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異世界でコンビニはじめました  作者: CAT
秋のパン祭り
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第十二話

ども、今井です店長ですいまっちとも呼ばれたりしてます


今回初、俺はお店の外にいまーす


いや普通に家にずーといたわけじゃないけど


この話だと基本家か店での話しなので今回初めて外での出来事を話そうかと


今回俺が居る場所は


パン祭り最終日【街で一番おいしいパンはどれだ秋のパン祭りコンテスト】の審査員席である








それはまあ置いといて


「さあついに始まります、第452回街で一番おいしいパンはどれだ秋のパンコンテスト開催です」


うわぁめさ元気よく司会の人が挨拶してるよ


「それでは審査員の紹介です」


次々に呼ばれ紹介される審査員


ちなみに審査員はこの街の有力者だったりする


この街の冒険ギルドのマスターだったり、商人ギルドのマスターだったり


鍛冶ギルドの副マスターだったり、知ってる所では第三王女ローサちゃんもいるわけだが


なぜ俺がってまあ俺が会議で暴れて切れたせいだったりするんだけど


もともとここにはお偉いさん自由騎士の隊長さん、この街の治安維持をする


所謂警察みたいなもんかな


でそのお偉いさんがなんか冒険者如きがとか獣人如きかとか


うざかったのでぼこぼこにしました


え、そんなことして大丈夫のかって


o(`・д・´)o ウン!!大丈夫


じゃじゃーんこれを見ろ


王様から授与された一枚の紙


この紙を持つ者は一切の罪を問われないというとてもありがたい紙なのである


まあ貴族だろうがなんだろうがこの紙を持ってれば


でも乱用すると王様の評判悪くなるから使えないんだけどね基本


まああいつは自由騎士の一般兵から評判悪かったから問題ない


俺が殴った後、自由騎士と違う王族直属部隊が調査したら


横領していたのが発覚して捕まったから問題なし


俺はただうざかったから殴ったんだけどね( ̄ー ̄)ニヤリ


でまあこんな無駄話をなぜしたかって言うと


その自由騎士の隊長が今回審査員をやる予定だったんだけど


まあ逮捕されちゃったから俺が変わりに審査員にされたのだ


あ、ちなみにこの紙を俺が持ってることは一部の人しか知らんない


なので


「続きまして秋のパン祭り発案者雑貨屋コンビニ店長今井さんです」


「ども、今井です」


まあそういう事


俺がこうぐだぐだ話してる最中にもパンコンテストは進んでるわけで


店の名前はまあコンビニだからだ


で今回パンの食べるわけだが


あ、ごりらいるよ


選ばれたんだアンパン


まあでも俺にとっては普通なんだよな


「おいしいでぅう」


「これは斬新ですね」


「餡子というものは食べたことあるのですがパンに合うとは知りませんでした」


(; ・`д・´)何気に好評かだんだけど


「今井さんなにか感想を」


「ふつう」


「ふつうですか」


「ええ、ふつうです」


「それは・・・」


「こら今井そんなこといってんじゃねーぞ」


野次が飛ぶっていうかごりらが大声でどなってるよ


「えーとまあ、あのごりらじゃなくてマークさんのパン屋は良く行くので食べなれてて」


「ああ、そういうことでしたか、それでは次のパンに」









っていうか今考えたら知り合いの審査していいのか


まあべつに贔屓する気はないけど


ここに選ばれてる時点でそこそこおいしいパンだし問題ないな


「もちもちしてますね」


「クリームチーズがおいしいでぅ」


「もちっとしてかりっとしたところにクリームチーズが合わさっておいしいですね」


まるっこいな、なんだこれ、なんか食べたことあるんだよなこれ


なんだっけなぁ


「このパン作られたベーグルさんに来ていただいておりますのでなにか意見を聞きたいと思います」


「このパンはおれっちの地元じゃ当たり前なんだけど、元々上に塗るのはバターなんだけどクリームチーズのっけたらもっとおいしんでねーかって思って作ったんだ」


