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♭10 ファル軍大敗

めっちゃ遅くなりました。

スンマセン

12月

「目標上陸を確認」

「ファル軍、兵力3500!」

「第A-13砦陥落!及びA-15砦陥落!」

「A -2-d要塞陥落!」

次々に入る劣勢報告だが、司令本部はかなり落ち着いていた。

それには秘策があるからかもしれない。

「前線部隊は撤退!A地区を放棄する」

「了解!迎撃隊はB地区へ後退!」

「本隊はC地区にて前線基地を展開!」

「主力部隊はB地区へ!鶴翼布陣!」

ついに主力が迎え撃つ陣を敷いた

「ファナ大隊は左翼の守備を固めよ!神能力戦車65台とレーザーミサイルシステム管制車両、それからポット2の出撃許可を与える。必ず敵を」

ここで司令長は一度文を切り、大きく息を吸って力強くいった

「叩き潰せ!」

「ハッ!しかし、我々の主力中隊は舞鶴方面の援護へ向かわせています。追加兵がいなければ守備を固めることは困難となります」

「問題ない。既にグエル中佐率いる3個中隊が掩護している。1時間後にはそちらの方も肩がついて、君たちの主力中隊も帰ってくるだろう」

「了解しました!」

安心したファナは自隊に戻っていった。


「ファル軍の残党が未だ占拠している名古屋要塞。敵はおそらくそこを拠点とするだろう。その前にここを潰す!」

「相手はファル軍の雑兵1400!我ら第二師団7000の敵ではないわ!かかれぇ!」

「20分以内に陥落させてくれるッ!」

しかし、実際はたったの8分で敵の残党守備隊1400のうち1200が全滅、残りの200人は降伏という結果となった。

それに対し第二師団は突撃隊の隊員6名が死亡、35名が重軽傷、戦車1台大破、同4台中破という比較的微小な損害で済んだ。

敵の守備隊を撃破した第二師団はそのまま隣の豊明砦・岡崎要塞・蒲郡要塞の敵守備隊を次々に陥落させ、占拠した。次の日には北の豊川・豊田・設楽砦を陥し、最後には豊根砦の守備隊が玉砕し、愛知県のファル軍残党は一掃された。

この大勝利は前線布陣の主力部隊の士気を大いに上げることになった。

さらには他県のファル残党も次々降伏。後顧の憂を絶った。

死ぬ気で突っ込む守備隊もすぐに空爆で阻止され、ファル上陸隊は一層孤立を深めた。

圧倒的劣勢に立ったファル軍は態勢を立て直すため、海上まで後退した。

「敵軍、海上まで後退!」

「逃すな!追撃しろ!」

「海上封鎖だ!挟め!」

高速艦3隻がミサイルで先制攻撃。今年最後の海上戦の火蓋が切って落とされた

さらにUS戦闘艦5隻と潜水艦2隻、航空母艦が到着すると、ファル軍の奮戦も虚しく全滅した。

名古屋城跡要塞に戦略自衛隊の守備隊(1個旅団)を残すと、全軍で日本国内のファル軍掃討を開始した。

1月3日 浜松・岐阜・大阪要塞と占拠地、多くの砦を奪還

1月5日 横浜・長野・神戸・姫路城要塞を奪還、同時に舞鶴戦後敗走していた敵も掃討

1月7日 岡山・原爆ドーム・富山要塞を奪還、国会議事堂占拠地陥落まであと一歩まで迫った。

1月8日 国会議事堂をはじめとする霞ヶ関占拠地陥落。また、味方側の損害が一個旅団を上回る

1月10日 四国制圧を目指し香川・愛媛へ上陸、長岡・日光・茨城要塞奪還

1月13日 松山・高松・山口・村上・福島・山形要塞奪還

1月17日 四国奪還・盛岡・秋田要塞奪還

1月20日 青森奪還・津軽海峡を渡り、北海道へ上陸

1月25日 四国に留まっていた部隊が北九州・福岡を奪還・函館・室蘭要塞奪還

1月27日 佐賀・大分・佐世保・長崎・小樽・苫小牧・札幌・千歳要塞奪還

1月29日 稚内にて北海道守備隊全滅、宮崎・熊本・薩摩要塞奪還

1月30日 奄美・石垣・那覇要塞奪還、首里城本部玉砕・150名逃亡

1月31日

ヒュゥゥゥ

乾いた風が吹いた。

残党は他の小・中隊が撃破したことだろう

俺‥‥黒飛元が相手にするのは敵将兵。

ここは沖縄県与那国島。日本最西端の碑の目の前だ。

「私は生き残るぞ…生き残ってこの先もファル様にお仕えするのだ!いざ勝負!」

これぞ究極の一騎討ち。そして敵将にとっては背水の陣だ。負ければ海の藻屑となる

「悪いが俺も負ける気はねぇ。お前にはここで死んでもらうぜ」

「俺の能力はプラズマ。プラズマビームを発射するんだ。テレポートのお前に勝ち目はない」

しかし元はニヤリと笑った。

「そいつはどうかな」

『プラズマスマッシュ!』

『テレポート!』

元にビームが当たる瞬間、ビームの軌道が逸れた。

「な、なぜだ… なぜビームが当たらん⁉︎」

「俺はテレポートであんたを飛ばそうとしたわけじゃない。空間を移動させ、ビームを曲げた。」

「そんな…バカな…… この私が、負けるわけ…」

「残念だがあんたの敗けだ」

タッ

軽い足音がした。

元が一気に間合いを詰めたのだ。

「もう二度と、会うことはないだろう」

耳元でそう囁くと、元は敵将の腹に掌底を叩き込んだ。

抵抗力のなくなった敵将は、そのまま海へ真っ逆さま

数秒後、波飛沫の音がした。

そしてこれが、およそ1ヶ月続いた掃討戦の終結であり

日本国内から悪軍残党が消えた瞬間でもあった。

上陸作戦、大失敗

ちょうど2000字

なんかヴィスティス強くなってないか?

まぁ、USとか戦略自衛隊も加勢してますしねー


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