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七夜の悪夢  作者: 高槻
6/7

第六夜

※グロテスク注意※

流血表現、殺人描写があります。苦手な方は回れ右!!

手。


そこに手がある。

指が無い、掌の部分だけの手が。


血もある。

床に大量の血。

その血にあの手が浸っている。

血は、僕の見える範囲一面にある。

僕の身体は、どうしてか動かない。


なんでだっけ?



ガチャリ、と戸が開いた。

男が一人入ってきた。

服を血に染めた男が。


ああ、そうだ、

この人がやったんだ。

この人が急に入ってきて、ゲームをしていた僕と弟を何かでなぐったんだ。


身体に力が入らなくなって、

声も出なくて、

まるで自分の身体じゃないみたい。


そしたらこの男が

包丁とノコギリとペンチで弟を解体し始めたんだ。


最初に弟の首と体が離されて

血がたくさん噴出(ふきだ)して、

それが視界を紅く染めた。


次に手と足がバラバラにされて

それをまた関節から切られて

頭も半分に割られて

眼球も取り出されて

舌も切られて

歯はペンチで一本一本抜かれて

弟はもっと細かい部品になって


大きいバケツに入れられて、部屋の外に出たんだ。




そうだ、あの手は弟だった。


さっきまでゲームのコントローラーを握っていた手だ。

きっとバケツに入りきらなかったのであろう、弟の部品だ。



男は戻ってきた。

手にまた包丁を持つ。


ああ、今度は僕の番なんだ。

大丈夫、がまんできるよ。

だって僕、お兄ちゃんだから。

          

          


あんしんして?おとうさん。






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