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Ver1.19

今回はデータ的な部分が多いので気の短い方はそういったとこは流して読むコトをお勧めします。


 広場に戻り休憩した、後ガグと再会の約束を交わし別れた。


 ただガグは先の対魔人戦闘で恐怖のステータス異常が出てたらしく、早くもっと強くなりたいとも零していた。

 

 まあ、今回は相手を倒すことでなく、追い払うこと前提だったのでLV差的にNPC?であるガグが介入しても危険度が増すだけだったので結果オーライってことだ。 NPCは復活できないらしいしな・・・


 とりあえずもしもの時の保険でガグの称号を表示させ【政十郎の弟子】にしておいて貰う。 少なくとももしプレイヤーが遭遇しても運が良ければいきなり攻撃されないだろう。 またオレの知り合いや名を知る者なら、何かある・・・と勘繰るかもしれないな。


 それでも攻撃してくるなら反撃か逃げるように言ってはいる。 逃げに回ったら今のガグは凄いことになるだろう・・・『ダッシュ』『アクロバット』『ジャンプ』を既に仕込んだから・・・


 その前例があるので別れた後、黒狼改め『九影』(このえ)と名づけたシャッテンウォルフは十一共々オレの弟子になった。

 最初、九影と名づける前は無理だったが、名づけ後のポイント振りである程度知力が上がると九影から弟子志願してきたのは驚いた。 何でも仲間はずれは嫌だったらしい。


シャッテンウォルフ(ボス) LV1

名前 シャッテンウォルフ(ボス)

種族 魔獣

筋力 20

器用 5

敏捷 20

精神 10

知力 3

信仰 0

知覚 15

幸運 1

体力 20

HP 30/30

MP 20/20

BP 15

MSP 96


名前は1回のみ変更可能


シャッテンウォルフ取得能力

移動方式『4足歩行』『影化移動』

会話方式『念話【政十郎】』

特殊感知方式『野生の嗅覚』『野生の聴覚』『夜目』

通常攻撃『噛む』『爪』『体当たり』『影化攻撃』『念動【政十郎】』

スキル 『影化』

    『威嚇』MP 10

生産 『狩り』



 LV1って・・・あれか? 仲間になったら弱体化ってやつかい?

 まあ・・・それでもステータスが既に凄いんだが・・・なぜ念動や念話を・・・ってオレが会話に使ったから憶えたんだろうな・・・嬉しい誤算だが。



シャッテンウォルフ(ボス) LV1

名前 九影

種族 魔獣

筋力 40

器用 15【+1】

敏捷 40

精神 20【+1】

知力 10【+1】

信仰 0【+1】

知覚 30【+2】

幸運 5【+10】

体力 40

HP 40/80

MP 20/40

BP 0

MSP 5


九影取得能力

移動方式『4足歩行』『影化移動』『騎乗可能』

会話方式『念話【政十郎】』『共通語 かたこと』

特殊感知方式『野生の嗅覚』『野生の聴覚』『夜目』

通常攻撃『噛む』『爪』『体当たり』『影化攻撃』『念動【政十郎】』

スキル 『影化』

    『影潜伏』

    『威嚇』MP 10

    『ダッシュ【政十郎】』

    『ジャンプ【政十郎】』

    『アクロバット【政十郎】』

 『重心移動【政十郎】』

 『浮身【政十郎】』SW


生産 『狩り』『薬草採取』『鉱石採取』

称号 【政十郎の弟子】


 やっちまった感はあるがまあ万事OK~♪


 いきなりカタコトだが九影がしゃべったのは驚いたが・・・


 短時間で取れるスキルは取らせた・・・ぜってえオレよか強くなる!

ちなみに『重心移動』は反復横とびをやらせて取らせた。 『教え上手LV3』の分習得しやすくなってるのかも?


