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ByeBye mother

作者: 紅坂 椿

Hey mother

指差した先の普通を求めているの?

Hey mother

育てた花が歪だから顔を歪ませるの?

Hey mother

「薄情なDaughter」薄い思い出のリプレイだね


薄情なDaughter

あんたは出来の悪い奴だよ

歪なDaughter

あんたは私を愛してくれやしないんだ

My Daughter

私は愛を持って育てたはずだよ


どこで間違ったのか

なにを間違えたのか

消えていった記憶の本が泣いている


Hey mother

私は薄情だよ

Hey mother

だってお互いに違う幸せを望んでいるでしょ?

ねぇ mother

完璧に育つ子供はひと握り

大海原から宝石を見つけるようなもの

だから mother

私がHOUSEから消えたらいいの

Familyから消えたらいいの


いらない荷物と思い出はゴミ箱に

淡い希望とモヤのような不安を胸に

私はHOMEから出ていきます


Hey mother

指差した先にある普通は貴方が貰えないものだったんでしょ?だからって貴方にあげられないの

「薄情なDaughter」だってあなたが言ったから


ByeBye mother

きっと戻ってくるわ

ByeBye mother

あなたが私に頼み事があるのなら

ByeBye Family

motherの幸せの無いHOUSEになってしまった

ByeBye HOME

思い出の箱になっただけ


私は薄情なDaughter

motherの期待通りに育たず

Familyの一員としては歪で

HOUSEに忠実で薄い思い出しか残せない

それでも

私はここで生きていたのだ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 歌詞のような詩ですね。 一緒にいる間とかはぎすぎしてたりしても、こうして離れてしばらく距離を置いたりしたら、関係が良好になったりしますからね。 家族は友人知人とは違い、そう簡単に縁を切れな…
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