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ケモノライフ!キツネさんは転生者  作者: きつね耳モフモフ
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尽きぬ悩み

今日は同室の垂れ犬耳のミリーって子に魔力操作の基本を教わったよ。でも実際には教わったというよりか正しく理解したって言う方が正しかったのかな。この場合。

 絵本に描かれてる事を何とか覚えようとしてたんだけど、前世知識の知識と得られたこの異世界の知識との間で脳内葛藤を起こしちゃったらしくてオーバーヒートしかけてた所を観られたみたいで気さくに話し掛けられたんだよね。

 魔法そのものはもっと大きくなってからでないと教えて貰えないって事もその時に教えてくれたよ。共通語の呪文書は例外だったんだね。・・・勉強になります。

んで、肝心の魔力操作の基本の事なんだけどさ。彼女にはそれが既に出来てる事にちょっと驚かれてたんだけど、私の理解が早いのかな?と思ったらそうでもないっぽい。それやる前にいつか“野犬”相手に発してみた喰い気を再現してみたら怯えられて「それ違う。・・・私食べ物じゃないよ?」と突っ込まれたし。

 まぁ思ったよりか簡単に出来たってだけで個人差はあるだろうし“基本”でしかないのなら、こっからが大変て事ですね?ワカリマス。ついでに“魔力”の流れを目で観ようとしたけど普通は無理だって。むー。

んでも親切に教えてくれたお礼にミリーと骨っこ交換してお互いの尻尾追っかけ回したりして気分転換してみたよ。巻き尻尾でも追っかけがいあって良かったw

 これからは魔力操作を出来るだけする様に心がけながら運動したりする事にするかな。魔法使うのに何時も優位に立てる地形とか状況に居れたりする訳なんてそうそうないだろうしんね。少なくとも“魔法”を使ってくる“魔物”や他のヒトだって同じ条件なんだろうしどんな状況でも少しでも楽に“魔法”を使える様に出来る様にしとかなきゃ。

 あ。もしかしたらだけど私の場合は“狐火”とかも使える様になるんだろうか。“魔法”とはちょっと違う気もするけど、使えたらいいなぁ位に考えておけば良いか。“呪文書”とかでは流石に無いだろうしネー。

 後問題となるのは武器選択。流石にあの“杖”じゃ攻撃力無さ過ぎるし“複合”弓の芯にすらなりそうにもないんだよね。軟すぎて。いやね、最初は弦になりそうなモノでも適当に見繕って原始的な弓にでもしようかとも思ったんですよ。いざ使ってみようかと思ったらおもちゃの弓にもならなかったのは別な話。まぁあれはここに来れた記念も兼ねて置いて行く心算。邪魔にならない様なトコにしまっておかなきゃ。

 でも弓はなんか惹かれる物があるんだよねー。・・・狐に弓って構図誰が最初に思い付いたんだろうか。後ぱっと考え付くのは槍とか剣?フルアーマーで大剣振り回すごつい狐さんなんてのは却下。星振る剣で一刀両断とかはやってみたい気がしないでもないけどね。短剣の類いはまあ必須として後は暗器もいるかな。

歩く武器庫になる心算は無いけど攻撃手段はあっても足りない位だろうし。噛み付いたりは最終手段。

 魔法と武器防具の相性も気になる所。阻害される様なら重装備なんて夢のまた夢だろうしね。ふと脳内にキザったらしい衣装に身を包んだ剣士の姿が浮かんできた。攻撃と回復の呪文を使え尚且つある程度の装備を着用する事が出来るが何もかもが凡庸なLVの物までしか使えない存在。マニアとかコレクターならいいけどそれ以外を目指す者なら余り使いなりたがらないであろうその姿の剣士はいかにもキザったらしい笑い声をさせながら目の前から消え去っていった。あんなん目指すのか?私は?・・・それはそれで何か嫌だ。

 目指すなら竜騎士とかなんかの方が良い。なれるかどうかとかそんな職があるのかどうかは別としてね。

“杖”を弓に進化させようかとも思ったんですが無理があるので辞めました。

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