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異世界でコンビニはじめました  作者: CAT
新メニュー開発編
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第十八話

ども、今井です


野外学習から帰ってきて三日、いつもの平穏な日々に戻ってまったり寝ている店長です


あれから何があったかというと


魔力を使い果たしたエース君たちパーティーメンバーを2.3日基地で休ませた後


学園に無事戻ってきた訳だが報告書を渡して後はブレアの馬鹿に任せたので詳細は知らん


ノルマは結果的にDクラス128体Cクラス36体Bクラス1体合計338ポイントになり


野外学習に出掛けたパーティーの中では2位だったらしい


1位は481ポイントでAクラス魔獣を仕留めたらしい


いや上には上がいるね、エース君たちももうすこし経験を積んで


連携を上手くいかせればいいパーティーになるだろうね


まあでもフェンリルとか獅子王とかに会えたんだからいい経験になったろうね












それはそれとして俺が今何をしてるかっていうとトロールの肉を使ってすき焼き風お弁当を製作中


ああ、これは言ってなかったかな


うちの店に置かれているお弁当について売れ筋商品であるお弁当


まずはじめに俺が試作品お弁当を作る


隣の女将さんその他食堂の従業員の方に味見をしてもらいおいしいと思う物を


女将さんたち食堂の方々に作ってもらうっていう仕組みだ


もちろんコストや生産効率なども考えて女将さんに頼む


どんなにおいしくても素材が珍しすぎたら意味ないし


手間隙掛かる料理なんて女将さんたち従業員がめっさ反対する


毎朝食堂の女将さんたちが作ってお店に並べる


冒険者達の多くは一日中狩に出るのでこのお弁当というシステムかなりの好評かを得ている


バリエーションも多いし人気商品だ


女将さんと交渉して契約


俺が新メニューを考えて女将さんが大量に作る、その商品はお弁当という形でうちだけが売る


隣のお店でも食べれるがお弁当などの販売はしない






「どうです女将さん」


「トロールの肉に醤油ソース肉は合うんだけど甘すぎて濃すぎるねえ、ネギだけっていうのも」


「いやぁ冒険者達には濃い味がいいかと」


「濃いだけだとねこれじゃ甘ったるくて米は少しずつ認知されてきてるとはいってもねえ」


「だめですか」


「駄目ってことじゃないんだけどこうなにか一つ工夫が欲しいかな」


「わかりました、もう一度作り直しますよ」


「あいよ」



っていうことで俺は今お店の調理場に居るわけだが


「どうしたらいいと思うジュエル」


「そうですねパクパク、私は甘くておいしいと思うんですけどパクパクたしかにそういわれればなにか足りない気がしますねパクパク」


「そうだよな、キノコか豆腐でも入れるかっていってもどっちもなかなか手に入らないんだよな」


キノコも豆腐も手に入らないといっても大量にって意味で売ってる事は売っている


「あとは白菜かぁ、俺あんまり好きじゃないんだよな、それに白菜入れたからってな」


「わしは生の方が好きだけどな」


「いやぁまあスカイはそうだろうけど」


「そうですよ、私たちは生肉って訳にはいきませんから」


悩む俺達であった

























「ところでなんでスカイさん今井さんの家に住み着いてるんですか」


「ああ、それなんか帰るのがめんどくさいってうちに住ませろっていうから、じゃあ働いてくれるんならいいよって」


「そ、そうなんですか」


「新しい従業員のスカイをよろしくなジュエル」


(o´_`o)


「っていうかスカイさん小さくなりました?」


「おぅ、今井に言われてな体を小さくしたんだ」


「そ、そうですか、それに威圧もなくなったような」


「おぅ、覚えた、これからよろしくなジュエル先輩」


「は、はい」











こうして俺のお店に新しい従業員神獣フェンリルのスカイが加わることになったのであった



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