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未勝利どころか騎乗停止までくらった私。いけ好かない天才同期騎手とマイナスから目指す初勝利

作者:たま川崎
結城エマ、20歳。元気が取り柄のデビュー1年目の女性騎手。
目標は新人賞。そして、何よりの夢は、故郷である北海道・高辻牧場の馬で勝利を挙げること。
しかし、同期が皆勝ち星をあげるなか、エマはデビューして半年経っても勝ち星ゼロ。
結果を出せない焦りから空回りする日々。
そんな彼女の隣には、いつもクールな同期の風間翔がいた。
有名騎手を父に持ち、デビューから半年足らず35勝を挙げる同期の星。
メディアは彼を「天才」と称賛し、エマは住む世界が違うと一方的に苦手意識を持っていた。

「早く1勝を挙げて、故郷に恩返しをしたい」

その強い想いが、彼女を深淵へと突き落とす。
舞い込んだ高辻牧場の馬への騎乗依頼。
悲壮な決意で臨んだレースで、彼女は気負いすぎるあまり致命的なミスを犯し大敗。
その一戦が原因で、馬はターフを去ることになってしまう。

「私のせいで…」

自責の念に押し潰されたエマは、騎手の命である体重管理に失敗。
ついにJRAから騎乗停止処分というどん底に突き落とされる。

全てを失いかけたエマの前に現れたのは、最も会いたくない相手、風間翔だった。

「お前は馬と向き合ってるつもりで、自分の焦りと戦ってただけだろう」

彼の不器用で、けれど的を射た言葉が、エマの心を揺さぶる。

スパルタ指導、二人だけの秘密のトレーニング、そして予期せぬハプニングも…!?
これは、クールな風間と落ちこぼれのエマ、正反対な二人が始まる、再起の物語。
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