 しかし・・・弟子称号つけたのは良いが・・・幸運以外にも+が付いてるってコトは、俺のステータスも+が付いてるところが・・・それ以上にはなってるってことか・・・

 初期設定以外は見えない仕様だからよく分からんが、上がる基準がそのステータスをどれだけ使ってるからしいからな・・・ 反復練習でもすりゃあ上がりやすいとかか? もしくは格上の敵と戦闘中はスキルが上がりやすいのと同じ原理か・・・あ~考えたところで今はまだわかんねえしプレイスタイルは変える気はねえからおいとくか・・・


 十一もスキルを教えたがオレの持ってるやつって少ないから今のとこ『投げ』

だけだな・・・しかしスクロール使ったら魔法を憶えやがったのはやはり十一は魔法後衛系なのかな? 帰ったらエンチャント系を教え込もう。


 後はスキルがいつの間にか増えてたのと称号が増えたことでチェックしてみたところ・・・称号がバカみたいに増えてた。 帰ってからスキルと一緒に整理しようと思う。 まさか1日でここまで増えるとは思わなかったし・・・



「さあってと・・・アイテム欄も充実したし帰るかね・・・結構さっきの戦闘で疲れちまった。」

『キュ(おつかれ~)』

「じゃあ九影頼む」

「ワカッタ」


 そういって小さくなったとはいえトラぐらいには大きい九影にまたがる。


『『ダッシュ』の訓練も兼ねて合図したら全力疾走やジャンプだ。 いいな?』

『承知!』


 何故か性格か種族的なものなのか九影の方が会話はカタコトなのだが『念話』になると武士っぽくなる・・・というか忍者? 犬ではないから忍狼か・・・能力的に?

 十一は知力は高いが声からまだ幼さが見える。 LVが上がって少しずつ話し方が流暢になってるようだが舌足らずなのは抜けない・・・仕様か!?


 それはともかく走り出すと即全力疾走『浮身』で掛かるGの軽減をする。 早ええ・・・『ピロン!』

 やはり取れた『騎乗』をメインにいれて疾走する。

 自分で高速で走るのも感動だったがこいつの自前の走力と『ダッシュ』が相まって少しするとLVが上がったのだろう『グン!』とスピードが上がった。


「おお!?」

『キュキュ!』

『主、十一、大丈夫か?』

『問題ない・・・それよりずっと全力移動してるが疲れないか?』

『こちらも問題ない。 主より授かった力で後5回はこのまま走れる』

 今で5分ほど・・・30分全力疾走!? 体感速度でバイクに乗ってるような状態で時速150kmは出てると思うんだが・・・スキル欄を見ると『騎乗』経験がミルミル上がっていってるのが見える・・・結構ゆれるし馬ほど騎乗に適しては無いから難易度高めだからだろうと自己完結。


『キュ~キュキュ♪』

 十一は頭の上ではしゃいでるぐらいだ、大丈夫だろう。


 眼前に15m幅はある川が見えた。

 『浮身』を使って『ジャンプ』の合図。 川の手前で走りながら大きくジャンプ・・・っておいオレより高く跳んで高さ15~16mは上がって40m近くの幅を跳び越えやがった・・・


『主・・・我にここまでの力を与えてくれたことに感謝する!』


 九影もご満悦のようだペットになる前の怯えようがウソみたいだな。 もしかして与えたポイントが忠誠度みたいになるのかもな。


 そして全力疾走のまま街が見えてきた・・・ホント・・・どんなけ早いんだ?


 とりあえず門番に挨拶して入ろうとしたら止められた。


 やはり九影は目立つし街に入れば騒ぎになるそうだ。 ペットは収納できるのでそれを提案すると、『影潜伏』で九影がオレの影に沈みこんでいった。

『これなら目立たず主を守れる』

『ずっと潜んでるのは疲れないか?』

『影の中は十分広いどうあっても主から離れることは無い』

 詳しく聞くと影の中に巣穴を作るようなものらしく寝ることも可能らしい・・・オレもそのスキルほしいところだが、種族的なスキルらしく取得は不可能みたいだ。


 九影が言うにはこのまま影でも移動も攻撃もできるそうなので門を通った後試しに乗ったまま移動してもらったら、動く床と言う感じで滑るように動く。

 全力疾走こそ無理だが影は2m四方ぐらい広がるので他にも使い道がありそうだ・・・しかし今は楽をさせてもらおう。

 

