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ケモノライフ!キツネさんは転生者  作者: きつね耳モフモフ
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攻防の裏側で

攻防中のお話しです

 支援の支援やってて気が付いたんだけどこれ“お使いクエスト”の上級者版だわ。活動の場が“街”の中から起伏に富んだフィールド上に変化した上に尚且つ届け先が動き回ってて行き先が毎回変わるわ、障害物が“罠”とか意思を持って動き回ってる“魔物(ナマモノ)”だったりするというある意味鬼畜仕様だったけどね。討伐隊が“巣”に突入開始し始めたらガヴリン側も斥候を立ててる暇も無くなったのか守りを固める為にどんどん引っ込めていくんだけど“罠”の一部は残してってるので支援のヒトが片っ端から排除。ついでに外部への退路もどんどん断っていく。障害物を置いたり外した“罠”を仕掛けなおしたり。

 正直そこまでする必要あるの?とも思ったけど“村”の人達だって生活掛かってるんだし、ここでボスに逃げられたら困るという事もあって退路を断つ必要があるんだとか。逃げ出すのはとっくに逃げ出しちゃってて残ってるのは全員倒しちゃっていい奴ばかりだとは聞いてるけどなんかびみょーな気分。やっぱり“人”型の“魔物”ぶっ倒すのは抵抗感拭えないね。直接関わるだけじゃないだけになおさらさ。

 そうこうする内に“巣”の内部の資源を討伐隊の人達に持ち去られて慌てたガヴリン側が外部へ調達しに外に出ようとして“罠”に引っ掛かったり障害物を排除しようとしだしたので支援の人達がそれを邪魔をして“巣”の中に押し戻すという光景があちこちで頻発し始めた。私も消費が激しくなり始めた回復薬等を補給して回る。時には取っ組み合いになった支援のヒト助ける為に引き剥がしに加わり一緒になって追い立てて“巣”に押し返したりもしたよ。1匹ついでで噛み付いちゃったりしちゃったけど気分は悪い。

 手持ちの回復薬が間に合いそうにない支援役のヒトには“回復(ヒール)”の呪文で回復を掛けていくのも忘れない。補給ユニットみたいなモンだねこうなると。“回復”呪文のLVも5位には上がりそう。

 私自身は遭遇する機会は無かったんだけど突入班みたいのが居てぶっ倒れたヒトだけでなくぶっ倒したガヴリンすら回収して回ってた。“街”の外で見かけた監視員さんの集団なのかも?敵味方関係なく回収する理由はぶっ倒れたガヴリンを“巣”の中に残しておくとガヴリン側の回復役に回復されて困るんだとか。即ゾンビ化とかまでは行かないんだろうけど数が減らないのは不味いだろうし。まぁ備蓄品とか回収されてどんどん“巣”の中から無くなってくから回復もおっ付かなくなるのは目に見えてる。本格的な攻城戦なんかの場合では簡単にこうもいかないらしいけどね。

 なんやかんやしてる内に“巣”のボスが完全に討ち取られたらしくてあちこちから勝ち鬨とか上がり始めた。私の役目は今回はここまで。後は“街”への帰還組に影ながら付いていって今回の“クエスト”は終了という形になる。支援のヒトによっては“村”に残って復興支援。“巣”も解体したりしなきゃいけないらしいけどそっちは“村”側の“クエスト”となるのでやる事は無くなっちゃったしね。

 間接的とはいえ規模の大きめな戦闘を裏側から体感出来たのはある意味良い事だったのかも知れない。“旅”に出ればこんな場面を裏側から観る機会なんてまずないだろうし。専門職でも無いから詳細までは分からないけど場合によってはもっと酷い場面とか遭遇する事もあるんだろうなぁ。蛇な潜入員さんの苦労がなんとなく分かる気がするね。

 草むらで時々角兎(ホーンラビット)や“野犬”の群れを横目に観つつ討伐隊の帰還組が“街”へと到着するのを見届けた後にこちらも密やかに帰還した。ソロで動いてる人達の面倒までは見切れないのでパス。

 今度は家屋の修繕とかの“クエスト”も選り好みしないで受けてみようかな。力仕事には向いてないとは思うけど、補助位は出来るかも知れないし。

後書きに矛盾があったので書き直し。“街”に帰り付くまでのは別クエストではなく同クエスト扱いとします。

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