それは赤児の手を捻るように
更新が遅くなってしまいました!!
これからも少しづつ更新していきます。
本命が来るのを、ワイワイしながら待つと言う非常識なことをしながら時間は刻一刻とすぎていき終了の1時間前に俺たちのもとに彼女らがやってきた。
ここからが本番だ。
流石に後ろで騒いでいた君塚達も空気が変わったのを感じたのか、俺の後ろに臨戦態勢で並ぶ。
「残ったのはやっぱり貴方のチームだったわね…」
「まぁ、順当な所でしょうむしろ、自分が倒される相手なら、こんなところにこないでしょう」
「まぁ、その貴方を倒せる様な相手がいるとは思えないんだけどね…」
「俊くんが倒せないのってお母様ぐらいじゃない?」
「海、それは男なら誰しもかなうことのねぇ相手よ」
「君達、よくこの状況でのんびりした会話ができるね…」
そこまで緊張する様な状況だろうか。
確かに霧や海が1人で相手するには荷が重いかもしれないが。
今は相手が確実に俺を狙ってきているのは確実なのでむしろそこまで、戦うことがないのだから緊張しなくてもいいんじゃないかと思うんだが…
「ちなみに、俊くんが誤解してそうだから言うけど、戦闘に緊張してるんじゃなくていかに俊くんの戦闘の余波から逃げるかで近著いうしているんだからね」
「ちなみに、海だけじゃなくて俺も警戒しているのは生徒会長よりもお前だからな」
「君ら2人はそんなことだろうと思ってたから気にしてないさ。むしろ、うまく逃げてくれ。邪魔しない様に」
「じゃあ、何を気にしているのよ」
「君塚と相手の生徒会長以外のメンバーがそこまで警戒するのが分からなくてな」
そう、君塚が警戒するのは百歩譲ってよしとしよう。戦闘がやばいことを聞いているからな。
だが、相手の3人と生徒会長に至ってはすでに武器を構えている始末だ。
そこまで、される様な事があった気がしないんだが?
「ここまで警戒されるのが分からないって顔しているわね?」
なぜ、生徒会長にまで俺の考えていることがバレているんだ!?
そんなに、顔にでているだろうか?
「貴方は、絶対領域の二つ名を継いだ私に触れただけでなく、私の校章を気付かせずにとって見せたのよ?そんな事があったら、少なくともパーティーメンバーぐらいは警戒するに決まっているでしょう」
「あぁ、君が二代目の絶対領域なのか」
「え、母さんを知っているの?」
「霜月の名前とからかったときに感じた懐かしさにもしかしたらと思っていたが…まさか、富さんに娘がいたとは思わなかったよ。」
「…まさか、母さんが名前を降りるきっかけになった子供って、まさかあんたなの?」
俺がきっかけとなったのかは定かではないが、富さんが俺に触れられたときには本人はもちろん、分家の人たちまで驚いていたのだからきっと、触れられないことに関しては右に出るものがいなかったのだろう。
「あんたが…母さんに二つ名を下させたのね…」
「逆恨みはやめてくれよ?俺は訓練だから手を抜かれていただけだからな?」
「…母さんは訓練でも手を抜かない人よ。だからこそ、訓練だと思ってやっている貴方に触れられた事で名前を降りたんでしょうね」
詳しい家庭事情は踏み込みたくもないし知りたくもないが、それでも、俺が発端ならそのことについては謝るべきだろう。
「そんなつもりはなかったんだ。すまなかった」
「謝る必要はないわよ。今ここで貴方に触れられない事実を作ってしまえばいいだけなのだから。」
「私の絶対領域は母さんに鍛えられただけじゃなく私自身のアレンジも組み込んであるわ」
「存分に楽しませてもらうさ!」
突如として、広がる違和感。そして消える彼女の姿。
この違和感こそが彼女の家の二つ名である絶対領域の正体だ。この違和感のあるところを探し当てれば彼女にたどり着く。
彼女なりのアレンジを加えているみたいだから一筋縄ではないだろう。
全力には全力で向かわねば、失礼である。
「あ、やっば!!みんな全力で逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
これからは真剣勝負だ。
頭の中では勝手に物語は進んでいってしまうので、今から追いつけるか不安になって来ました。




