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正式に鎧と剣GET

 数時間もするとトリアは満足した顔で部屋から出ていった。

 翌日、レジムとトリアが呼び出してきて俺は、謁見の間へと通された。


「ダーリン、おはようなのー」


「おはようロメイア。どうやら答えは出たようだな?」


「なの。剣と鎧はダーリンに、宝は妖精族に決まったの」


 レジムとトリアから、ここまで来る間に聞いたのだがシャクリーンや武官たちは、剣と鎧を妖精族にと主張したらしいが観光、財政を担う文官たちにエライ剣幕で反論されたらしい。


 文官たちは普段温厚な者たちが多いらしく、それに押されて武官たちは黙り込んでしまったらしい。

 普段怒らない人が怒ったら特別怖いってよく聞くからな。


 シャクリーンと一部の者はそれでもと言ったが文官たちに罵詈雑言を浴びせられて意気消沈して部屋に籠もってるそうだ。

 その時の文官たちは舌で人が殺せるのでは無いかと思わせる気迫で、武官たちは震え上がったのだとか。


「それじゃあ一旦封印の所へ行こう」


「どうしてなの?」


「鎧と剣と宝をもう一度入れ直すんだよ。封印がちゃんと開いたらどちらも偽物とすり替えたり、抜き取ってないことが証明できるだろ?」


 不思議そうにしていた皆が納得したところで貯金箱の所へ行く。

 その後なんの問題も起きず、俺は剣と鎧を、ロメイアたちは宝を交換する事ができた。


「なあ、ニアラを倒す事ができたら盾も貰っていい?」


「良いと思うの。盾も剣と鎧と一緒の方が喜ぶの」


 よし、言質とったぞ。

 やっぱり駄目とか無しだからな。

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