 今日1日で出会った2匹だが相性はいいようだ。 十一も仲良くできそうだし。 九影の何気に気が回る性分が信用できるんだろう。 特に仲たがいの気配は無いし、いい仲間になりそうだ。



~~~~~~~~~~~~~


 さて、戻ってきましたギルドルーム。


 ギルド内にある部屋なのだが改めてみると不自然な場所だ・・・


 大部屋一つにキッチンや鍛冶用の窯等生産スキル用の施設が纏めてあったり簡易ベッドが二つあったり小さな庭には小さな畑らしき物・・・


 お金を出せばギルドルームの拡張や機能拡大とかできるようだが・・・高いねえ拡張と部屋数増やすのが一番安いが・・・100Sか・・・その内だな


 さて、十一と九影には寛いでもらっておいて。 戦利品の整理から・・・先に個人倉庫に入れてソート(並び替え機能)で被ってるものを纏めよう。

「十一~この箱の中に戦利品入れといて」

『キュ~(は~い)』

 大きな木箱みたいな物が個人倉庫でアイテムが80個×2(表示的にアイテム欄2ページ)入る個人のアイテム欄は64個のマスだがアイテムがでかすぎる場合、今回作った網とかは2×2の正方形の4マスいる横に4マスでも縦に4マスでもダメなようだ。

 しかし、この個人倉庫はそこのとこが緩和されるようで1マスで収納可能・・・いや~便利やね。


 その箱の上をユラユラ揺れて震えるような仕草をした十一。


『キュウキュ!(ますたーいれた!)』


 おしっこする前の小型犬みたいだったがあれがアイテム移動の動作だったらしい。


「ごくろうさん」


 ではソートして・・・

糸×45

丈夫な糸×32

切れた糸×64

柔らかな毛×56

痛んだ毛×102

妖精の楔×2

犬の皮×30

犬の牙×38

痛んだ犬の皮×57

ペットの首輪×3

コウモリの羽×89

コウモリの破れた羽×61

コウモリの牙×138

ナイトバードの羽毛×53

ナイトバードの縮れた羽毛×90

ナイトバードの肉×60

上質なナイトバードの肉×32

ナイトバードの嘴×58

トリモチ×3

ゴブリンの牙×169

ゴブリンの破れた服×141

ゴブリンの錆びた剣×30

ゴブリンの古い弓×37

ゴブリンの折れた杖×6

ゴブリンの削れた棍棒×47

ゴブリンの錆びた盾×19

ゴブリンの錆びた槍×24

ゴブリンの首飾り×85

奴隷の証×5

曲刀の設計図


?石×81

?石×37

?石×40

?石×35

?石×5

?石

?玉

?布

?皮

?皮

?剣

?弓

?指輪

?指輪

?指輪

?指輪

?マント

宝箱(『シャッテンウォルフ変異体』初討伐)

宝箱(『シャッテンウォルフ変異体』ソロ討伐)



 とりあえずこんなところか・・・?表示の『鑑定』前に・・・あれを試すか。

「十一今から言うとおりに『キュアライト』してくれ」

『キュウキュ?(どーするの?)』


~~~~~~~~~~~~~~~~~


切れた糸×64

痛んだ毛×102

コウモリの破れた羽×61

ナイトバードの縮れた羽毛×90

痛んだ犬の皮×57

を床に広げる。

「じゃあ言ったとおりやってみてくれ」

『は~い『キュアライト』~~~なおれ~なおれ~』

 『キュアライト』自体は『キュア』の上位魔法で所謂、範囲回復だ。 それなら『キュア』でできることをできないか試すと同時に十一の『精神集中』と『ディレイ』の習得も兼ねてやってみる。


 十一自体が淡い優しい光を放ちプルプル震えている。 その光が少し強くなった。


 ソコからは予想通りの結果になった。 おそらく十一の主人であるオレにシステムウィンドウが表示されて範囲内のアイテムの修復状態を告げていく。


 元々の効果範囲が2m半径しかないので全てのアイテムは入らなかったが求めるスキルは取得したようだ。

 それでも今の十一のMPはオレの2倍強・・・5分の1も減ってねえ・・・

「じゃあ今度は範囲拡大、効果拡大でやってくれ」

『お~け~ますたー・・・う~や~た~!』

 今度は部屋中に・・・半径10m以上はあるだろう光で全てのクズアイテムが合成されていった。

「おつかれさん♪」

『ますたーはらへり~・・・』

 はらへり・・・?

