穏やかすぎるのも落ち着かないようでpert2
今回のお話で20話になりましたね。
いや、まぁ、だからと言って何かが変わるわけではないんですけどね汗
教室の中が異様に落ち着いているこの一年一組は本来成績優秀者が集まる教室であり、毎年まとまりが無いクラスとして悪い意味で有名だった。
そんなクラスがたった一人の登場で怖いくらいに静かになるのだ。
他のクラスや先生達からすれば恐ろしい事だ。
「と、とりあえず!この後は皆さん体育館に集まってもらって紹介を受けてもらうので教室の外に椅子だけ持って並んでもらいます!」
見るからに気の小さそうな女性教諭は一生懸命問いかけたりしているが反応がなさすぎて泣きそうになっている。
「行こうか、唯人」
「はい、俊哉様」
この際、この状態を引き起こした張本人でも良いのか、先生はほっとした顔でいる。
俺たちが椅子を引く音で正気に戻ったのが数名いたのか、周りを起こしてそそくさと教室の外に並んでいく。
外に出ると、隣のクラスにいる海が目敏く俺を見つけて呼びかけてくる。
「あっ!俊くん〜!校長とお話してきたら来月にはそっちのクラスに移してくれるみたいだよ〜!」
「おぉ、霧も一緒なのか?」
「霧まで一緒なのはちょっといらないものがくっついてくるから避けたかったけど仕方ないかなって事で許した!」
「相変わらず、海様は俊哉様がお好きなのですね?霧様も変わらない様で大変ですね」
唯人が海に耳打ちで何か言っていた様だが、何故顔を赤くしているのだろうか?
あいつ、海を怒らせたら大変な事になるのを知らないのだろうか?
すげぇ度胸だな。
遠くから、なんか霧の怒った気配がするのと何か関係しているのだろうか?
だとしたら、こいつ後で地獄見る事になるだろうな…。
「どちらかと言うと、地獄と言うより修羅場ですね。それに見るのは自分ではなく俊哉様ですよ?」
「…えっ?」
何故考えている事が分かったんだ。てか、俺が修羅場に遭うだと?
そんな強敵がいるのだろうか?
生徒会長の岬さんがあのレベルなのに俺に匹敵する強敵がいるとは到底思えないんだが…。
「俊哉様の鈍感具合もこれから良くなる事を願っていくしかなさそうですね…」
そんな会話をしつつも整列し、体育館へと向かう。
各クラスごとの列のまま、体育館のステージ前にゾロゾロと生徒が集まっていく。
後から来るクラスの雰囲気が重いのは何故だろうか?
「彼らは9組から12組ですよ、つまり、クラス選抜戦で早く落ちていったもの達です。はっきり言ってしまえば実力が足りなかったもの達ですね。」
だから、表情が暗いのか。
なら訓練すればいいのに、訓練すれば皆、唯人くらいには強くなれるだろ?
「俊哉様?自分を引き合いに出すのは少し難しいかと。これでも海様や霧様に匹敵する訓練をしてきてこの力ですからね?何度死にかけたことか…」
「えっ、訓練って死にかけるものじゃ?」
「そこらへんの常識も身に付けないとダメですか…随分と仕事が多いですね…」
てか、ついさっきまで言葉にしてなかったのに何でこいつ俺の疑問に答えてんの?
何、テレパシーでもあるのか?
「テレパシーじゃなくて、俊哉様の顔を見ればわかりますよ」
またかよ!?恐ろしいなこいつ…。
「えー、それでは全クラス揃ったのでこれから、部活動紹介n移りたいと思います。ほとんどの生徒は部活動に入っていますが強制ではありませんし、自主的に様々な活動を行っている生徒もいます。学校紹介の延長線上にあるくらいの軽い気持ちで見とけば良いよ〜…(パシッ!)…うぅ、痛い…皆さんの学生生活が充実するための一環なのでしっかり見てください…だそうです。(ゴンッ)…くぅ…それでは運動部からです…」
何だあの司会している先生は、ちょくちょく後ろから殴られてたぞ…?
「皆さん、初めまして我々は……」
結果から言うとどれも興味が出なかった。
多分、海と霧も俺がいない部活には入る気がないって感じだったし、どうしたものか…。
俺ならどこに入っても規格外だからやめてくれって断られるのが目に見えている。
入らずにいつも通りの訓練をしていくだけでも強くなっていくことはできるだろうが、それでは、無理して高校から学校にきはじめた意味がない。
「そんな考え事をしていたら、いつの間にか放課後に…なんてさせないわよ!!」
おぉ、終わったばかりだと言うのに岬さんがきた。
わざわざ、俺のもとに。何の様だろうか?
「あなた、生徒会に入りなさい!!」
俺の穏やかな学生ライフへの道はまだまだ遠い様だった…。
この期間だから他の作者さんたちもどんどんお話をあげてて、読みたいと書きたいが大渋滞してます笑
いや、マジで面白い作品あるからね
読んでいる間に日が暮れるとかめっちゃあるから笑
でもこれからは、書きたいよくが高いので当分はチマチマ更新していきます!
あっ、更新期待してくださっている方がいたら、コメントなどもらえるとありがたいです




