ガガを倒す作戦
更新遅れた。理由は後書きで。
「なるほど、邪神ギギ・ガガですか。遠い昔、堕天する前に名前を聞いたことがあります。多くの神々が人間たちに加護を与えたことでやっと倒すことができたとか」
「ソランって何歳?」
「何歳でしたっけ……5万歳はいってると思いますが……」
天使って寿命どれくらいあるんだ?
「それよりユースケはどうして夢遊病みたいなことになったの?」
俺は仲間内で唯一ギギ・ガガについての知識があるソランを見る。
俺のアイコンタクトに気づいたソランが少し考え、答える。
「恐らくですが、ユースケ様一人では結界によってこの森に近づくことはできなかったでしょう。しかし、結界の影響を受けない我らと共にいた事で森に入ってしまった」
ソランに続いて爺様が話し始めた。
「邪神は弱き者に付け入る。今のギギは弱体化しておるが。結界に弾かれる位の弱者を一時的に操ることはできる。そもそもそのような事態を起こさないための結界じゃ」
てことは何か?俺だけ弱すぎたのが原因ってことか?
「弱くてすみませんね!」
「あー。そゆことね!弱くても大丈夫よ。あなたは大将なんだから」
ヴァイオレットさんや、フォローになってなくね?
絶対、ガガボコしてギギを悔しがらせてやる。
「で?ガガを倒すのはいいけど計画は立ってるの?」
「…………適当に皆でシバいて妖精の剣でぶった斬る」
「おっけー、ジョーカー作戦立てて」
ツッコミもなく却下された。
「多少詰めはしますが、大まかに言ったら今のボスのようになりますよ」
俺を抜いたみんなで作戦はどんどん立てられていった。
爺様ですら参加しているのに俺は……。
決まった作戦はギギを封印から出してガガを呼び出させる。
出てきたガガにギギを取られないよう、ジェイとシースナがギギを封印に戻す。その他でガガをしばき回す。
……結局俺のと変らねーじゃねぇか!
「まあ、これだけの強者がいれば面倒な作戦立てる必要ありませんからね。ボスはガガの動きが鈍くなるまで待機で」
あ、はい。
Vチューバー始めました。
白街ヌルという名前です。