ん、ベーグルさん?っていうかこれベーグルじゃねーか


こっちにもあったんだなベーグルまあ名前もベーグルになるんだろうな


「それでこのパンの名前だけどスコーンって名前にしようと」


「こらこらまてぇええええええええええスコーンってだめだろそんな名前にしたらこのパンはベーグルでしょベーグル」


「え、でもこれ俺の地元じゃみんなスコーンって呼んでるし」


「いやいやベーグルでいいじゃんっていうかベーグルに決定だからねそれ以外認めないからね」


あ、やべなに俺思い切り突っ込んでんだろうべつにここ異世界なんだからベーグルをスコーンて呼ばれててもいいんだよな、まあいいや大人しくしてよう


「それじゃ自分の名前付くのはずかしいけんど、ベーグルって名前に決定するだ」


「それでは名前も決まったことですし次のパンの審査に移りたいと思います」









その後も俺が知ってるパンが次々と出てくる訳で


そのつど強引に名前を修正していった


なんかめちゃくちゃ疲れるんだけど


っていうかパンの審査してねーーー


どうするかな、他のみんながおいしいっていうやつに合わせるかな


「それでは最後のパンです」


゜+。(ノ`・Д・)ノオォオォ。+゜


これはパン生地の上に甘い香りのクッキー生地がのった円形に格子状の線が


メロンパンじゃねーーーーーーーかぁ


まあいい食べてみるか


( ̄~; ̄) ムシャムシャ


うまうまなにこれ


もちもちとさくさくそれに甘い香り!


日本でもメロンパン食べてたけどこれは違う、旨すぎる


それになんだ中に入ってるのは!


本当のメロンだメロンクリームにカットされたメロンの歯ごたえがまた旨い


「おいしいですぅ、お菓子みたいですぅ」


「上にのっているクッキーのサクサクが絶妙ですね模様も綺麗です」


「アイデアもそうですがパン生地自体もおいしいですね」


「中のクリームがまた一段とおいしさを引き立てますね消してパンの味をかき消してるわけではなく調和させてる」




「審査員の皆さん高評価です、今井さん今井店長感想を」


「・・・う・・・う・・・ううまぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい優勝だぁこれだれだよこれ作ったのキョロ( 「・(ェ)・ )キョロ( 「・(ェ)・)キョロ」


「どうやらこれは審査の時間を設ける前に決まってしまったようだ」

















「それでは【街で一番おいしいパンはどれだ秋のパン祭りコンテスト】優勝者は満場一致で」


















「デイリーパン屋山崎さんが作ったメロンパンで決定です」















うん、なんかもうそれ駄目だよね、その名前だめだよね


いやまあメロンパン優勝はいいんだけど


「いいんじゃないんですか、ここ異世界なんですから」


「えって、サファイアさんですか驚かさないで下さいよ」


「初登場なんだからいいでしょ」


「あ、まあそうですね、」


「じゃあ自己紹介私の名前はサファイアです、ハイエルフ、好きな好みのタイプは強い人です、みんあ私を好きになってねv(`ゝω・´)キャピィ☆」


「えーといきなりなにいってるんですか」


「ええいいじゃない出番そんなにないんでしょ私、娘ばっかり登場してさ」


「まあジュエルは従業員ですからね俺と基本一番多く接してますし登場多いのは仕方がないとっていうかサファイヤさんなに言ってくれちゃってるんですか」


「まあいいわ、それにしても今回の落ちってあれでいいのあれで」


「まあいいんじゃないですかべつに」


「そう、まあいいわそれじゃごりら、違ったマークが待ってるから私行くねまた(o-ω・)(・ω-o)ネ-」


「はぁ」


それにしてもいつあってもテンション高いよなサファイアさんは


俺を助けてくれた人いい人ランキング一位絶対怒らしちゃいけないランキング除外対象















それじゃ帰って寝るかな(´-ω-`)zzz




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