表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤンデレ彼女も異世界へ!  作者: 黄田 望
序章 【 異世界転移 】
1/142

第1話 いざ、異世界へ!


 高校2年生の冬。 ―――僕は死んだ。


 理由は覚えていない。

 事故に合ったのか自殺をしたのか、はたまた他殺によって死んでしまったのか。

 ただ、これだけは覚えている。

 

 僕は、()()()()()()


 死んでしまったら、彼女が悲しんでしまう。

 それだけはなんとしてでも阻止しなければならない。

 何故か?

 その理由も勿論覚えている。


 それは彼女が―――【ヤンデレ】だからさ。


 ◇ ◆ ◇ ◆


 「わかりました。 それが貴方の願いですね。」


 自身を女神だと言う白髪で真っ白な服を身に纏った綺麗な女性が微笑ながら了承した。


 僕はどうやら何かの理由で命を落としてしまい所謂あの世という場所へ来てしまったようだ。

 しかし、このまま記憶も消され再び輪廻転生をする直前で女神様に声をかけられた。

 ある世界で魔王を倒してくれたら願いをなんでも1つ叶えてくれるという物だ。

 僕にはどうしてもまだ死ねない理由があった。

 だから、僕はその女神様の話に乗る事にしたのだ。

 

 僕の願いはただ1つ。

 もう1度生まれ育った世界に生き返る事。

 それが僕が女神様に願った願いだ。


 「それでは貴方を魔王が支配しようとしている異世界へ召喚致します。 どうか魔王を倒してください。」


 女神様はそういうと指をパチンッと鳴らして光の柱を出現させた。

 どうやらこの中に入れば僕は異世界へ行けるようだ。


 「分かりました女神様。 必ず魔王を倒してきます!」


 こうして、僕の異世界への物語が始まった。

 

 僕にはどうしても魔王を倒して元の世界へ戻らなければならない理由がある。

 それは、僕には永遠を近いあった恋人がいるからだ。

 彼女を置いて死んでしまうわけには行かない。

 だってもしも置いて行ってしまったら・・・・。


 「こ、殺される!!」


 僕は真っ白な光の世界で身を震わせた。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