表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムダンジョンのダンジョンマスター 〜俺だけが召喚できるスライムを使って一大国家を作ります〜  作者: 白街
10章 ダンジョンバトル〜ニアラ〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

288/444

何事もなく?

「いやー、参った参った。一時はどうなるかと思ったよ」


「本当そうですよ。てっきり俺、先輩が死んだかと思ったじゃないですか」


 ダンジョンバトルが終了し数時間後、孔明から休憩を与えられた俺は自宅に帰って先輩と話している。


 ヴァイオレットが叫んだ数秒後、先輩は光の粒子になり直後、おなじみの空間割りでひょっこり帰ってきたのだ。


「死んだのはマジだよ。マジ死」


「え?」


「ダンジョンバトル中に話したでしょ?僕を殺す方法」


「えーっと、先輩の想像もつかないような方法で即死でしたっけ?」


「そうそう。だってさ、洗脳を解いたやつが死ぬ呪いなんてややこしい物、普通使わないでしょ。しかもあれ解けるの僕だけだし。やっぱり敵は僕狙いだったってわけだよ!何年越しの罠だよ!まったく」


 腕を振り回しながら憤慨する先輩。情報が足らなさ過ぎて、言ってることにほとんど付いていけない。


「そもそも普通は死んだら死んだままなんですよ。身代わり人形でもないようだし、生き返ったのはどんなカラクリなんですか?」


「所謂残機ってやつだね。魔法で作ったクローン体に魂を移して僕は常に活動しているんだよ。もちろん、クローン体がやられたら魂は本体に自動送還〜」


「それって不死身と言うのでは?」


「元々僕の種族は即死しなければ魔法で回復できてたんだよ。僕はそこにちょこっと付け足しで即死しても大丈夫な種族にしたの。これぞ進化だね!」


 ラスボスにしてはいけない人材ナンバーワンだなこの人。


「で、やっぱり敵はの件はどういう意味なんですか?どこからとこまで先輩は知ってたんですか?」


「んー、それを説明するならまず被害者を呼ばないとね」


 先輩が指を鳴らすと、二人の男女が転移してきた。

 一人はニアラでもう一人は。


「誰ですか?」


「ニアラちゃんを裏で操ってた人」


 犯人強制召喚!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