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異世界でコンビニはじめました  作者: CAT
課外学習編
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第十五話

ども、今井です


いやぁフェンリルってふわふわだね


神獣とか言われてるから毛並みも棘棘してると思ってたら違ったよ


これがもうふわふわ、寝心地いいわぁ





「店長、そのいつまでスカイさんはいるのでしょうか」


「なんだよジュエルお前も乗ってみたいのかいいぞスカイに頼んでみようか」


「そういう意味で言ったわけでは」


「本当かぴょ、私乗って見たいぴょ」


「おお、リーフか乗りたいか、素直でいいな」


「私も」


「僕も、乗る」


「なんだリンにキースも乗りたかったのかよ」


「スカイ」


「なんだ」


「乗っていいか」


「別に構わんぞ」


「やったぴょ」


「ありがとう神獣さん」


「乗る」







「おぃおぃ落ちるなよ、馬と違って鞍があるわけじゃないからな」


「ジュエルも遠慮せずに乗れ乗れ」




俺が今何をしてるかというと、スカイの背中に乗って移動している


みんな楽しそうだ、ああ野外学習はもう5日目


あのあとスカイと仲良くなってこれからどうするんだって聞いたら付いてくるって言い出して


まあべつにいいかってことで一緒に行動してるわけだ




「あの、今井さん」


「ん、どうかしたかエースくん、あれやっぱ君も乗りたかった、遠慮しなくてもいいんだぞ」


「いえ、まあ乗りたいことも無いわけではないんですが、そういう事ではなく、このままだと野外学習にならなんですよ」


「ん、どういうこと」


「申し訳ないんですけど神獣フェンリルさんがいると魔物が怖がって近寄ってこないんですよ」









「ああ、そういうことか」


野外学習にはパーティーノルマが課せられている


今回はDクラス以上の魔獣200体以上の討伐である、これ自体はそんなに難しくない


期間は2週間Cクラスを討伐すれば5体分にBクラスなら20体分だ


Aクラス以上は生徒達には危険と判断した場合、引率の先生の指示に従い


撤退することもある、これによって減点される事は無い


ちなみにフェンリルはSクラス天災クラスだ


「っていうかそういえば野外学習終了してもいいんだよな」


「だめですよ店長」


「ジュエルも知ってるだろAクラス以上の魔物に遭遇した場合野外学習を取りやめて、それまでの行動で採点すればいいって、たしかそんなこと言ってたぞあいつ」


「駄目です、スカイさんと戦闘になって負傷者が居るならそれでいいでしょうけど」


「まあ、休暇だと思ってのんびりするかな、でもどうするかなスカイ」


「なんじゃ今井」


「スカイ気配って消せる?」


「無理だな」


どうするかな、初日と二日目にDクラス18体にCクラス3体倒してるだろ


あ、そういえばこいつ等、何処向ってるんだっけ


「なぁエースくん君たち何処向ってるんだ」


「はい、ドール山脈のふもとの獅子の森です」


「ああ、そういえばこの道真っ直ぐ行ったら着くな、あそこなら結構強い魔物も何体かいるし、それじゃエース君、ちょっと外れるけどそこの近くに小屋があるんだ、そこに行こう」


「はい、それでどうするんですか」


「まあ、スカイにはどこかで待機してもらうよ」

















ドール山脈ふもと、獅子の森近くの小屋


「じゃまあ行って来るわ、あと5日ぐらいしたら戻ってくるからここで待ち合わだ、またなスカイ」


「了解した我も知り合いの所によるかな」


「ん、フェンリルの知り合いってこの近くにいるのか」


「ああ、喧嘩仲間だたしか、獅子王とか言われてるな」


「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」」」


「それって」


「どうかしたかリン」


「獅子王って今から私たちが行く獅子の森の守護神って言われてる方で獅子の森の奥深くに住むっていう言い伝えが残っているのですが」


「そ、そうなのか、まあフェンリルて神獣なんだから、獅子王もいるだろ、じゃあまあいいか出発だ、スカイまたな」


「おぅ」













「あのぉジュエル先輩」


「どうしたのリンちゃん」


「店長って何者ですか」


「店長は店長だよ、元Bクラスの冒険者」


「Bクラスですか」


「ええ、昇格試験疲れるから受けてないだけでAクラスになれる実力はあるみたいだけど、私も詳しくは教えてもらってない」


「そうなのかぴょ先生はきっとすごい人なんだよ、きっと元伝説の冒険者とかだぴょ二つ名とかあるだぴょね」


「眠りの今井」


「なにいってるのリーフちゃんにキースくん」


「そんなの無いわよ、きっとたぶん」






「紅蓮の剣士」


「エース君までなにいってるの」


「1年ほど前に行方不明になった冒険者、Bクラスなのに実力的にはSクラスに匹敵する伝説の冒険者の二つ名がたしか紅蓮の剣士だったはず」


















っていうか話し声まるっと聞こえるんだけど


このまま寝た振りしてた方が無難だな


ああ、ちなみに俺の二つ名紅蓮の剣士です


30歳の時に呼ばれました、二つ名もちです


ふ、ないな、ハズカシィ・・(*pェq*)




あ、仕入れしないとな


あっちの世界に居た時コンビニ深夜のバイトもしたけど


じゃまなんだよな夜中来る客って


朝と昼の時間帯忙しいのはみんな分かってると思うけど


夜2,3時ごろも結構忙しいんだよ、商品めっさ来るんだから棚に置くだけで


それで一段落したあとに本を立ち読みしに来る子供がもうじゃまでじゃまで


買っていくならまだいいけど立ち読みって10分休憩できる貴重な時間をって


まあもういいんだけどね、こっちで二十四時間しないし


っていうかそんなことしたら俺ちね


バイトの子ももっと雇わなきゃいけないし


そもそも24時間にした所で客来ない


ああ、冒険者は朝早いからうち、朝5時から開いてたりする


夕方5時ごろ閉めるって感じかな




え、いきなりなに言ってるのってそれはあれだよタイトルコンビニなのに最近コンビニの話してないから無理やり捻じ込みましたとさ


じゃ寝ながら歩きますかね(´-ω-`)b











次回はエース君率いるパーテーメンバーを中心の物語です

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