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オルガのグルメin異世界  作者: TOYBOX_MARAUDER
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轟く名声

私は麻痺しているようだ。0.6万文字が少なく感じて…物足りなく感じてしまうとはな。


 父が経営する会社、猫屋敷製作所が持つ社宅の1室が使い魔たちに急遽与えられ、彼らが自分の使い魔としてやってくる以前と、さほど変わらない朝を迎えられるようになった。相変わらずウィンゲルフ以外の使い魔の位置は解らないが、気にならなくなるのもあっという間。様々な出会い、出来事…それら以外に目を向ける余裕が出来、気が付こうと思えば気が付けたはずの懸念に――気が付かされたことによって。


 それは何気ない朝食の時だった。まだ空は薄暗く、ダイニングにあるガラスボディの時計の短針が6から7へと進まんとする時刻。テーブルの上に置かれたブロッコリーとモロヘイヤ、アボカドのサラダ、鶏肉とセロリのスープ、噛み応えのありそうなライ麦パン。青いジャージ姿の花子はそれらを朝食とし、摂っていた。彼女の前へ展開される空中ディスプレイに映るワイドショーに大して目もくれることなく、黙々と。朝練の時間に遅れぬよう、少しばかり急いだ風に。


 『灰咲ジェネラルインダストリー社、ネクストステップ社、ウィッチクラフト社。2085年、日米英三カ国の企業合同で行われた火星居住化計画、"ライジングサン計画"を経て、居住可能となった火星を独占する3社への、国際社会からの疑義を呈する声は、止む兆しが見えない――』


 空中ディスプレイに映るVTR。話のしめに掛かる重々しいナレーションと共に映るは宇宙空間に浮かぶ無数の鏡を付けた超巨大な太陽炉、青い海が大半を占める火星。それも間も無く、コマーシャルを挟んだ後に…スタジオに画面は切り替わる。司会とゲストを何人か招いた場へと。


 花子は食事に集中している。テレビを付けている理由があるのかと突っ込みたくなるほどに。ディスプレイに一切目をやることなく。


 『え~、6時15分になりました。今日の特集は"人類初の群棲召喚"。魔都内の学校に通う2名の女子中学生が成し遂げた快挙に注目して行きたいと思います。今日のゲストは日本紋章術学会、野々村龍太郎副会長へお越し頂きました。今日はよろしくお願い致します』


 『よろしくお願い致します』


 突如聞こえてくる聞き覚えのあるワード、名前…声。花子は髪応えの良く、風味豊かなライ麦パンを咀嚼しながら顔を前へと向け、空中ディスプレイに映る映像をその碧い瞳に映す。


 『えー、先生。今回日本で成し遂げられた2つの事例、群棲召喚についてなのですが、どれ程の事なのでしょうか?』


 『それはですねー、1945年から始まった魔術の歴史の中で初の事例となる物と言えば、どれ程の事か解っていただけると思います』


 『はえー、すっごいんですねぇ。どうでした? 先生から見て。その群棲召喚を成し遂げた…灰咲桜子さんと猫屋敷花子さんについては?』


 『長い事紋章術をやっていますが…見た瞬間解りましたね。もう、こう…ビビビッと…オーラが違う。ブワーッと』


 偉ぶりつつ、視界の問いに具体的な事を返さず、効果音で何かを表現する頭の悪そうな会話を展開する男、野々村龍太郎。地団駄を踏み泣き喚くヤバい大人と言う印象しかないそれだけなら、石をひっくり返した時に見つかる様な、変な生き物でも見るような気分で笑っていられたが、どこから漏れたのか自分の名前が出ていることが花子は気になり、その表情を曇らせた。


 ――こうなるんじゃないかとは思っていたけれど…。


 『まあ…彼女たちの才能もそうですが…やはりこう…長年紋章術の教鞭を執る私の指導力が、彼女たちの才能を100パーセントの形で引き出した。群棲召喚を成し遂げさせた大きな一因である事も疑いようのない事実でありますね』


 『なるほどぉ…紋章の書き方教える以外突っ立ってるだけじゃなかったんですねぇ』


 『アレッ? なんか喧嘩売られてます? コレ?』


 あんまりいい気に成れず、花子はテーブルの上を指先で叩き、その上に現れたプロジェクションパネルを操作。目の前に展開していた空中ディスプレイを消し、最後の一欠けらになったライ麦パンを口の中に放ると席を立った。…気にはなりはするが、騒いだところで今更何か変わるわけでもない。今重要なのは遅れずに軟式テニスの朝練に参加することだけ。己の力の及ばぬことに気を揉んでいても時間の無駄だと考えて。


