とある兄妹の日常
突然だけど僕、天宮悠斗には、とっても可愛いと言葉では言い表せない程可愛い、同級生の妹天宮菜摘がいる。僕は4月生まれ妹は3月生まれ。
そんな事より何が1番可愛いかって、見た目は勿論当たり前の事だけど、やっぱり兄である僕にデレデレな所かな。
まあ妹は照れて、それを頑なに認めようとはしないけど、僕は勘違いをしたりしない。あれは間違いなくデレてる、兄である僕には分かる。
そして僕は今、そんな可愛くて大好きで愛している妹に、言われた一言を実行しようと、部屋に閉じこもっている。
「これで準備万端、後はこの紐に首を通してぶら下がるだけっと」
我ながら完璧だ。僕の頭のサイズに見事あっている、このロープの輪っかの部分がなんとも言えない。
これを最初にシーツで作った時に、親に凄く怒られたことが懐かしいぐらいに完璧だ。
シーツを破って輪っかを作るろうと、破ったり切ったりしたけど難しかった、そのせいで親に凄く怒られた。だけど今はロープをちゃんと買っている。
「さて、ではぶら下がりますかね、菜摘も待っているだろうし」
僕は、ベッドの上にたちロープに首を入れ深呼吸をしてから、ベッドから下りようとした。
「ハルにい!? 馬鹿なの!? だから本当に何度もそうゆう事するのやめて!」
「ぐぅ、ううぅ、ぐ、ぐるじぃ……じ、じぬ……」
僕がベッドから下りようと足を下ろした時、妹の菜摘が勢いよく部屋に入ってきて僕に抱きついてきた。
そのせいでロープに入れた首が締まる。我ながらやはり今回も会心の出来だった見たいで、ちゃんと首が締まってくれてる。
菜摘に抱きつかれて菜摘を堪能していたいけど、今はそれどころじゃない……苦しすぎる。
「ハルにい、学習してよ! 毎回の事だけど! 」
「ぞ、ぞれより、ぐぅる、じいいから、ばばやぐ」
「はあ、しょうがないな。そのままロープじゃなくて本当に首も切っちゃいたいよ」
僕は苦しさのあまりに早く助けてと菜摘にお願いをする。
菜摘も言ってるけど僕は勿論学習している、これをすると妹は必ず抱きついてくるのだ。本当に可愛い。
これをされる為に、していると言っても過言ではない。ちゃんと最後には首も切っちゃいたいって、デレまで見せてくれた。可愛すぎじゃないか。僕の首を切っちゃってその後、私の首も切っちゃいたいよの略なのは分かっている。
「はあ、はあ、はあ」
「それで? ハルにい何か言うことは無いの?」
「はあ、そうだね、はあはあ、また一段、と成長したね。今日、はあ、お風呂一緒にはいろうか? はあ、はあ」
僕の言葉を聞き菜摘は顔を真っ赤にして小刻みに震えだし顔を俯かせた。
うんうん、照れてる照れてる、やっぱり僕の妹可愛すぎじゃない? そんな、震えるほど嬉しいみたいだ。
「ハルにい最低! バカじゃないの!? 違うから!
い、嫌に決まってるでしょ! 死ね!」
うんうん、やはり可愛い! 菜摘のデレがオンパレードだ。僕は最高で頭が良いらしい。そこまで言われたら照れてしまうよ僕。
そして最後のツンデレな言葉もやばいよね! 違うから、嫌に決まってるでしょって要約すると嫌じゃないよって意味だよね?
嫌に決まってるのを勘違いしないでとか僕が勘違いをするわけが無いのに。
そして最後に僕はまた、大好きで愛してる菜摘の言葉通りにロープを片手に立ち上がった。
そんな僕を見て妹が叫ぶ。
「ハルにいのばかあああああああああ」
うん、やっぱり僕にデレデレな妹が可愛すぎる!
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