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9話 スキル《疾風》を奪取したぞ!

「よーし、じゃあ気合を入れて魔物を狩りに行くか」



 とにかく今は魔物を倒して、今日の宿屋代ぐらいは稼がないとな。


 そういうわけで俺はアルトバーレの周辺にあるダンジョンの1つ、レヴィのダンジョンに向かった。


 レヴィのダンジョンの難易度は易しい。

 始まりの街から近い大都市アルトバーレには、もちろん初心者向けのダンジョンが用意されている。

 出現モンスターの平均ランクはEぐらいだ。


 洞窟型のダンジョンで構造もシンプルになっている。


 レヴィのダンジョンへは、アルトバーレから徒歩で30分ぐらいだ。


 よし、到着。


 洞窟の壁には松明が掛けられているが、それでも中は暗い。

 奥へ進んでいく必要は無いので、少し入ったあたりでウロチョロすることに。



「グルルル‼︎」



 お、ウルフが現れたか。

 一発目から狙いのモンスターが出てきてくれるとは幸先が良いな。


 コイツのスキル《疾風》は派生スキルが優秀なのだ。


 DSOのスキルシステムにスキルツリーというものが存在する。

 

 簡単に言うならば、特定のスキルを解放した後、強化していけばより上位ランクの強力なスキルへと進化させていくことが出来るのだ。



 ウルフのHPは150ほどで防御力も低めだ。

 うまいことやれば今の俺でも一撃で仕留めることができる。

 そのかわりに攻撃力と敏捷性が高いわけだが、問題ない。

 なにせBランクのサイクロプス相手に耐えることが出来たのだからな。

 Eランクのウルフを相手に10分間粘るとか余裕だろ。

 スキルも3回使わせればいいだけだしな。



 ──10分経過。



「これでトドメっと」



 ウルフが噛み付いてきたところを口目掛けて剣を一突き。

 ウルフが勢いよく飛びついてきたおかげで俺の攻撃力でも問題なく突き刺すことができた。



『《能力奪取》により、スキル《疾風》を取得しました』



『レベルが2上がりました』



 脳内に声が流れた。


 ちゃんと《能力奪取》も機能してくれているようだな。


 レベルも上がったか。

 3レベルの俺にとってはEランクのウルフは十分格上だ。

 そのおかげで経験値は多めに入ったようだ。



「よし、じゃあ次は魔物討伐も兼ねて《疾風》の強化といこうかね」






 [ スキル ] 《疾風》


 [ ランク ] E


 [ 効 果 ] 攻撃の瞬間に動きを加速させ、先制攻撃する。消費MP5。クールタイム3秒。

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