それは古き良き伝統の様で
少し更新が遅くなってしまいました!
すいません!!
私生活の方がゴタゴタしてました…
これからはある程度、定期的に更新できるかと思いますので期待してください!
霧は残りの残党達を切り伏せていた。
特に特別な技術ではなく、圧倒的な力、速さのみでねじ伏せていた。
唯一、こちら側のリーダーに当たる女子の加藤芽衣だけは1人立ち続けていた
彼女の固有武装の特性が故に1人立ち続けていることは必然だった。
「まさか、アンタが伝説級の固有武装持ちとはなぁ」
「ここまで1人で殲滅してる相手褒められてるとは嬉しいわね…」
「あぁ、確かにこのままだとらちがあかねぇな」
「貴方にこの守りを貫けるかしら?」
「このままならな〜、無理だわ。だから、留空を使わせてもらうぜ?」
「あ、え!?それは…ちょ、ちょっと無理かな☆」
シュッ
「あうっ」
風に吹かれた枯れ葉の様に飛んでく加藤は女子としてはあるまじき姿であった…。
霧は、留空をしまうと俊哉のもとに戻る。
正直、やり過ぎなところもあるかなと霧は感じていたが力を見せつける事を考えると、合格点かなと評価していた。
俊哉やその他の生徒からとはズレが、生じていたが。
「霧と海の今後の課題も明確になったな…あとは、英一郎か」
「ん?僕がどうかしたのかい?」
「私、この人が戦闘できるとはとても思えないんだけど…」
「俺も夏月の意見に賛成だな…見た目で判断しちゃいけねぇのは分かってるけどよ、とても戦いが出来る体つきじゃねぇよ?」
「そこまではっきり言われると虚しさとかを通り過ぎて清々しく思えてくるね…」
「別に何も戦う力だけで判断はしないさ。もちろん、戦えるならほっといて良いからありがたいけどさ」
「仲間なのに、ほっとくのはひどくないかい!?」
「あー、ちげぇよ。俊哉の場合、ついてく事が不可能に近いからほっとくことしかできないんだわ。俺らだって親父達だってきっと数十秒持たずに置いてかれるし、戦いなら負けるんだよ。」
いや、俺が小学生の時は一日中稽古していたことがあるじゃないか。
あれ、でも言われてみれば数時間ごとに相手をしていた父さん達が入れ替わっていた様な…。
次の日は、必ず休息日ってなってたな…。
あれってそう言うことだったの?
なんか、霧達が化物を見る様な目で…やめろぉ!悲しくなるじゃないか!
「なるほど、彼は生まれながらにして化け物であった訳か」
「一応俺らも精霊に祝福されし子(FC)として他の奴らよりも優れたモノは持っているはずなんだがな」
「唯一、F Cの中でどの精霊に祝福されているのか分からないの俊哉ともう1人だけらしいしね」
「六属性は確認されているのだから、可能性としてはそれ以外かはたまたそれら全てかのどちらかになるんだろうな…。これは、面白いモノを見つけたかもしれないな…」
なんか、英一郎の俺をみる目が怖い。
一般には公開されていないが、どの精霊に祝福されているか本人は本能的に感じることができるのだ。俺も、自覚した時は幼いながらこれは大きすぎる力だと思わされたほどだ。無論、誰にも言ってない。言ったところで信用されるものでもないし。
どのみち、学園に入った時点で公になっていくのは目に見えているから仕方ないが。
「俺自身は理解しているがとてもじゃないが言葉にするのは難しいものでな…とりあえず、英一郎は近寄ってくるな!気持ち悪い動きをするな!」
「おっと、何故僕が近寄ろうとしているんがわかったんだい?」
「そんな目でこちらを見つめられていたら、誰でも察するわ!」
「君塚くんって気持ち悪いタイプの研究者なんだね…」
「君塚には近寄らないでおこう…」
霧と海が決意を固めた目で遠くを見つめている。
俺の事を完全に餌にして逃げるつもりだな。…ふふふ、そうはさせるか!
「君塚よ、君の研究熱心さに免じてとある情報を与えよう…」
「君より好奇心をそそられる研究材料はこの世にはないと…」
俺はこっそりと耳打ちでとある情報を君塚に伝える。
最初は無反応であったが、言い終わる頃には霧と海に対しても気持ち悪い動きで近づいていた。
どうでもいいけど、君塚って本当に研究になると気持ち悪くなるな…。
遠くを見つめて黄昏ていた2人は、背後に迫る君塚に気づけず大変なことになったのは言うまでもないだろう。
そんな、騒ぎを聞きつけてきた残りの生徒たちを蹴散らしながら本命が来るのを待ち構えた。
いよいよ、本命さんの登場ですね!
ここまで来るのに、脳内で俊哉達の主張が激しすぎて遠回りしてしまいました。
これからも、遠慮なく暴れるんだろうなぁ…苦笑
そんな、子達の活躍を一緒に見届けてくださると嬉しいです。




