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神の怠惰な日常〜めんどくさがりの神が本気を出す時〜  作者: おまめあずき
第二章 南都セーヴィンと第二王子ストライフ
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第十五話 イネッセ誘拐の発覚

なぜか毎日投稿に……。

(作者心の声……たのしいからまあいっか。)


「………はぁ、はぁ……っ、アマイラ様、マーヴィリー様!! 大変でございます!!」

いきなり来て、何かと思えば、ペイトか。

私とアマイラの和やかなお茶会の雰囲気をぶち壊したのは、ペイトの次の言葉だった。


「イネッセ様が、イネッセ第四王女殿下が、っ誘拐されました!!」


その言葉で、私と、アマイラの視線がペイトに向けられる。

「……その目で、見たのね?」

一応のため、確認しておく。


ペイトはこくんとうなずくと、「この「()」で見ました。」といった。

確定か。

どうしたものか……


「申し訳ございません、直ぐ近衛兵を呼んだのですが、間に合わず…。」

「他の情報は?」

アマイラが情報の確保のために聞きだす。

「申し訳ありません、どこかの商家の文様が掘られていたことと、

荷台の奥に、布がかかっていてよく見えませんでしたが、おそらく檻があったかと思われます。」

奴隷――この国では禁止されているが――か。

「………奴隷…ですか…。」


「ああ、あと、南門の方に走り去っていったかと思われます。

誘拐した男たちの会話がかすれがすれ聞こえてきたのですが、南都、セーヴィン公爵領、本店の方、合流等と言っていたので、確定かと。」

話してた内容としては、南都のセーヴィン公爵領に本店があり、そちらに合流する、という感じの内容かな。


南門から南都って何日かかるっけ?

「……一週間かかりますわね、姉さま。

それはそうと、考えを垂れ流すのは良くないと思いますわよ、お姉さま。」

うそ、垂れ流してた?

恥ずかしいね。気をつけないと、なにかに巻き込まれそうで怖いしね。


「……気をつける。

ちなみに、今から追いつくことって可能?」

「ええ。もちろんですわ。お父様――国王陛下にご連絡と、私達がすることの旨を話してきますわ。」

「……頼んだわ、アマイラ。」

ふふふ。

それにしても、南都、ねぇ。

第二王子ストライフの母、第二王妃レージンの実家、セーヴィン公爵家が治める都。

私のかわいい(イネッセ)を誘拐した犯人にはお灸をすえてやりましょうか?




★次回予告★

アマイラ vs その他の王位継承候補たち の予定です!!

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