壊れた何かの記憶。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………もうやだ。
時々、思い出したくもない何かを思い出す。
何かと言うのは覚えている。しかし言葉に出すのも憚られる。正直一生思い出さずに生きていけたらどれ程楽か、考えなかった日は無い。普段は記憶の奥底に封じている記憶。しかしふとした拍子に心に浮かび、健全な何かを貪り、喰らいつくし、陰鬱と無気力を運んでくる何か。明らかに知らない方がいいそれは連鎖し、ドミノのように自分の精神を軒並み壊して行く。気を紛らわそうと本を読もうが忘れようと携帯に向かおうが忘れようとする限り心にとどまり僕の心を壊し続ける。他人にそれを言うことはできず、記憶を壊そうとしながら暗闇を睨み寝ることしか出来ない。いや、その胸の底に転がる鉄球のような不快感が眠ることすら許さない。常に何かを考え何かを追い出そうとする。しかし又そうしようとすればするほど精神は予断を許さずつけ込んでくる。それはまるでこれから十秒間アシカと云う単語を一度も思い浮かべてはいけないと言うのと同じでそんなことは無理であり例え一秒放置した所で二秒後に襲い掛かってくる化物でありそれこそこの独白の間に風呂場で足を滑らせて家族の記憶とかと一緒に根こそぎ奪わなければならないような忌まわしい記憶である。さて、今思ったがこの独白は誰みている人が居るのだろうか?ここまで飽きずに見ているのなら貴方は結構忍耐力の有る方だと思う。そんな忍耐力を勉強に活かしてみてはどうだろうか。
そんなあなたにこの電磁波ヘルメット!!!なんと特殊な電磁波で……おや誰か来たようだそれでは皆さん愚痴を聞いてくれてありがとう。
誠に申し訳ありませんでした(土下座)