04
今回はすこし短めです。
------勇人side------
俺達は話続けていたら、いつの間にか昼の時間を過ぎていたことに気づいた。
「勇人、お腹すいてない?」
「へ?まだ大丈夫だよ?」
時計を見ると、いつもなら腹が減ってきている時間だということに気付いた。
「あれ?おかしいな。いつもなら腹が減ってるはずなのに」
「体が入れ替わったからじゃないの?」
「そうかもな。じゃあ、飯、食いに行くか」
自分の体のことは自分が一番よくわかる。そういう言葉があるけど、実際にそうだと思った。
まあ、今では自分の体と呼んでいいのかどうか、怪しいところだが・・・
「で、飯どこにする?」
「誘ったんだから勇人が決めてよ」
「そんなこと言われても困る」
「え~、じゃあいつもので決める?」
「そうだな」
いつものというのは、俺らの間でよく使う迷ったときの決め方だった。
「じゃあ5で」
「そうだな」
最初の店から5つ目の飲食店についた。ついたのだが・・・
「ついたね」
「ついたな」
なんというかその、あれだ。今はお昼時のはずなのに店内に誰もいないのだ。
どう考えても普通の店というよりもだめな店だと思う。
「勇人、どうしよっか」
「違う場所がいい気がする」
「そうだね」
「じゃあ」
「「3」」
そして、俺達はここから3つ目の飲食店へと向かうのであった。
「あー、おいしかった」
「ああ、値段も安かったし、良い店でよかったよな」
久しぶりに外食をした俺達は、入った店がいい店だったこともあり、ホクホク顔で歩いていた。
「で、ここからどうする?」
「はじめはケーキ屋に行く予定だったのに、さっきお昼食べたからあまりおなかすいてないしね~」
「だよな~」
こんな感じで軽い会話をしながらぶらぶらと歩いていると、いつの間にか商店街の中を歩いていた。
たまに二人で買い物に来ることもある商店街だということで、顔を知られていた。そして・・・
「あらま~、勇人くんと玲奈ちゃんじゃな~い。どうしたのこんな時間に?」
と、声をかけられてしまったのだった。
どうもyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございましたm(__)m。
今回はというか今回も短めです。なぜなら、明日「05」を投稿させてもらう予定だからです。
ということで、次回も最後まで読んでくださると嬉しいです。
それともう一つ、感想やレビューを書いてくださると嬉しいですO(≧∇≦)o!
今後ともよろしくお願いします。




