Am
真保はあたしに気を遣いつつ主張してるふうに思える
塾で良平はあたしの後ろ
いつも二人で喋っていたりすると睨んできたりして
友情って恋愛に負けてしまうようなものなのかと思うと悲しい
きっと真保があたしに『良平が好き』と言ったのはあたしに獲られないようにだと思う
早めに言っておけばあたしも良平が欲しいなどとは言えない
でも
恋愛がしたいのではなく
愛されたいだけなのです
こんなふうに思う中学生がいないからあたしのこと『チャライ』ってゆう一言に押し込むのかな
別に遊んでいるわけじゃないのに
人を愛したのなんて一回しかない
中学生が愛するの意味をわかってるのかなんて思うが
この恋愛は半端ではなかった
忘れられなくていまだにあの人を探している
麻生 愁。これは本名ではない
HNだ
ということで
ネット上の人間
あたしのネット人生はなかなかなものだと思う
小5の冬
森山未○にはまり情報を得たかったらしくPCを電話線で繋いでやっていた
なつかしいね
電話代2万使いました 笑
そのおかげでYahoo繋げてもらったんだけどね
そこから未○君ファンサイトなどに通ったりファンレターを送ったりして
楽しかった
そのサイトつぶれちゃって行くとこなくなったあたしは
知らない間に2ちゃんねるへ 笑
小5で気付かずネラーやってました
それも楽しかったな
そして前○プロフと言うものをしり長年愛用してました
そこで知り合ったのが愁
愁はあたしと同い年の中1だったかな
写メも貼ってなくて
謎の多い子だった
その魅力に惹かれたのか
プロフに書いてあった言葉
文章力に惹かれたのか
書き込みをした
当時のあたしは自分のことを『俺』と言っていたため
愁はあたしを男だと思っていた
あたしはどうしても愁をものにしたかったのか
彼氏になってと言ってみた
すんなりOKした愁にびっくりした
それはあたしが男だと思ってふざけでいったと思ったらしい
そして
制服の話をしている時にあたしの性別に気付いた
愁が
『俺んとこブレザーでさ
ズボン灰色なんだよね
きたねえ灰色だから気に入らない』
と書き込みがありあたしは
『俺の制服まぢきもい
スカートとかはいてらんねえよー』
と書き込みをしたとたん
態度が変わった
あたし隠してたつもりないよ?笑
お前女だったら話は違う と
ずいぶん存在が遠退いた気がした
ネットは怖いですね
そしてあたしは普通の『ダチ』と言う設定になった
それからは毎日会いたくて
っていってもネット上ですが
家でヒッキーしてました
パケホじゃないママの携帯から更新したりして
頭には『愁』の文字しかなかった
あいつはほんとに謎
神奈川住みの奴で顔不詳
来年にはドイツに行くとかなんとか
髪は真っ赤で色白
すべて自称だからわからない
本名もわからなかったし
本人は大人だったのかもしれない
それでも信じつづけている
人を信じることができないあたしが1番信じている人だ
愁の日記にはいつも素敵なことが書かれていた
信じがたい話もたくさんあった
アメリカでの生活
学校
婚約者
親
バンド
どれが嘘なのかもわからないので全て信じた
愁がいったことは全て信じた
気持ちが入りすぎて
もっと知りたくなって
やはり最後は
ものにしたい
という結末になり
あたしは愁をしめつけた
一度会いたいと言った
何も返事ができないスルーをした
うますぎて言葉がでなかった
人とのふれあいがうまい
言葉をあやつれる子だ
人を傷つけず
期待させない
人間関係があの歳であれだけうまいと将来が有望なのだろう
思い出した
一回だけ顔をみせてくれたことがある
某サッカーユースに所属していたことがあり
その集合写真を見せてもらった
ネット公開してるものだからもしかしたら違うのかもね
今のヤマピーみたいな髪形で切れ目で顔小さくて
がんをとばしてた 笑
可愛かったな
ちょっと予想通りな
なんとも言えない
やっぱりあたしのこのみですわ
欲しいですね
だけど婚約者の○テリーナが!
いるのでやめときます 笑
今まではプロフを消しても日記 ブログ 書き込みはしていてくれた
呼べばいつでもきてくれた愁
悩みがあれば聞いてくれて
日記にあたしの名前をだしてくれたり
すごく嬉しかった
だがブログに一言遺して去った
It's too damn early for him to die.
悲しかった
わけがわからない
あいつはそれ以来存在がなくなった
ブログだけを遺して
連絡先なんてしらないから何もできない
あ-あ
なんでだろう