妖かしつれづれ話 壱の話・紅雀
目覚めたとき、草薙響は記憶を全て失っていた。
親戚の一条家で暮らしはじめた響だったが、記憶はずっと戻らないままだった。
そんなある日、響は山でボーガンで撃たれた雀を見つける。
同じ一条家で暮らす双葉伽音に言われるがまま、息を吹きかけるとその雀は妖しい気をまとって息を吹き替えした。
親戚の一条家で暮らしはじめた響だったが、記憶はずっと戻らないままだった。
そんなある日、響は山でボーガンで撃たれた雀を見つける。
同じ一条家で暮らす双葉伽音に言われるがまま、息を吹きかけるとその雀は妖しい気をまとって息を吹き替えした。