Intent 18
更新遅れてしまって申し訳ございません。
なるべき遅くとも二日に一回は更新できるよう頑張ろうと思います。
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今日はミサちゃんともう一人優花の友達、竜や漆原達が来るためいつもより少し早めの起床をした。
いつもの時間に起きても良かったのだが、プレルーノ工房が開店するのは、十一時のため、メロンパンの仕込をするついでに竜達に振舞う昼ご飯の仕込を時間的にはとてつもなく早いがしとこうと思いいつもより早く起きたのだ。
生地を作り始めて、二時間ほど経ち、今の時間は九時だ。
九時丁度に家のインターホンが鳴らされ、ドアを開けるとそこには何度か見たことのあるミサちゃんの姿があった。
「おはようミサちゃん」
「おはようございます雪穂さん」
「まだ予定の時間より早いけどどうしたの?」
「楽しみにし過ぎてしまってつい来てしまいました。ご迷惑でしたか?」
「大丈夫だよ。でも優花は起きてないけど起こすか?」
「いえ、気にしなでください」
「まぁ取り合えず上がって」
「はい」
ミサちゃんをリビングに招き、紅茶を出し、一時間ほど学校での優花について話を聞いたり、最近のゲーム状況や、昨日のイベントについての感想などを聞いたりして過ごした。
ゲームの話をする時のミサちゃんは、見た目と反し、目をキラキラと輝かせながら語るのがとっても印象的だった。
一時間が経ち、今現在十時になろうかとしている時間なのだが、一向に優花が起きてくる気配がない。いつもの優花なら、遅くともこの時間には起き始めるのだが、今日は一切気配を感じない。
優花を起こしに行こうと思い、立ち上がったところをミサちゃんに止められ、今も俺はミサちゃんと二人でリビングで紅茶を啜っている。
「もう十時だからそろそろもう一人の子も来る時間かな?」
「そうですね」
「もう一人の子はどんな子なの?」
「簡潔に言ってしまえば、優花ちゃんみたいに明るくて優しい子ですよ。ただし、料理はしっかりと出来ますけど……」
「そうなんだ……」
この暗くなるような口調は、多分一度優花の料理テロに巻き込まれたのだろう。優花の料理を食べた事があるものにしか分からないこの気持ち。ミサちゃんがどんな料理を食べさせられたのかは少しばかり興味があるが、聞かない事にしよう。ミサちゃんの目が、その時の事を思い出して死んでいくのが分かる。
「あれ以降、優花ちゃんには料理は控えてもらってるんです……」
「それは懸命な判断だと思うよ」
「そうですよね……」
食べてもいない優花の料理で、一気にテン?%
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