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連なる彼らを読み解いて  作者: 青条 柊
3/6

三話・三人目

 夜空を見上げてみて。

 貴方には何が見える?

 愚かなものには見えないだろうそれ。

 偉き方々四人には見えているのだろうか?

 塔に隠れ住むものも、戦場より逃げた魔術師も、悪魔に魅入られた恋人たちも。

 決して見えてはいないのだろう。

 彼らは全員力に溺れた者たちだ。

 ならば、死神の正義に基づき吊るされた彼は力がなかったのだろうか?

 謙遜しても足りない。なら何がいる?

 太陽の下ですら押しとどめて欲さず、誘惑を押し返し、ただ必要以上を取らない。

 そんな聖人に誰かなれるだろうか。

 そんな聖人のいるような世界を完璧に生み出すとしたら、一つ欠けている。

 さぁ、足りないのは何だろうか?

 

 彼らをあらさがしして見つけてほしい。

 見えないそれを見つけてほしい。

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