「腹が減ったってか?」

『うん』


 ふむ・・・謎なナマモノなこいつは一体何を食うのやら・・・とりあえずアイテムから取り出して聞いていくことにした・・・結果・・・


?石を美味そうに食っていた。

「おまえはガジラか・・・?」

『うまうま♪』

 取りあえず未鑑定なので数の多い物を一つ与えたのだが・・・

「美味いのか・・・それ?」

『うん! 中に銅が入ってて美味しいよ♪』


 銅!? 石・・・銅鉱石か!


 鑑定で見てみると残ったひと塊も全て銅鉱石になった。 こりゃあ・・・石関係は全部いけるか?


「他の石も食ってみるか?」

『いいの? やった~!』


 外見がちんまいワリに良く食うのだが・・・一体どこに入っているのやら・・・

「九影は鳥肉でいいか?」

『頂けるのですか? よろしければ狩りに行きますが』

「今日は疲れたろう? 食えるなら食っとけ・・・5個もあれば足りるか?」

『十分です。 では馳走になります』


 なんかすげえ礼儀正しいんだが・・・知力最高に上げた結果か?

 

 十一も見るにそれだけではなさそうだが・・・AIの性格なのかもな・・・多芸だ・・・


そんな感じで十一の感想を聞きながら複数ある石の鑑定を進めた結果・・・


銅鉱石×80

鉄鉱石×36

水晶×39

銀鉱石×34

ミスリル塊(高純度)×4

となったが・・・最後のミスリルを食った時それは起こった。


『あれ? 十一の様子が・・・・』

 いきなりのシステムメッセージ

『ぽむ!』

 何かはじけるような音と煙と共に十一の体毛が銀・・・いやミラーコーティングされたようになった・・・オレの顔がうつっとる・・・

 

 呆れながらも十一のステータスを確認すると・・・

ケダマノ・ホーリー(ミスリル) LV20

種族 ミスリルの精霊

となっていた・・・


パピーでなくなったのはよしとしよう・・・そういう種族なんだろう・・・だが・・・


「なんでオレの倍近いLVなんだろう・・・」


 それと気付いたのはステータスの数字がオレと同じで見えなくなっていた。 念の為九影も見たが同じだった・・・初期パラメータのみ表示ってことなんだな・・・能力値に関しては。


 なんにしても成長したのなら喜ばしいことだ・・・少々派手になったがまあいい。


十一取得能力

移動方式『浮遊』

会話方式『念話』

特殊感知方式『魔力感知』『精霊の目』

通常攻撃『ミスリル捕縛網糸』『ミスリル斬鉄糸』『ミスリル毛針』『念動』

スキル 『ホーリーライト』MP15

    『キュアライト』MP20

    『エンチャントウェポン』MP10

    『巨大捕縛網糸罠設置』MP50

    『投げ【政十郎】』

    『精神集中【政十郎】』

    『ディレイ【政十郎】』

生産 『糸作成』『布作成』『裁縫技術』『布防具作成』

称号 【政十郎の弟子】


 イロイロ変わってた・・・頼もしいヤツ・・・後衛でなくてもよくねえか?


