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スライムダンジョンのダンジョンマスター 〜俺だけが召喚できるスライムを使って一大国家を作ります〜  作者: 白街
9章 妖精王とダンジョンマスター

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日本語

「翻訳魔法は?」 


「洞窟に魔力吸収されるから駄目なの」


 出たよ魔力吸収。剣の時もそれのせいでソランに抱えてもらって飛んだんだったな。


 とりあえず封印を見てみようと思い、ロメイアに場所を聞くと、城の隣にあると言われた。

 めちゃくちゃ近い場所に封印してあって、アホかと思ったがアホだったら二桁にはなれないので、封印が解かれないことに相当自信があるのだろうと思い直した。


 ヴァイオレットたちも付いてきて城を出ると、本当に隣に地下へと続く大階段があって、観光客や学者らしき人たちが出入りしている。


「うっかり封印が解かれたらどうするんだ……」


「むしろ、できるもんならやって欲しいの」


 一度も解かれたことのない封印だから半ばヤケになってるんだな。

 階段を降りると、長く続く洞窟の左右の壁際に隙間なく露店があって商売していた。

 祭りかよ。


「人が集まるところに店を出すのは当然なの」


 一応兵士がいて、怪しい店は取り締まっているから心配ないらしい。

 露店も少し気になるがとりあえず封印を見に行こう。


 洞窟の奥に行くと、5メートルくらいの大きな扉と、右に石版左に石の箱があった。


「右の石版に長文が書かれているの。左の箱にも書かれているけど短いの」


 まず右の石版を見る。


「えっと、左の箱にお金や価値のあるものを入れてください。箱の後ろのメーターがたまり切ると宝物庫は開きます。あなたはどれだけの貯金ができるでしょうか?」


「ダーリン読めるの!?」


 あれ?なんで読めるんだ?…………あ、これ日本語だ!

 石版を読むに、これはあれだ。五百円を入れて貯金箱が満タンになると百万円貯まってるやつ……百万円貯金箱みたいなやつだ。

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