表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真っ白な狼少年  作者: 高橋 幸桜
2/3

第二話 長い道と屋上で

 奏はむすっとして窓のから風を浴びていた、あの自己紹介から1週間たった彼のあの自己紹介はクラスだけではなく学校全体に流れた。


 まあでもあの一言は話題にならず綺麗でカッコいい転校生がいると言うことで学校に広まった、そのせいでクラスに入る扉の前には学年問わず色々な女子が覗きに来ていて、おかげで教室に入れない、先生も何とかしようとしているけどた移用できず。


 そしてそれが1週間過ぎた今でもその熱が冷めないのだ。 


「何よあれ、まるでアイドルみたいじゃない」


「まるでじゃなく、アイドルなんだよ彼は」

 

 上にいく階段の途中の窓から青空を眺めて風を浴びながら二人は話していた。


「アイツのせいで、体育でも女子の叫び声が聞こえるし、朝から人がたくさん扉の前にいるわで・・・」


「まあでも、彼運動もできて頭も良いみたいだし、どっかの美人といしょだ~ね」


 奏は、転校生少奇の愚痴をいっていた・・・「うるさいし」そんなことを言っていると短い休み時間も終わり鐘が鳴る。


「次、三階の移動教室だよ奏、急ご!」


「あ、うん」


 薫が教えてくれたのだが、奏は教室に必要な教科書などを忘れたことに気がつく。


「ごめん教室に教科書忘れた・・・取りに行ってくる」


 薫に言ってから急いで教室に戻ったら、少奇が一人教室の自分の机にいた、まだ午後の時間12時前の日差しが彼を照らすまた光輝いて見えた。


 思いながら教室に入り、自分の机に行き必要な教科書と物を取っていた、取っているとき彼の視せんを感じた。


「あの、奏さん・・・だっけ」


 声をかけられて奏は少奇の方を向いて「はい」と返した、少奇が安心した顔で。


「次って、移動教室?、場所分からないからいしょに行っていい?」


 自然で柔らかく優しい笑顔・・・見ているだけで「良いですけど」と声が出てしまう。


「そっか、ありがとう」


(こんな優しく、笑えたんだ彼・・・)


 笑顔で返されて驚いて、瞬きを何度もしてしまった。


 彼と二人で廊下を歩く、さすがに授業の前で誰も廊下には誰一人姿がない、二人の上羽旗の足音だけが響く、後ろも少し聞こえる教室の喋ってる声、窓ガラスからさしこむ日差しだけが廊下にあるだけ。


 奏は、移動教室で走りたいが足音が響いて走れなかった、教室は渡り廊下を渡って別の校舎三階にあった、だから奏わ。


(走りたい・・・)


 彼と歩いていても、会話ができなくかなり気まずい、奏は渡り廊下で気まずさと自己紹介の時(「神様て信じますか?」)、言葉でイラだっていて、聞いてみた。


「あんたさ、自己紹介の時のあれなに?」


「自己紹介の時のあれ?」


 高くもない声で、聞き返してきて奏は何となく、[ああ、分かって動じてない]解った。


「神様て信じますか?て言うふざけた事だよ、解らないふりをするな!」


 少奇は、少し驚いた顔をして奏の方を見ていたそして、少し笑ってから。


「あれわ、一言て言はれたから適当に言った。」


 彼は笑って言った、奏はそれも嘘だと解ったでも、それを黙っておいた。


「あなたね、もっと別のがあったでしょ・・・」


 奏は、ため息混じりで言った。


 階段まで行き三階まで登ろうとしていて、少奇が奏の二段ぐらい先を登って行き、途中段のない曲がって行く平らな場所に差し掛かりったら、少奇が止まり振り返って後ろの奏の顔を見て、少しにやついてから聞いてきた。


「で、君は信じるの?神様?」


 急に聞かれて奏も足を止めてしまった、彼を見つめまた階段を一歩づつしっかり段に乗せ上がり始めた、奏の事を見てる少奇を無視してすれ違ったときに。


「いるはけないでしょ、神なんて」


 と言って横を通りすぎる、奏は少しイラっとしたので少奇の前に立って振り返って細い目をし低い声で小バカにした感じで。


「バーガ」


 少奇はなにも反応せずに奏を見ていた、二人は三階まで着いて教室に入った、そして鐘が鳴ったその間奏と少奇は一言も話さなかった。


 昼休みいつもこの時間薫と二人教室で弁当を食べているはずだったのだが、薫が授業中にバカをやらかして先生に説教・・・あそこ行くか、私は一人になったり考え事をするとき屋上に行く、屋上は人気がないでも私は屋上で感じる風当たりや日差しが好きで一人でくる。


 奏は屋上に行く階段を上り狭い空間に扉が一つだけあった扉を開けた、開けた屋上で緩やかな風が吹いてるのを感じる、そして奥に何となく人がいるのが解った。


(ああ、あいつか)


 彼が奥の方で座っていた、少奇は奏にきずいてから手を降った一様奏も手を降った、奏はそばに行って目の前に立った。


「何してるのこんなところで」


「神様を見てました」


 彼はニッコリと笑った、私は『まだ言ってるの子供かこいつ』思い鼻で笑った「ハッ」、私が笑いに築いていたするとゆっくり立ち上がって。


「奏さん、勝負をしよう」


「勝負?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