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スライムダンジョンのダンジョンマスター 〜俺だけが召喚できるスライムを使って一大国家を作ります〜  作者: 白街
9章 妖精王とダンジョンマスター

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妖精王ロメイア

 フェアリーの声に気づいた皆が彼女を見る。すると、イーナ、ジェイ、ソフィア、フィー、ピクリナの妖精族5人があんぐりと口を開けた。


「妖精王様!?」


 はぁ?これが妖精王だと…………フェアリーのロメイア、あっ、確かにそんな名前だったな。


「エルフにドワーフにフェアリーなの?それに天使に獣人に魔族…………変わった組み合わせなの」


 ピタリとロメイアは止まり、訝しげに馬車の面々を見た。

 王様ならこの面子に危機感を感じて逃げてくれるか?


「さっすがダーリン!顔が広いの」


 馬鹿かこいつは!

 もうちょっと王として自分の安全を確保しろよ!こんな多種族混成の集団怪しさしかないだろう。

 そして思い出したかのように金縛りし直すな!


「ユースケ様、一体どんな状況ですか!?」


「俺が知りたいわ!」


「様?お友達じゃなくて家来なの?私と同じでダーリンも偉いの」


 まさしくカオスだ。

 各々が自由に発言するからまとまらない。

 ……あれ?


「イーナ、お前フェアリーだよな?」


「はい」


「なんで二人は体の大きさがそんなに違うんだ?」


 イーナは俺たちと同じ成人サイズだ。しかし、ロメイアは掌サイズ。ロメイアの方が俺の中のフェアリー像に近い。

 そもそもイーナがフェアリーだって気付かなかった理由もそれだしな。


「フェアリーは変身する種族なんですよ。今の私は力をセーブしている状態、そしてこちらが……体内に分散している力を凝縮した状態です」


 イーナの体が光りみるみる小さくなっていき、ロメイアと同じ掌サイズになってアキトの肩に乗った。


「ただ、こちらは常に魔力を消耗するので私が連続して変身できる時間は3日が限度です。ウ〇〇ラマンみたいなもんですね」


 その例えでいいのか?

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