我はれと一人で戦おうなんて転校したばかりの転校生が」
彼らはそのあと大人しく引き下がった約束した時間は昼の12時に学校のグラウンドでと言うことになった。俺はふと思い出した、姉さんと学園長室で話すのも確か昼の12時だったなヤベー間に合うかなと考えていたら康彦が声をかけて来た。
「お前まじかよあのリーナの親衛隊と勝負するのかあの中のリーダーの一人が実践序列1位だぞ」
実践序列とは名前の通り実践で高得点をとった人がその頂点に君臨するらしい。
「ちなみに俺の実践序列は30位で、審査序列が52位だ」
別にいらん情報だが一応覚えておこう
「ちなみにお前は?」
「分からない、今日昼に姉さんの所に行って剣と実践序列と審査序列を贈呈してもらう予定だ」
「確か決闘も昼だよな」
「そうだが何か」
「そうだがって、お前剣もないまま戦うなんてと死ぬぞ」
「あいにくかしたい所だが剣を貸すとそれ相応なりの処分が来るからな」
康彦は貸せない自分への罪悪感があるのであるらしく少し悲しそうな顔していた。
一方リーナはなんか顔を赤くしてさっき僕が言ってたことを繰り返していた。
「リーナとこれからも一緒にいる...美しい名前...あはははは」
リーナは何か誤解しているようだがまぁそれはいい
「リーナ?」
「えっ、なにも言ってないはよ」
いや言ってたのバレバレなんですけど...
「で何かしら」
「この後、お昼に親衛隊と戦うから早めの食事を取りたいから学校案内と一緒に食事をしないか?」
「いい、いいわよ」
その時クラスの男子たちが僕の肩をおもいっきり掴んで僕の名前を呼んで来た
「刀馬くん僕たちとお昼を食べないか」
と彼らはどこか羨ましそうに僕の顔を見て来る
「ええと...今日はリーナさんと食べるからまた次の機会に...」
「えーそんな固いこと言わないで僕たちと食べようよ、ねー刀馬くん」
「いやそれはちょっと...」
「いやいや、いやめなさいよ」
「いやしかし、リーナ様が嫌がってるとなれば私たちは...」
「わわ、私は嫌がってなどいませんむしろ一緒にいたいです!!」
彼女が口に出した一言がこの瞬間クラスのみんなが驚いてみんながショックのあまりその場に棒立ちしてしまった。
「えー!!!!」
自分も恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になてしまった
「りり、リーナ何を言って...]
「いい、いじゃない私はこの人に押し倒された時から運命だと感じていたの」
クラスの男子がショックのあまりに腰が抜けてその場ばに倒れ込んだ。その瞬間を康彦がくすくすと笑う
「嘘だろ、いままでリーナ様に告白した男子が50人くらいいて全員振られたのになぜこんな奴が」
こんな奴ですみませんでしたね...しかも俺告白してねーし!!
その時、リーナが顔を伏せながら僕の手を繋いで廊下へと走リ始めた。
「こっち」
「ちょ、リーナ〜」
この時康彦が僕たちを冷やかして来た。
「ふゅーふゅーお似合いだねー」
リーナが僕の手を引く時彼女の髪の隙間から赤い頬と涙が見えた。しばらくして、体育館の裏に来るとようやく息を切らしながら彼女はたち止まった。
「はぁはぁはぁ、どうしたの急に走りだしたりして?」
リーナは息切れが止まってからゆっくりと話した。
「責任とってもらうわよ」
とリーナはよくわからないことを言い出した。
「どう言うこと?」
リーナは少し怒り気味で言った。
「だがら、私を押し倒して終いにはクラスの人達にまで勘違いさせるなんて責任を取ってもらうをよ!!」
「だから私とお付き合いしなさい」
僕はなぜかこの時顔も赤くならなくさっきあんなことをリーナに言われたから無表情だった。ちょっと待てよ押し倒したのは百歩譲っても俺だとしてクラスの人達に勘違いさせたのリーナじゃないか...。責任は取る必要があるけどお付き合いする必要はないよな...。僕は彼女を傷つけないように丁重にお断りした。
「ごめんそれはできない、確かにぶっちゃけこんな可愛い子に告白されたら嬉しいけど押し倒されたからとかで僕を彼氏にするのはやっぱりよくないと思うんだ。しかも僕は今は女性と付き合えない事情があるんだ。
事情が...」
てっきり彼女は何か言って来ると思ったが理解してくれたようだ。
「分かったわよ」
「どうして本名ってわからないのよバカ...」
「えっ?」
「何でもないわよ」
初めて小説を書いてみました。小説書くのって難しいんですね。続編は2018年5月の終わりあたりには出せるといいなーと思っています。初めて小説を書いたので色々と間違っている部分がありますがぜひコメントしてくれると助かります。次の続編の参考にしたいので...