1-1 暇してるんだな
初めてなので不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。また、国語が大の苦手であります。
まだ、物語がどうなるかは全くわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。
人はみないろいろな考えを持っていると思う。
一人一人の考えはもちろん違う。
同じ一人の人でも一つの事柄について全く違う複数の考えを持っていることだってある。
特に死については、いろいろな考えがあると思う。
全く何も考えずに生きてる人だっているだろう。
毎日死の恐怖を味わっている人だっているだろう。
僕はそのどちらでもない。でも、怖いのだ。
自分が死ぬのが怖いのではない。
周りの人が、いずれ死んでしまうと思うととてつもなく怖いのだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「僕は平凡なんだ。学力は高いほうかもしれないけど、運動は、からしき出来ない。いっぺんだけ、体育で5が取れた時はもうほんと嬉しかったよ。ちなみにその時の通知表はオール5だよ★。」
と彼女は言った。どうも、僕の見つけた、女の子は僕っ子っだったようだ。しかし、これで平凡とは煽ってんのかなあ。
まあ、僕がこんなところで何をしているかといえば、簡単に言うと人間の友達が欲しくて雲から降りてきた。
人間と友達になれれば、僕は雲の上の世界で一躍有名人となれる。
そして僕たちは将来人間の死後の世界を裁く仕事に就くことになっているのだ。
その時に人間が一緒にいるととても仕事がやりやすいと僕は聞いた。
そんなこともあって僕は人間の友達を作りに来た。
じゃあ、なぜ適当につれてこないかというと、非力なのでさらえない上に、普通は小さすぎて気づいてすらもらえないのだ。
まあ同意のないうえでつれてくるなんて失礼だと僕は思うしな。
なんて使えない体なのだとつくづく思うよ。声をかければ気づいてもらえる?甘いな。たいていは変なところから声が聞こえたとおびえるのだ。
「もうそろそろ、続きを話してもいい?せっかくどれだけ話しても迷惑にならなさそうなのが見つかったのに、ずっとぶつぶつ独り言言ってるから、、独り言趣味??すごいね。」
「あーごめんごめん聞くって。というか趣味じゃないし!」
でもこの子は僕の存在にすぐ気づいた。どれだけ暇してたんだよ。