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ケモノライフ!キツネさんは転生者  作者: きつね耳モフモフ
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夏の思ひ出

夏と言えば海でしょって事で

 2年目の夏の長期休校の時期は、待ちにまったぜ!ミラさん都会デビュー!!を皆で達成するの事に成功しましたー。いやーそれでも結構時間掛かりましたね。当初の計画よか早くはなったみたいだけど。

 金銭的な援助だけでなくて“村”の大人達との根回しとかいろいろと大変だったみたいだけど、私は“都会”の方の受け入れ組の支援に回るのに精一杯ですた。

 学生寮は例によって休みで使えないのでミラさんの泊まり先はふつーにお宿。最高級なお部屋とかは流石に無理でしたが一般の個室を取れたのでそこは良しとするとして、昼間は服のお店とか食べ物のお店連れ回してみたり、ミラさんがお気に召しそうなお兄さんをそれとなく紹介してみたり。

 私はミラさんの目を誤魔化しつつ夜に“クエスト”回したりしてミラさんの滞在費を捻出してたりしてたんだけど、即効でバレて「休む時はちゃんと休まないと駄目!」と釘刺されちゃいました。

 ちゃんと服装とか匂いとか顔色とか気を付けてた心算だったんだけどなぁ・・・???ミラさんとは別な宿に泊まってるせいなのかな?変な“クエスト”受けて回ってた訳じゃないしミラさんの泊まってる宿の周辺の移動を避けて回してた筈のに何処でバレたんだろ。解せぬ。

 折角呼んだんだし“都会”の中だけじゃツマラないだろうという事で大きい港とか見学したり小さな魚港のある“町”の方にも繰り出して浜で皆で海水浴としゃれ込んだりもして皆で大いに楽しみました。

 海の家みたいのもあったから焼き魚とか海産物も食してみたり。イカ焼きとか焼きモロコシみたいなモノからたこ焼きモドキまで結構前世知識に近い食べ物があったのにも驚き。多分過去に私と同じ世界から来たヒトとか居たのかも知れないなー。お稲荷さんとかもあったりするんだろうか?

 食べ物で思い出したけど、私の“前世”は和洋折衷な食生活送ってたせいなのか、“和食”に対する思い入れみたいのが薄いんだよね。卵掛けご飯とかお味噌汁とか干物とか是が火でも食べたいっ!!てモノがそうそう浮かばない。それが良いんだか悪いんだか知らないけど。

 パンみたいなのとかクッキーみたいのとかサンドイッチみたいのとか食べれる物があるだけで十分。ドラゴンステーキみたいな“魔物”料理があったら食べてみたいんだけど、高級素材だったりするからまず手には入らないしねー。下手に食べると“魔物”化する実とか料理とかもあったりしたらそれはそれでこわひ。

 因みに海水浴の時は水着なモノは無いので濡れていい下着とかに着替えてます。海水浴に合流したミリーやマリーちゃんらも順調に育ってるようで裏山(涙目。・・・一応背は伸びてはいるんだけどなぁ。

 水際で遊んでるとごつい体格した獣人のにーちゃんとか竜人なヒトとか結構観に来るんだけど、私がミラさんの近くに居ると子連れと勘違いされるとの事で厳命で隅っちょの方で遠目で観察する事に。

 監視員のお兄さんに私が迷子と勘違いされてもマズいのでミリーも一緒だったりする。ミラさんにチャラそうなお兄さんとか近づいて来た場合なんかはマリーちゃんが引きつけ役。いいのかそれで。

 うっかり任せておくと誰かがウサさんキックの餌食になりそうなんで逆に怖いんですが。まぁ最後まで死体の山が出来なかったから多分変なのは寄って来なかったとは思うんだけど、結構ヒヤヒヤ物でした。

 それが終わったら皆でミラさんを“村”に送り届けて私は“都会”にとんぼ返り。“村”に1泊しても良かったんだけど、夏休みの終了日ぎりぎりだったから余裕を持って“都会”での宿に1泊する事に。

 さぁこれで明日からはまた授業だ。回復師(ヒーラー)の授業もちゃんと受けなくてはね。

海の家行った事ないのでメニューは適当だったりしてます。カレーを入れなかったのは“ご飯”出そうかどうしようか迷ったからというしょーもない理由です。

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