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スライムダンジョンのダンジョンマスター 〜俺だけが召喚できるスライムを使って一大国家を作ります〜  作者: 白街
10章 ダンジョンバトル〜ニアラ〜

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戦力を二分

 初戦から二日後、敵の増援がやってきた。

 最初にいた数の数倍に膨れ上がっているのでダンジョン内の魔法無効化モンスターのほとんどが出張ってきてるだろう。


「いや、増援の内四割は物理耐性のモンスターだ。初日にやりすぎたな」


 それはそれで普通に魔法で倒せばいいから問題ない。

 この二日で砦の兵士は少しずつ後方へ減らしていって今は、俺とマスターソード、エスリメの精鋭百名とヒューマンスライム三百名だけ残っている。


「敵さんビビッてまだ動きそうにないな。今のうちだ」


 俺たちは魔法で姿を隠しながら敵軍の背後へ回り込み、そのまま全速力でアンチマジックダンジョンへ馬を走らせた。


「よし、これでちょうど良い時間だ」


 数時間後俺たちはアンチマジックダンジョンの入り口にたどり着いた。

 今頃敵軍はようやく砦がもぬけのからになってることに気づいて侵攻を再開しているだろう。


「アンチマジックダンジョンのダンジョンマスターにスライムダンジョンのダンジョンマスター雄亮がダンジョンバトルを申し込む!今から24時間後にバトル開始だ!」


 片足だけアンチマジックダンジョンに突っ込んで俺はそう叫んで、すぐにダンジョンから距離を取った。


「成功だな」


「ああ。これで敵の戦力は二分された」


 ダンジョンバトルまでの準備期間は最短の24時間で申し込んだ。ニアラは慌てて外のモンスター軍を呼び戻すだろう。


 しかし、敵が砦からフェアリース方向へ侵攻してきた道の近くの森や岩陰には伏兵が隠れている。

 今頃再集結して退路を塞いでいるはずだ。


 追加の戦力としてアダマンタイトゴーレムスライムが千体来ているので抜かれることはない。

 俺たちの仕事はもしニアラがダンジョンから増援を出したときの時間稼ぎだ。

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