表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

329/443

ブライシュク

「なるほどな。そういう事ならマスターソードたちに話をつけておこう。すると、俺の子たちの師匠になるのは」


「それはそれで務めさせてもらいます。人に教えることで新たに見つけられることもありますので」


 そんなものか。俺は何かを極めたことは無いから全くわからん話だな。


「とりあえずお前がここに仕官した理由は分かった。どうしてお前がそこまで力を求めるのかは気になるが、時間も時間だし今は聞かないでおこう。アダマンタイト製の装備の支援の許可は出しておくから今度工業エリアに行って貰ってこい」


「はい!ありがとうございます!」


 ベリルは一礼して俺の部屋を出てスキップしながら帰っていった。

 そんなに嬉しいか。


「雄亮さん」


「孔明か。どうした?」


 振り返ると孔明が立っており、俺に資料を渡してきた。


「これは?」


「ブライシュクという国で何やら異変があります」


「また戦か?」


 ベリルのフラグ回収速すぎるだろ。ものの数分だぞ。

 こうなったらあいつ一人で戦争終わらさせるか。


「いえ、そうではありません。どちらかと言うと救援要請ですね」


 資料に目を通すとなるほど、ブライシュクから近隣の国々へ使いを出していると書かれていた。

 そのうち一国は公式に友好国のクロノ帝国だ。


「うちには来てないけど?」


「直に来ますよ」


 孔明の予言は当たり、翌日にクロノ帝国から電話がかかってきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