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cientos de socio 〜白の王〜  作者: 音無悠也
第1章 新入生騒動編
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俺だけが特別な訳ないだろ?

決闘が終わり数日後、俺は別の問題に悩まされていた…。


「なんで俺が指導願いを受け取らなければならないんだ!!」

「当然だと思いますよ?」

「そりゃあそうなるわよ」

「分かりきってた事だろう」


唯人、海、霧がそれぞれ言い方をしているが意味は同じだ。

あの試合を見て決闘を挑んでくるならまだしも、戦うのではなく指導をして欲しいという書類が山のように届くのはどういう事なのか!?

この学校は普通の学校と同じように授業があるがそれ以外にも自分よりも格上の相手に対し、指導して欲しいというシステムがある。

しかし、使えるのは年に一回のみで卒業するまでそのシステムは使えるらしい。

そのシステム自体はいいとは思う。

いいとは思うけども!

一生徒が教師を抑えてなんなら教師からも似たような書類が紛れ込んでいたはずだが、それでいいのか教員!


「てかこれを出すなら学園ランキングとかテストで上位のやつに頼めばいいだろうに…」

「その学園一位さんはただいま遠征中でテストはあなたがトップですよ?もっとも今までトップだった人も共に遠征に出てしまっているので参考記録程度にしかならないかもしれませんが」


なんでこのタイミングで都合よく出かけてるんだよ…。

示し合わせたみたいにいないんだよ全く…。


「まぁ毎年恒例の学校対抗戦ですからね、しかも新入生が入る前最後の大会になりますから予測できるうちに勝てるものは勝ちたいってのが大人の思いですよ」

「そんなくだらない出世欲の塊のためになんで俺たち子供が…」

「いささか捉え方がひねくれているように思えますけども、大人が勝ちたいと思っていますがそれ以上に生徒の方がやる気になってるものですからね?」


え、そうなの…?

信じられないので周りの人に目で聞いてみる。

返ってくる返答はそうだよと言わんばかりのうなずきや思いの篭った目線が来るばかり。

知らないの俺だけなの?


「えっと…一通りの学校行事に関しては俺は知ってるつもりだけど…俺的には学校対抗の運動会程度なんだけど…あってる?」

「軽い捉え方としてはそれでいいと思いますけど、若干規模が小さいかもしれませんね…」

「私たちからすればあんまり気になるところじゃないかもしれないけど、この学校対抗戦でいい成績を治めると卒業後の進路に関わってくるらしいのよ」

「もっと言えば、世界各国の派閥や軍事機関の上層部とかも見に来るらしいからそういうところに行きたい人からすればまたとないチャンスになるらしいぜ?」

「それに対して補足入れますと、そもそも協賛に色々な所が関わっているので運動会と言うよりは世界大会という方が当てはまっているかもしれないですね」


唯一、補足を入れられてなんとも言えない顔をしている霧は置いといてそこまで大きい物だとは思わなかったな。

きっと開催されてるところはお祭り騒ぎなんだろうな…。

それはそれで見てみたい気がしなくもないが、見に行くには代表みたいなやつに選ばれないといけないような気がするんだよなぁ。

俺の直感がそれは面倒なことを引き起こすような気がしているからとてもじゃないが在学中には見れなそうだな…。


「あぁそう言えば、霧さん、海さん、俊哉様のお三方には次回からの代表練習に参加するようにと先ほど言伝をいただきました。俊哉様に関しては代表入りとも。」


…。

今、なんと…?

代表…?

練習…?

そんな、平穏じゃない匂いがプンプンしてるじゃないか!!!

そもそも、奴ら暦月衆たちが手を出してきたから黙らせるために出ると言っただけで、実際は慣習に習って上級生に譲ると裏で口裏合わせていたはずだ。


「それって…断ること出来るやつ?」

「出来るでしょうけど、一度言ってしまったかもですから、礼儀的に間接的にいうよりは直接断った方がいいのでは?」

「それもそうか、その練習が始まる頃に担当の教員に断りにでもいけば十分だよね」


海と霧はびっくりしたような顔でこちらをみていたが何か変なことでもしたか?


「あのトラブルメーカーが自らトラブルを起こさないようにおとなしくしてるだと…」

「あの俊くんが冷静な判断を…」


何かとても失礼なことを言っているので今日の帰宅後の訓練はいつもよりシゴいてやろう…。


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