 花子はダイニングから出、洗面所へと進み…身支度をする。歯を磨き、顔を洗い…身だしなみを整えて。その後で向かうは家の玄関。ラケットバックと鞄が置かれたそこには、清史郎が居て、こちらに気が付くと玄関の扉を開けてくれた。


 「今日から使い魔で登校するというお話でしたな」


 清史郎は少しばかり心配そうに眉尻を下げる。――翼竜での初めての登校。それを彼は心配しているようだ。


 「えぇ。オルガが言うには乗った時ない人でも問題ないらしいわ」


 「左様でございますか…しかし、一度たりとも練習なしでとは…爺は心配で心配で」


 「いざとなったら魔法を使えば大丈夫よ。少なくとも高いところから落ちて死ぬことは無いわ。だから心配しないで」


 「…すみません。出過ぎた真似を致しました。では、お嬢様。行ってらっしゃいませ」

 

 心配そうにする清史郎と会話しつつ、ラケットバックを背に背負い、右手に鞄を持ち…花子は清史郎によって開かれたままの扉の向こうへ。出迎えてくれる空模様は雲が多めの冴えない天気。花子はその空の下、玄関前から軽く駆け出し、軽くジャンプする。前へと、速度を付けてそこそこ高く。


 「るるぐるーん!」

 

 どこからともなく響く声。発情した猫の様な抑揚の鳴き声の主は、花子が一番高く飛んだところで彼女の真下へと風を切り裂き滑空してきて、背に花子を乗せ――上方へと上がっていく。身体に対して大きな翼を持つ黄色い翼竜、フリフオルが。


 「オルガが言っていた通りお利口さんね。アンタは飼い主みたいになっちゃダメよ」


 ぐんぐんと上空へと上がっていくフリフオルの背の上。金ぴかの鞍の上に花子は跨り、手綱を握った花子はしてフリフオルの鋭い矢じりの様な頭の後頭部を見据える。脇腹を蹴ったり、手綱をどうこうせずとも、花子の目的が解ってるかのように、学校のある方向へと飛び始めるフリフオルに声を掛けて。


 1日の始まりの大空の散歩。今まで味わったことのない開放感を感じながら、花子は景色を楽しむ。ネオ中野魔術学校へと飛んでいくフリフオルの背の上で、もう少し晴れていたらもっと良かっただろうと心の片隅で思いながら。




 *




 異変は空からでも確認できるほどであった。ネオ中野魔術学校の校舎。それを囲う塀。敷地の入り口である校門。そこに…白い複数のバンが止められ、学校関係者とは思えぬ複数の人だかり。何かを待つようにして存在するそれらは、頻りにきょろきょろとあたりを見まわしていた。


 ――こんな事もあるんじゃないかと思っていたけれど――


 想定していた可能性の1つ。それが、形となって現れた光景。人類初の群棲召喚を成し遂げた人物への…アポなし取材。そういった連絡を受け、清史郎は断っていたらしいが…話題になりさえすればいいマスメディア。行儀の良い連中ばかりではなかったようだ。


 「フリフオル、テニスコートの前に降りて」


 「ふるーん」


 こんな事態を見越してのフリフオルでの登校。我ながら英断であったと思いつつ、花子はフリフオルに指示を出し、フリフオルはその指示に従う。何ともたとえようのない、静かでマイルドな唸り声を立てながら、テニスコートを隔てるフェンスの前へと。


 そしてフェンスの前のスペースに降り立ち、荷物をフリフオルの身体の傍に置いた時――花子は気が付いた。少数の学校関係者とは思えない、小型な機器を持った人影が…身振り手振り鼻高々に気持ちよさそうに何か語る、綺麗な灰色の髪の…少女を取り囲んでいることに。


 「まぁ、言わせて頂きますと…私ほどともなれば群棲召喚を成し得たのは必然だった…。これからも前代未聞の偉業、金字塔をどんどん打ち立てて行ってご覧に入れますわ!」


 「ワー! さすがは才色兼備の灰咲ジェネラルインダストリーのご令嬢さん! すっごーい!」


 「あぁ、何という甘美な響き…遠慮はいらなくってよ? 素直にもっとこの私を称賛しても!」


 「いよっ、灰咲ジェネラルインダストリーの跡目! 日本をさらなる高みに押し上げる次世代のホープ!」


 …おそらくどこかのテレビ局だろう。ネットに駆逐されかけて、滅亡一歩手前な彼らは桜子に取材の許可を得たようで、ご機嫌取りにしか見えないインタビュー…の様な何かをしている。彼女の家の威光もあるのだろう。とても低い腰で…諂う様に。得意げに語る桜子も桜子なのではあるが…実際運動も勉学も魔法も…そして容姿も。才色兼備。名実相伴っていて、挙げ足を取られないところが花子の気持ちを毎回モヤつかせる。


