表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
181/443

神聖国の宣戦布告

「雄亮さん、ウォルテニアの使者が手紙を持ってきました」


 俺は孔明から手紙を受け取り、無駄に豪華な印を外して開いた。

 書かれていることは邪悪なダンジョンを神の力で打ち滅ぼすとかなんとか。要は宣戦布告だ。


「緊急放送だ。エスリメの全てに放送するぞ。急いで準備しろ」


 俺は服装を整えて机に書いてもらった原稿をおいた。

 すぐにカメラの用意がされて放送が始まる。


『ごきげんようエスリメの民たちよ、本日は君たちに報告がある。先程神聖国ウォルテニアより宣戦布告をされた。だが安心して欲しい。既に敵は俺と宰相の孔明の策の中にいるのだ!できるだけ早く何とかするから、諸君にはいつも通り変わらず生活して欲しく思う。心配するなエスリメは負けやしない、建国宣言での決意を見せてやろう。君たち国民に傷一つつけさせやしない。以上だ』


 緊急放送後かなりの混乱が予測されるが、今日中、半日くらいで、ウォルテニアに勝てばいいのだ。


「中々堂々としてるじゃないですか。慣れましたか?」


「慣れるわけ無いだろう今も心臓バクバクだ」


俺は孔明と一緒にモニターがたくさんある司令室に行った。


「孔明、ウォルテニアはいつ来る?」


「ざっと2、30分って所でしょうか」


「きっちりと前準備してやがるな。こちらの配置は?」


「完成してます」


 よし、例えこちらが勇者を味方につけていたとしてもウォルテニアは元々軍事国家だ。

 兵士の質はかなり高いと評判だからな。エスリメの総力を挙げて叩かせてもらおう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