普通濃度100% →98%
こんにちは。私の名前は 荒藤 美妃。
私は普通の高校で普通の生活をしている普通の高校一年です。家柄もモテモテ度も…普通。すべてが普通すぎて普通じゃないかも。
そんなある普通の日の朝。
普通ではない事がおきた。(普通普通五月蝿いですね、すみません…)
「えぇぇぇぇ⁇!!!!! あの人が透のおじいちゃん⁇!!!!!」
この台詞を読んできっと99.9%の方が思ったでしょう。
透って………誰⁇?
中島 透 、幼馴染。同じく高校一年 男子。だが私とはものすごく正反対の生活をしている。学校は超の付くエリート校。彼は超有名な会社の長男。そのうち中島会社の三代目社長になるだろう。
唯一普通なのが、名前と性格。不器用だけど、すごく優しい。超女子にモテる。
ちなみに、エリート高校と普通高校はお隣さん。だから、普通高校の生徒は、毎日肩身が狭い思いをして登校している。
さて、さっきの話に戻りましょうか。
実は、学校に行く時、電車の中で毎日会うお爺さんがいる。いつも同じ駅で降り、同じ所まで歩く。一つだけ違う事、それはお爺さんはエリート高校に入って行くこと。孫息子が通っているそうな。その時、私はふと思った。
「なんで一緒に行かないんですか?」
お爺さんは言った。
「孫は高級車に乗って通っとるんじゃ。私は電車の方が好きなんじゃ。そっちの方が慣れとるんよ。」
私は あ、なるほど。と、納得した。
「かなり説得力がありますね。あ、着いた。じゃあ、お爺さん、また明日!」
「おう、またな!」
「爺ちゃん!今日も来たのか⁈もういいって!俺はもう高校生だぜ⁈」
「あ、透。おはよう。このお爺さんのこと知ってるの?」
「お、美妃じゃん。ってか知ってるもなにも、さっき言った通り、俺の爺ちゃん。」
「………えぇぇぇぇ⁇‼ 透のお爺さん⁈ 中島会社の初代社長⁈ こ、これは今まで失礼致しました!」
「いや~、ワシとしては、バレない方が良かったんだがな~。その方が楽しいじゃろ?」
「爺ちゃん、もしかして、こいつの事?毎日通ってる優しいお嬢さんって。」
「そうじゃが、なにか?」
「ぷっっっ!」
「「何がおかしい!?」」(美妃とお爺ちゃん)
「いやいやいや。だって美妃は優しくなんかないだろ~。」
「な!?失礼な!!!!!」
そんなこんなで美妃の普通な生活が少し面白くなり始めてきたのだった。
初めまして、未来と申します。
この度は、この小説を読んでみよう、と思ってくださり、ありがとうございます。
正直に申しますと、私は超の付く初心者で、
文章を書くのが下手です。(時々自分でも何書いているのかが分からなくなる)
ですから、すぐ飽きられてしまうかもしれません。ですが、精一杯頑張りたいと思いますので、どうか応援、よろしくお願いします。
何か直した方がいいところがあれば、ぜひ感想をよろしくお願いします。