第五十七話
ども、今井です
俺の目の前にティーナに吹き飛ばされた綺麗な白い鎧を纏った勇者と
綺麗な白いローブを纏った勇者の仲間が転がってます両方とも容姿端麗
ティーナの事めっさ睨んでるけどね
なにをしたか知らないけどさっさとどこかに行った方が身の為だよ
君たち
ああ勇者について説明しよう
勇者この称号を持つ者は大陸に5人ほど居る
大陸の南 獣国の勇者 年に一回行われる武術大会の優勝者に与えられる称号
大陸の北 帝国の勇者 皇帝から与えられる称号
大陸の西 教国の勇者 教会から信託によって選ばれる者に与えられる称号
大陸の東 鬼国の勇者 伝説の勇者と呼ばれる血を持つ者から選び与えられる称号
大陸の中央 自由都市連合が認めた勇者 冒険者の中で信頼度の最も高い者だけが名乗れる称号
だが勇者の称号を名乗る者はいない
それぞれ南の勇者、北の勇者、西の勇者、東の勇者、中央の勇者と呼ばれている
元々勇者の称号を持つのは一人だったんだけど
各国が対抗しちゃってまあそんな感じで5人も勇者が居る事になったんだよ
南の勇者なんて一年限定だからね、勇者じゃねーだろって
北の勇者と西の勇者はもろ権力絡んでるし
東の勇者は一族で決まっちゃってるっていうか
勇者って人々が勝手に付けちゃうもののような気がするんだが
まあいいか
でその勇者くん倒れている、どこの勇者か分からんけど
「西の勇者が聞いて呆れるね」
おぉティーナも俺の心が読める様になったのか
「ふ、ふざけるな僕は勇者だぞ」
あーあなんか負け犬フラグ立ってるよっていうか負け犬って犬に失礼だよなo(`・д・´)o ウン!!
まあ意味はわかるけどドゥゾ(o´・ェ・)っ辞書
「ふん、教会だがなんだが知らないけど笑わせるそれにそこの女」
「な、なんですか」
「勇者のお供だかなんだかしらんが馬鹿なのか女」
「な、わたくしは聖女です、そのわたくしが馬鹿だと」
「なにが聖女だ、娼婦の間違いだろ、いや娼婦に失礼だな淫乱だな」
「だ、だれが淫乱ですか」
うわぁティーナ怖いわ、こいつら何したんだ
え、お前助けないのかって助けませんよ、どこのお人よしだよ
「もう、容赦しないぞ」
「私も頭にきました」
ああ剣と杖取り出したよ勇者くんと聖女ちゃん
俺が考えてる間もぼろくそティーナが言ってます
っていうかさ止めとけよ君たち逃げなさい俺は逃げる事をお勧めするよ
確かに君たちはそこそこ強いだろうけど
相手が悪い飲んだら飲んだだけ強くなるティーナ酔拳かよ、俺なら逃げる
「おぅ上等だかかってこい偽善勇者と淫乱聖女」
うわぁ酷い言葉だ
さてあいつらが戦ってる間にどうしてこうなったのか酒場の客に聞いてみるかな
べつに聞きたいわけじゃないからスルーしてもいいんだけど暇だし
証言1 「ティーさんがいきなりそこの坊主に殴りかかっただけなんだよな」
証言2 「白鎧着た男の人が少女に声をかけてたわ」
証言3 「白いローブ着た女の人が怒鳴ってたな」
証言4 「女の子が走ってどこか行ったぞ」
証言5 「白い鎧と白いローブの二人組み人を探してたみたいだな」
この中で一人だけ嘘を言ってます・・・いやいやそういう問題じゃないかぁ
うん、どうでもいいわぁ
(○ ̄∀ ̄)ノぁぃ
って聞いて回ってる間に
勇者くんと聖女ちゃん
地面にぼろぼろになって転がってます
そろそろいいか
「ティーナなにしてるの」
「ん、おおいまっちとジュエルかどうした」
「どうしたって俺はジュエルに連れられて仕事で来たんだが」
「ああ、そぉだったなすっかり酒飲んで忘れてたぞぉ」
「まあこれだけ騒ぐと(´・д`・ )ウザ・・が来そうだから場所変えるか」
「そうするか、飲み直しだぁ」
はいはい俺とジュエルはティーナを連れてこの場を去るのであった




