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番外編Ver1.031

毎度~な方もハジメマシテな方もどうか見ていっておくんなまし♪

今回はVer1.10、一章で10話いったのできりのいいところで短い番外編です。

本編はできれば休日中に出したいところですが期待しないで祈っててください。

7月21日  ×日検体、非検体  〇被検体に訂正しました

ご協力感謝します。

『ビーッ!ビーッ!ビーッ!・・・』

 異常警告音が急かす様にがなりたてる。

 その中に急ぎ足で動き回る人影達

「主任! 検体S1-01の発汗が異常です! 更に身体の各部位に痙攣が見られます! これ以上『TQタイムクイック』16は危険だと思われます!」

「落ち着け桐生君! 被検体の現状をモニターしつつ現在の『BW』内の彼の行動を主モニターにそのままのTQ倍率で映し出せ!」

「は、はい! 記録手聞いてたな? 主モニターに頼む!」

 そのやり取りに数人のオペレーターの一人が反応しキーを打つ音がにわか雨の雨音のように乱暴な連続音を紡ぎだす。

「了解です! モニター映ります! 今!」

 映し出されたのは何か残像がアッチコッチに移動する早送り映像だった。

「・・・4倍率まで落としてくれ」

「了解・・・落とします、4倍速固定映像に切り替えました」

 そこで初めて人影だと認識できた。

「被検体のキャラでしたか・・・特に異常は見当たらない、苦痛等は感じているようには見えませんね」

 しばし重本はモニターを見続けると

「01の現状のデータとキャラの動きのデータを比較し、類似点があれば挙げてくれ」

「了解!」

 即データ収集に取り掛かる者達。


 しばらくして警告音が消えた。

 近くの女性オペレーターが立ち上がる。

「主任! 結果が出ました」

「異常は無かった・・・だろ?」

 重本は薄く笑い部下に報告の続きを促す。

「・・・はい、痙攣と思われたものはタダの反射運動でした」

「反射?」

「はい、恐らく16倍の加速の中であそこまで動き回った結果、その加速情報スピードのまま首の脳波情報遮断システムの限界を超える情報量が漏れたようです 結果それに身体が反応したようです」

「ようは今の01は居眠りしてる時にイキナリ落下感とか感じて『ビクリ!』とするあれを高速で行ってる訳か・・・」

 そういって含み笑いを漏らす。

「喩えはなんですがそういったところです・・・あと発汗はその反射によって痙攣にも似た連続運動でのただの発汗。 心拍数や呼吸は軽い運動をした後ぐらいには上がってますが、健康そのものです。 ただ・・・」

 言いよどむ部下に重本は言い知れぬ物を感じ、聞こうと視線で先を促すと

「ただ・・・この1時間弱ほどで01の体重が1キロ近く減ってるんです・・・うらやましい・・・」

 女性にはイロイロあるのだろう・・・と重本はあえてセリフの最後を聞かなかったフリをしてると

「主任・・・被検体が・・・」

 サブモニターから桐生が疲れた顔で現れた。

「なんだ、異常は無かったんだろう?」

VRバーチャルルームからロスト・・・」

「なんだって!?」

『ザワザワ・・・』

 周りのざわめきが大きくなった。

「『ワシントン・クラブに行ってくる』と言い残し・・・」


・・・・・・・・・。

 沈黙が流れる。

「ワシン・・・W・C・・・トイレ?」

 誰かのセリフ・・・

「おい! 被検体のキャラはTQ16で今も普通に行動してるんだぞ!?」

「01の脳の演算速度はTQ16下でも負担を感じてない・・・?」

「それどころか身体を動かす余裕さえある?」

「原始人め・・・どんな生命力だ・・・」

「いや、違う・・・一番恐ろしいのは・・・現実の身体に通常速度の行動をさせ、尚且つゲーム内では16倍の速度で思考操作・・・この人・・・極普通にPCパーソナルコンピュータのマルチタスク(並列処理)を行ってる」

「主任・・・01って主任の知り合いとのことですが・・・何者なんです?」

 重本はどう言っていいか少し悩んだあとこういった。

「今はタダの契約社員・・・だが昔・・・このゲームの根本となった前作『ブレイカーズ』の上位ランカーにして生き残りだ」

『ええ!?』

 上司の意外な言葉に理由を知る数名は驚き絶句する者もいた。


最近感想を貰って嬉しい作者です。

しかし、慣れない事してるので誤字が目立つようです。(ごめんなさいね)

本編を書いてる時はノリとテンションに突き動かされて何とか書いてるんですが、読み直して誤字を探す体力と気力が無い!(いいきった!?)

・・・と、いうことで・・・もし「誤字を指摘してもいいよ」と言う心優しいか奇特な暇をもった方が居られましたらどうか感想にてお願いします。

返事はかけませんが、見たら即訂正させていただき削除しますことをお約束いたします。

また、この作品はノリで書いてますのでテンプレ等はございませんしテーブルトークRPGのゲームマスターのノリがほとんどです。

行き当たりばったりな感はあるでしょうが・・・まさしく行き当たりばったりで書いてますのでご了承下さい。

テンプレート=細かく設定してるとPCのハードごと消失×3回(1年以内)

が作者のトラウマとなってる為つくるの怖い・・・

そんな作品ですができれば読んでアラを探すより楽しんで頂ければ何よりです

言い訳でも無くこんな話あったら面白いかなと友人とバカ話から始まったのも事実なので

ってことで続きます・・・続くといいな・・・


追伸

誤字に関して「甘えるな!」って方は何も言わずそっとしておいてね

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