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スライムダンジョンのダンジョンマスター 〜俺だけが召喚できるスライムを使って一大国家を作ります〜  作者: 白街
10章 ダンジョンバトル〜ニアラ〜

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捕虜の扱いが面倒

「お前らが指揮官か?」


「はい」


「他の指揮官は?」


 いくらなんでもこの数の軍隊の指揮官が二人なのは少なすぎる。

 もしかすると近くで奇襲の隙きを狙ってるのかも。


「初日のそちらの斬撃にて全員討ち死にした」


 てことはこの二人が妖精族の大陸侵攻軍のトップ二人か。

 あんな適当斬撃で指揮官がほとんど死んだのか…………確かにまんべんなく斬撃飛ばしたけど、死んだ指揮官たちは運がないな。


「よし、ならばお前たちに降伏を勧めるがどうする?ここでの大勢は既に決まったと思うが」


「この状況を覆す術は拙者は持ち合わせておらぬ。ニアラ様との連絡が取れない以上は拙者たちの判断にモンスターたちも従うであろう。ゆえに降伏勧告を受け入れる。タマリは異論あるか?」


「無いです。ニアラ様がダンジョンバトルで勝たれることを祈りましょう」


 それからはこいつらを一旦どこに拘留するかに苦労した。

 なんせ数万のモンスター軍だ。警備が半端な場所だと逃げられるし、かと言って厳重な警備ができるほどの兵員はこちらには無い。


「出入り口が一つしかなくて広いところならあるの」


 戦勝報告と一緒にこの問題も城に持ち帰った所、ロメイアが拘留所に心当たりがあると言ってきた。


「ん?どこ?」


「封印を使えばいいの」


「封印?…………ああ!貯金箱か!」


 一度にすべてを護送するのは無理だったので、いくつかのグループにモンスターたちを分けて貯金箱へ連行した。

 なかなか苦労したがどうにか全てのモンスターを投獄できた。


 さて、ここまで来ると結構暇になる。ジラードとタマリを尋問という体であちらの事情を聞いてみるか。

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