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普通濃度100%  作者: 未来
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「そういえば、なんで私一度も透のお爺さんに会った事がなかったんだろ??????」

「そりゃ〜爺ちゃんは今まで ラララワールドで暮らしてたからな。」

「え??? ラララワールドで…暮らす???だってあそこ、ずっと工事中だったじゃん。」

「あぁ、それは表向きね。爺ちゃんが貸し切ったんだ。爺ちゃんさ、ラララワールド社長と同級生だから。」

「最初は一般ピープルもいた中で頑張って遊んでたんじゃが…我慢できなくなって社長に軽い気持ちで訊いてみたんだ。一人で遊びたい!独占したい!ってな。そしたらすごい形相でOKしてくれたんじゃよ。きっとワシの気持ちに感動してくれたんじゃ〜!」

「爺ちゃん、それ違うから。全然軽くなかったから。かなり脅迫状態で駄々捏ねたんだよな~、その社長に。否、友達にって言った方がクールか。」

「いやいや、クールかそうじゃないかは訊いてないから。ってか、やっぱりあんたの家は普通じゃないわ。根本的なところから。公共施設独占したいとか考えないから、普通。」

「まぁ、でもついに飽きたみたいだし。」

「そうじゃ透、来週からはワハハランドに住み込んでくるぞ〜♪」

「何?また友達が社長?」

「いや、ワハハランドには爺ちゃんの後輩が…」

「あ…かわいそう…」

♪ピロリロリ~♪

「もしもし?ワシじゃ。何⁈今日からでもいいって⁈いやいや、無理じゃない無理じゃない!十分で行くぞ!じゃーな!」

「なんですって?」

「今日からワハハランド住み込みしていいそうじゃ!爺ちゃんは行ってくるぞ!幸子(透のお母さん)に飯は一年いらないと伝えておいてくれ!

じゃあ透、勉強頑張るんじゃぞ!遊びたくなってもワハハランドには来るな、ワシの貸し切りじゃから。じゃあな!」

「はいはい。間違っても行きませんから、安心して行ってきて下さい。」

「一年住む気なんだ…今日から住んでいいって言うなんて、すごく心広い人?いや、もしかして早く飽きてほしいって考えてるのかな?頭いいな〜ワハハランド社長!ってウソ⁈ベル鳴った!!!!!じゃあね、透!」

「おう!またな!」


ベルが鳴って、(美妃にとって)普通じゃない会話も終わり、ホッと一安心した美妃であった。


またまたありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。 未来

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