 しかし、フリフオルの存在は他の目を引く。使い魔を見慣れたネオ中野魔術学校の生徒の目を一瞬奪う程度には。当然…桜子をインタビューする取材班。そして…桜子の目さえも。


 「あら…猫屋敷さんじゃありませんの。昨日手に入れたお宝はどうで――」


 純粋な悪意。悪戯心。それはそれは意地の悪い笑みを浮かべた桜子は、そそくさと己の視線から逃げるように遠ざかろうとする花子に手を振り…何かを…口走りかける。その言葉。何を言わんとしているか察した花子は追い詰められた様な顔をして桜子の方へと勢いよく振り返り、彼女の元へと身体を向け、地面を蹴った。

 

 「うわぁぁぁぁー!」

 

 おそらく全国に生配信されているであろう桜子のインタビュー。その中で、バラされかける昨日のエロ本の話。花子は吼える。己の名誉を守るため。桜子の声を塗りつぶすために。彼女の口をふさがんとその元へ疾駆して。


 「アンタって奴はーッ! 私がアンタに何したって言うのよ!」


 「んむー!」


 桜子に詰め寄った花子は、桜子の形の良い下顎を右手で掴みつつ心底焦ったような顔をして問い詰める。どことなく泣き出しそうに瞳を揺らして。対する桜子は気に入らないライバルの、追い詰められたその顔に…なんだか勝ち誇ったような顔をする。頬を横から潰されたことによって縦長に開く唇を動かしながら。

 

 「ちょっとちょっと…今取材中ですよー。無関係の人はちょっと――」


 「お黙りッ! これは私の尊厳の問題なのよ! 脅威は実力を持って排除すべし! これが猫屋敷家の家訓…場合によっては実力行使も辞さないわ!」


 己の名誉を、品格を。それらを死守すべく、花子は牙を剥く。全国放送のカメラの前で。微かに身体に赤い雷光を纏わせて。対する取材班は思わずその気迫にたじろぎ――桜子はなんだか…幸せそうだ。心底気分良さそうに今己を取り巻く様相を眺めている。まさに…高みの見物と言った風に。うっとりした顔で。


 「この子、猫屋敷さんって呼ばれてましたよね。野々村さんが言っていた一番最初に群棲召喚を成し遂げた生徒さんでは? と言うか猫屋敷製作所のご令嬢さんですよね?」


 ほんの一瞬の膠着状態。それを破ったのはADと思しきやせ形の男。その発言は取材班たちの目の色と花子を見る目を変え、花子の顔を怒りの色に染め上げた。


 「あんのハゲメガネェェェーッ! 何してくれとんじゃぁぁぁーッ!」


 花子は桜子の下顎から手を離し、怒りの絶叫を上げる。今ある状況を作ったと言っても過言ではない男、野々村龍太郎へ向けて。彼がこの放送局のチャンネルを見ていなくとも…やがて彼に届くであろう。この放送事故レベルのインタビューが、ネットに拡散されることによって。


 「アハハハハッ! あぁ、面白い。今貴女対して圧倒的に優位に立てているような気がしますわ」


 「面白かないわーい! バカ! アホ! マウンティングエルフ! 東欧に送り返してやろうか! あのハゲ私たちの個人情報マスコミにばら撒いたのよ!? 無断で! 何対岸の火事眺めてるみたいな顔してんのよ!」


 桜子は本当に楽しそうに笑う。腹部に両手を当てながら。どことなく得意げに、勝ち誇ったように。対する花子は必死の形相で力いっぱい吼える。己の素性が野々村龍太郎からマスメディアに漏らされていた事実。テレビを見ていた時までは…限りなく確信に近い疑念だったそれを確信に変えて。


 「まぁ…私ほどともなればこうなるのも時間の問題。春の次に夏が来る…それと同じぐらい当然の事。何を苛立つ必要が? と言うか私、国籍も生まれも育ちも日本でしてよ? 人種的にはほぼほぼコーカソイド…東スラブ人ですけれども」


