お兄ちゃんの料理
僕は普通の中学生です。特に変わった特技があるわけでもなくごく普通中学生です。できることといえば料理ぐらいかな。スポーツは苦手だし勉強もにがてだしね。
僕には二つ上のお兄ちゃんがいます。僕はお兄ちゃんが大好きだしお兄ちゃんも僕のことが大好きです。いつもお兄ちゃんとは寝るのも・お風呂入るのも・学校に行くのも何をするのも一緒です。ただ、僕が嫌なことがひとつあります。
学校から帰るのも一緒に帰るのですが家に着く度にいじめられなかったかっといって体中を見て傷や痣を探すんです。それだけはうざったくて仕方が無い心配してくれるのはうれしいんだけどね笑
そんなある日のことお兄ちゃんは僕にこういってきた。
兄「なぁ、悠斗今日さ母さんたち帰り遅くなるんだって」
僕「うんそれで?」
兄「それでさ母さんにあんたたちが食べたいもの作って食べなさいって母さんからお金預かったんだけど悠斗は何食べたい?」
僕「うーん兄ちゃんが作ってくれるの?」
兄「俺が作るしかないだろ。あ、そっかお前料理できるんだもんなってたまには俺の料理食わしたるわ」
僕「えー兄ちゃん大丈夫なの?」
兄「バカ野郎家庭科の授業で調理実習あった時に俺の班の中で1番うまいいやれたんだぞ兄ちゃんなめるなよ」
僕「はいはいわかりましたよそれじゃ、今日はお兄ちゃんの作ったカレー食べたいな」
兄「よし任しとけじゃあ、買物に行くか必要なものメモしとかなきゃな人参と玉ねぎとかぼちゃと挽肉とカレー粉とこんなもんかなよし悠斗行くぞ」
僕「はーい」
そうして僕らは近くのスーパーに自転車をおして買い物に向かったのだ歩くこと10分近くのスーパーに着いた
兄「まずは野菜売り場で人参と玉ねぎとかぼちゃ買わなきゃな悠斗人参と玉ねぎ持ってきてくれ俺かぼちゃ探してくるから」
僕「はーいえーっと人参と玉ねぎどこにあるかなっとあっあったお兄ちゃんはい人参と玉ねぎあったよ」
兄「おーサンキューじゃあ、かぼちゃもあったし次は肉売り場に行ってひき肉買うか量は一キロもあればいいよな悠斗それとってくれよし後はカレー粉と飲み物を買うだけだな悠斗好きなやつ持ってきていいから飲み物3本取ってきて兄ちゃんカレー粉取ってくるから」
僕「うんわかった今とってくるね」
そうして買うものをカゴに入れレジで会計を済ませ自転車のカゴに入れ僕たちは帰路についたのだ
兄「さぁーて作るか悠斗出来るまで宿題終わらしちゃえ」
僕「ちっめんどくせーはーい」
そうして宿題を終わらせゲームをしてること約1時間半お兄ちゃんの呼ぶ声がした悠斗出来たぞーはーい今行くよ
僕「うわー美味しそうお兄ちゃん早く食べよ」
兄「そうだなじゃあ、食べるか」
兄、僕「それじゃ、いただきまーす」
兄「悠斗兄ちゃんのカレーどうだ?」
僕「やべぇチョーうまいお兄ちゃん母さんに勝てるんじゃね」
兄「だろー兄ちゃん悠斗にそんだけ褒められたらちょー頑張って作ったかいあるわ」
僕「じゃあ、今度は僕がお兄ちゃんにカレー作ってあげるね」
兄「おー楽しみだなふぅ美味しかった」
兄、僕「ごちそうさまでした」
兄「さて悠斗風呂入るか?」
僕「うん入るからお兄ちゃん先に入ってて」
兄「わかったじゃあ先に入ってるからな」
数分して弟は入ってきた
僕「お兄ちゃん今日はシャワーだけにするの?」
兄「おぅ流石にもぅ暑いからな悠斗早めに出てこいよ兄ちゃん先に上がってるからな」
僕「はーい」
部屋で待つこと20分弟は上がってきた
兄「さぁ、明日は遊びに出かけるからもぅ寝るぞ悠斗」
僕「はーいお兄ちゃんあのさ一緒の布団でねていい?」
兄「全くお前は甘えん坊だな2段ベッド買ってもらった意味ないじゃないかよしおいで悠斗」
僕「わーい兄ちゃんありがとうぎゅーおやすみ」
兄「おぅおやすみ悠斗」
こうして僕らは眠りについたのだ
次話、兄隆が倒れある病気だと宣告される
その病気とはなんなのか?