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391 オッズだけで判断する思い付きレベルの馬券

 途中、ちょこちょこと馬券は買った。

 しかし、パドックも見なければ予想もしてきていない。オッズだけで判断する当てもんレベルの馬券が当たろうはずがない。

 馬場開放入場権利獲得のための金額分で終了。



 スタンドに座って、ゆっくりレースを眺めた。

 目の前では最終第十二レースが繰り広げられている。

 目は馬を追っているが、それが自分が買った馬なのかどうか、頭に入っていない。


 思い返せば、このひと月半の間、いろいろなことがあった。


 最初はノーウェの死の真相を知りたいと思った。

 確かにその気はあった。

 しかし、ノーウェの人となりが晒される中、真相解明という意思が薄れていたことは事実。

 むしろ、ハルニナやメイメイ、ランに振り回される日々。


 今日も、ハルニナを呼び出し、その続き。

 ひとつずつ、すっきりさせるために。


 かといって、何を聞き出し、何に納得しなくてはいけないのか、それさえはっきりしているわけではない。

 先日、ハルニナが言った「近い未来に」という言葉を信じて、「何か」を聞きたいだけ。



 アナウンスが、勝った馬の名を告げている。

 三つともいい名だと思った。


 キテクレテウレシイ!

 ドントウォーリーを鼻差で押し切ったか!

 三着はトップオブビューティー!

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