 「…あぁ…アンタのナルシストっぷりは見聞きしているだけで胃もたれするレベルね。もう…お腹いっぱいよ。朝練始まるまでにその底なしの承認欲求が満たされると良いわね」


 桜子は…別に個人情報がどうとかあまり考えていないようだ。相変わらずの自信満々の顔に…少しの自己陶酔の色を混ぜ、長く艶めく、光の加減で銀色にすら見える一糸乱れぬ髪を手の甲で払って見せる。むしろ好都合とすら考えている風にすら思えた。目立ちたがり屋な桜子。対照的とまでは言わないが、静かに暮らしたい花子。――価値観、意識の乖離が会話によってはっきりしたところで、花子は参ったように右手を額に当て、根負け…戦意喪失し、踵を返す。しかし――


 「皆さん、さっきのが私のライバル…猫屋敷花子。実は昨日使い魔が買ったと言う体で大人の階段を――」


 「わぁぁぁぁぁー!」


 桜子は逃がしてはくれない。花子が去ると見ると、透かさず撮影機器を構える取材陣に向かって悦に浸り、悪意の伺える笑みを口元に浮かべて両腕を開いて――またもや何かを口走りかけ――焦る花子が半泣きで止めに入る。漫才にすら思えるその様子に取材陣は微かに笑い声が漏れた。


 刹那――あたりに響き渡る手を叩く音。妙にクリアに響くそれは、周囲の視線を集めた。


 集まる視線。その先に立っていたのは――肩下までの軽くパーマの掛かったミントグリーンの髪を項下に一本にまとめたポニーテイル。綺麗なホワイトリリーの瞳。身長170センチほどだろうか。すらっとした体つきで、おっとりした目つきの、大人っぽい少女が花子達と同様の、青いジャージ姿でそこに立っていた。


 「そろそろ部活始めるわよ。灰咲さん、猫屋敷さんも遊んでないで集合して」


 …ネオ中野魔術学校、三年。軟式女子テニス部部長…薬師林檎。彼女の呼びかけにより花子に掴みかかられていた桜子は、残念そうに唇を尖らせ…花子は桜子から手を離して胸を撫で下ろし、2人揃って林檎の元へと歩き出す。


 「ごめんあそばせ。楽しかったですわ。ではまた後程」


 「あっはい、お疲れさまでした。以上、群棲召喚を成し遂げた超絶天才少女、灰咲桜子さんでしたー」


 おそらく朝練が始まるまでと言う条件付きで取材を承諾したのであろう。桜子の一言によって取材陣は撤収を始める。だが、花子の心には引っかかる。後程と言う…桜子の発言は。ぞろぞろと集まる女子テニス部員の中で、花子は見据える。桜子の得意げな横顔を。


 ――こいつがあの事を喋らない保証はない…。


 口元から歯を覗かせ、警戒感をあらわにする花子。今までにないほど己に注意するそんな彼女に、桜子はふふんと鼻を鳴らし、勝気な微笑して見せた。


 「今回は私の勝利ですわね」


 何かと花子と競い、比べたがる桜子。彼女は溌剌とした、得意げな顔で言う。しかし、花子にはもう彼女に言葉を返す気力は無く…反抗的な態度でプイッと顔を背けるだけ。背けた顔の視線の先には眠そうに目を擦る雫と、ラケットで肩をトントンと叩く蜜柑の姿があった。


 群棲召喚。それを成し遂げた名声は…今までにない注目を、2人の少女にスポットライトを当てる。その明かりの中で得意げに胸を張る桜子と、居心地悪そうにする花子に。その日の朝の変化は、その後の影響を2人に感じさせた。けれど、今から始まるのはなんてこともない、見知った仲間たちとのいつもの朝練。集合して…話を聞いて…それからラケットを取り、開始される体験し慣れた朝の一幕。1日の始まりを感じさせる時間の始まりだった。

知っているかい? 宇宙条約の一部の内容であるが、これは国家の宇宙空間、天体等の領有を認めない。日本だとかアメリカだとか…そういった先進国を含め様々な国々が批准、署名を行っているものだ。

だが思った。探査機のハヤブサがサンプルを採取していたが…いいのか? と。日本は宇宙条約に著名する国ではあるんだけれども、実はこの著名の定義がなかなか曲者で…著名は賛同の意を示す程度の物で、実は法的拘束力がない。守ることは義務ではないのだ。…私は思ったよ。欺瞞に満ちていると。


この世界の国々は宇宙条約を守っているから企業が宇宙に出てきているという設定。日本もアメリカもイギリスも…個人や企業の天体の領有に関してまで突っ込んだ月協定にはノータッチ。なのでその国々の企業が出張ってきても問題ないというわけさ。


…現実だったら国家が大人しくしているわけがない…とは思う。だがこれは現実ではない。そういうわけさ! …間違ってないよね? 宇宙条約と月協定の認識…(戦慄)

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