問題はいつも向こうから来るようで
この時期なのにお酒を飲んで二日酔いでダウンしている今日この頃
マジで吐きそう
会長に生徒会に入れと言う、半ば強制的な勧誘と言う矛盾がありながらも勧誘しにきた会長を無視して帰路につく。
なんか小鳥が囀っていたようだけど、なんの鳥だったのかな?
家に着いたら少し調べてから訓練をしようかなぁ。
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
「…はぁ、なんですか?生徒会長さん?」
「あなたたちに生徒会へ入ってもらいたいのよ」
「お断りします。それじゃ」
「なんでよ!次期生徒会長になれば自分のしたいことできるわよ?」
「いや、最悪家の力でなんとかなるんで」
「うっ…ナチュラルに生まれの差を感じさせられてる…」
「…それで?本音を言えば考えてあげなくも無いですよ?」
先ほどとは違う意味で言葉に詰まる、会長さん。
分かり易すぎないか、この人。
これでこの人、暦月衆の一人だって言うんだから面白いよな。
あれ、そう言えばなんでこの人はあの決闘にいなかったんだ?
「あの、岬さん?決闘の時に岬さん参加してました?倒した人の中にもいませんでしたし逃げた人の中にもいませんでしたよね?」
「まさにそこなのよ…。私たちの家は私が突出して強いだけで他はむしろ一般人と変わらないのよ」
格下扱いを受けていたのか。
決闘の時もなぜ学園の中に気配が無いのか知らなかったが暦月衆が決闘するから姿をくらませていたのか。
あの決闘には霜月と卯月の家だけ来ていなかった。
「卯月も先輩たちと似たような理由ですか?」
「いや、あそこは私たちとは真逆よ」
「投手が弱くて周りが強いと?」
「そこじゃないわ、あそこは化け物の巣窟よ。あなたからすればその他大勢と変わらないかもしれないけれど私たちからすればあり得ないものなのよ」
ほぅ、化け物の巣窟とな…。
一度遊びに行ってみるかな。
きっと面白いものを見れるだろうし、何より退屈しなくてすみそうだ。
「私に案内とかさせないでよね、マジで怖いから近づきたくもないのよ」
「案内してくれるなら生徒会に入っても良いですよ」
「う、そう来たかぁ…まぁ、案内だけなら構わないわ」
「取引成立ですね、じゃあ今度こそ先輩、また明日。」
先輩は気持ち軽い気持ちで帰っていった。
あの人ほんとに暦月衆の当主でいいんだよな?
どうやったら、この数の隠れている殺し屋たちに気づかずに帰れるんだよ…。
そう思い溜息を吐くと、気配を消していた唯人が数人抱えて、こちらに戻ってくる。
その背後には積み上げられた、人の山。
おそらく30人はいる。
その中でもリーダーと思われる男を唯人は連れてきた。
「んで?誰に雇われてこんな勝ち目のない賭けに出たんだい?」
「依頼主の名前を出すのはタブーだ。」
「見上げた根性だなぁ。それを買って卯月の当主もあんたらにしたのかねぇ?」
それを聞いた男は目を見開く。こいつ本当にリーダーか?
それぐらいで動揺するなよな。
岬さんといいこいつらといい、なんで問題の方が俺たちによってくるんかね。
俺はもっと普通の学生生活を送りたいだけなのに。
あ、飲み会はオンラインでしたよ…
そして、俊哉も問題に好かれているみたいでよかった。書くことが尽きないね。




