問題は解決しても尽きないようでpart2
なかなか書いていて時間が経ってしまって気づいたら良く日付を超えてしまっています。
翌朝、いつものと同じ時間に目覚めたはずなのに何かが違う。
少し、体を動かそうと思い着替え庭に出る。
そこで訓練用の木刀を振った時、違和感の正体が分かった。
体のキレが違いすぎるのだ、良い意味で。
軽く振っただけなのに庭に斬撃の跡が残っている。
いつも通り振ったはずなのにだ。
この世界の理を変えてしまったかのように埋めようとしても埋まらない溝。
この強すぎる力は何なのか。
これは制御しなければならないものであるのは理解できた。
しかし、その前にこの現象について調べなければならない。
「自分の事で家を動かすのは嫌だけど仕方ないか…。父さんに聞いてみよう」
「俊哉様、朝食ができましたよ」
ちょうど唯人が呼びにきた。
唯人は俺の前に広がる小さいが自分にはどうしようもない光景を見て呆れたように肩をすくめた。
目で、早く来て父さんに言えと言っている。
「あぁ、分かった。すぐ行くよ」
返事を返すと家に入っていく。
俺はもう一度この光景を目に焼き付け、踵を返し小走りで家に戻った。
とりあえず、着替えに部屋に戻り制服に着替える。
着替えるときでさえ違和感が消えなくていつもより少し時間がかかってしまった。
「ごめん、少し遅くなった」
「大丈夫よ、ちゃんと食べて学校行きなさいね」
母さんが一言言いながら台所に消えていく。
母さんに伝えるのは父さんに相談した後にしよう。
この問題は少しばかり自分でも話からに事が多すぎる。
久々にこの感覚を味わっている。
いきなり無理難題を出されたような感覚。
「…唯人、朝食中に申し訳ないが少し外してもらえるかな?」
「かしこまりました」
「…」
「それで、俊哉?どうしたんだ?」
「…少しこればかりは僕でも理解ができていなんだけど、今朝から無駄に体が軽いんだ。さっき、少し素振りをしたんだけど庭に痕をつけちゃった。」
「それは何か悩み事があって力むのとは違うのか?」
「悩み自体はあるけど、それを訓練に対してまで持ち込む事は今抱えていないし今までもなかったでしょ?」
「確かにな。そうなると体の不調っていうわけでもないんだよな…」
「うん、だから僕は気にしなくていいかなって一瞬考えた。でもなんか直感がダメだって反応しているからほっとけなくて」
「ん〜…過去にもそのような事例は確認されていないしな…」
「そうなのか…少し調べてみるよ。だから数日学校を休んでいいかな?」
「それは構わないよ、こっちでも調べてみよう」
そんな会話をしつつ朝食を食べ終わると測っていたように唯人が戻ってくる。
それに伴い母さんも戻ってくる。
「母さん、唯人。今日から少し学校を休んで出かける。数日帰らないだろうからよろしく」
「分かったわ、ちゃんと連絡はしなさいね?」
「うん、博士と師匠のとこに行くから少し面倒だけど…」
これから向かうのは、俺にいろいろな知識を教えてくれた博士。
俺に体術や武術の基礎を教えてくれた師匠だ。
色々と癖が強いキャラの二人だが意外とウマが合っているのかよく二人で飲み明かしているから修行時代は大人の嫌な部分を教えてもらった人たちでもある。
しかし、恩人でもありこの世で俺が知る限り最大の知識人の二人に聞けば少しは知識になるだろう。
本当に嫌だけど…。
実際にこの話を書き終わったのは3時半です笑
人間って集中すると本当に時間とか周りの状態とか分からなくなる感覚を味わいました。