 まあ棚ボタだがいいか・・・しかしミスリルなんて普通上級もしくは中級素材だろうに・・・一体どこか、ら・・・フィーだろうな・・・あの置き土産・・・


 どうするか・・・市場に出すのもまだ加工できる職人いないだろうな・・・十一は布防具ができるが・・・ミスリルで糸ってやってるからもしかして・・・


「なあ十一・・・この残りのミスリル使って何か作れるか?」

『ん~いっぱいできるよ!』

「その中で防具一式作れるか?」

『シャツ、ズボン、あたま、て、あし・・・あと~うわぎ入れて2組できる。 でもそーこにあるのも使うけど・・・だめ?』

「材料は揃ってるんだな?」

『うん』

「なら取りあえず一組作ってくれ・・・失敗したらそれはそれで考えよう・・・あそれと・・・作るとき『精神集中』しとけよ」

『わかった~今からつくるね~・・・ますたー』


 いきなり言いづらそうに小声と言うか念話が小さくなった


「ん、まだなんかあるのか?」

『はらへりなったら石たべてい~い?』


 ・・・飯の催促だった・・・


「はいはい、銅鉱石なら食っていいぞ・・・でも食べ過ぎるなよ? 腹壊してもしらねえぞ」

『わかった~ありがと~♪』

「頼んだぞ・・・そういえば色とか形はどうなる?」

『後で一回かえれる~』

 服装のカスタムってたしかあったな・・・最悪ここのシステムは重ね着ができるし後で皮鎧を上に着てもいいしな。


 じゃあ・・・後の鑑定と行くか・・・ってヒントあるの一つだけか・・・まあいいやっていこう


 結局わかったのは


エリートゴブリンの剣

エリートゴブリンの弓

ストレングスリング+5

ひびわれた指輪

ひびわれた指輪

宵闇の外套


宵闇の外套 ☆×8

肩装備品 外套

特殊スキル

【取得可能スキル】闇の霧(上限5LV)

使用者の存在を隠すスキルにSLV+3効果ただし日光の当たる場所では無効

一度装備すれば譲渡不可

装備している間スキル経験を取得MAXになるとMSTされる

装備を一度外すと経験は0クリアされる。


ストレングスリング+5 ☆×5

指装備品 指輪

特殊スキル

装備中筋力増加+5


 取りあえず『宵闇の外套』と『ストレングスリング+5』は装備する。 外套の所有者限定はNPCとかは数に入らないみたいだ・・・ まあ、ボスドロップがボスが所有者でした、使えませんはプレイヤーがキレるだろう。


 エリートシリーズの武器はそれなりにいい武器なのだが・・・多分今は素手のが強い。


 弓を取っといて明日プレイヤーメイド(プレイヤーが作ったもの)を見てみるか・・・そこそこ出てるだろう。 鑑定できなかった物とできたけど換金アイテムだった物も売りたいし・・・曲刀の設計図・・・職人探して作れるやつ居るといいんだがな。


 そんなことを考えながら一息ついて休憩を取ることにした。


 椅子に座るかと思ったが床に寝そべって寛いでいる九影が目に付いた。


「九影ちょっといいか?」


『なにか御用ですか?』


「いや・・・大型犬を飼ったら一緒に寝るのが夢だったのを思い出してな」

 九影の横腹に背をあずけて座り込む。 うん、いい毛ざわりだ。

『我はこれでも狼なのだが・・・』

「いいんだよ・・・家族には代わりない・・・」

 そんな言い訳をしながらしばしの仮眠をまどろんだ



今回の取得スキル


C『騎乗』PS

乗り物や騎乗可能な動物やモンスターを操作する

騎乗状態の移動速度LV分小補正

敏捷 器用にLV分小補正

条件・・・『騎乗可能』をもった物に乗っているとランダムで入手

『騎乗可能』を持った物等に限る。


アイテムの多さで一日の狩りの効果を表すとデータ処理もですが設定も書くのも大変・・・作者なら素材全部売ッパラう方なんですがクズアイテムの再生方法の応用等を表現するため今回のようになった・・・が後悔もしている。

戦闘の駆け引き書いてるほうが楽だ~次はも少し手を抜く(データ的な意味で)決意する作者でした。

最初の段階では狼の名前は『松陰』(まつかげ)だったが1発ギャグになりそうだったのでやめました。

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