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○○作家の鉄板めし ~地獄の釜を囲んで獄卒と~  作者: 中村ねり


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九月半ばの木曜日『当惑のホルモン焼き』~壱話・後編~

「鉄板!」


既にアツアツ。予熱の必要もない。

そして大きさもちょうど手頃……というよりは大きすぎるが、大は小を兼ねるもの。

難点と言えば芽衣の身長には少々高めの位置だが、案じることなかれ。この家には安定感抜群の二段脚立がある。


芽衣は釜の横をカニ歩きですり抜けて、キッチンへと走った。


「お、おい……っ!」

「ちょっと待ってて! すぐだから! すぐできるから!」


狼狽する鬼には目もくれず、芽衣は冷蔵庫を開いて次々と食材を取り出した。


「先週の残りキャベツ……うん、まだイケる! それから玉ねぎと、なんか知らんけど買ってみちゃったニラ。それから貧乏人の常備野菜、心強い友、もやし!」


ぐふ、ぐふふ、と怪しい笑いを漏らしながらチルド室を開け、芽衣は本日の目玉となる豪華食材を取り出した。


「なんと、本日は我が家にこのようなお宝があるのですよ!」


得意げに掲げてみせたのは、大量のホルモンだ。

プリップリのマルチョウに、シマチョウ。それからミノにハチノス、センマイ、ハツも入っている。

計一キロ。昨夜、実家から届いたばかりのご馳走である。


「田舎で親戚が精肉店をやってて、たまに実家経由で送ってくれるんだよね」


そのまた親戚がやっている牧場から仕入れているので、肉と比べたら足の速いホルモンだって鮮度抜群。少しばかりお喋りでおせっかいな叔母さんはとてもシゴデキなので、決して料理上手じゃない姪のためにしっかり下処理まで済ませたものを送ってくれる。


ということで、こちらでやるべきは、焼く。ただそれだけ。


「冬はスカスカするから寒かったんだけど、引き戸がなくて助かったな」

「う、うむ?」

「なんか、前の住人が引っ越しのときに持ってっちゃったんだって。引き戸だよ? なにに使うんだろうね」

「う、うむ……」


あやふやな鬼の相槌に気を止めることなく、芽衣は手早く脚立を広げた。

それから野菜を適当に切って、ザッと水洗い。ザルでちゃちゃっと水気を切ったら、あとはこれも、ホルモンと一緒に焼くだけ。


「さあ、焼くよ!」


厳密に言えば、ホルモンも種類によって焼く順番があるのかもしれないが、芽衣は気にしない。色々ミックスになっているのだし、一斉にドバッと入れて焼いてしまう。


「あ、待て! おぬしまさか――」

「せーの! ――あちちッ」


脚立に飛び乗り、釜の蓋、もとい熱々の鉄板の上に少々のごま油を垂らしたら、一気にホルモンを投入する。

ジュワッ! と蒸気が上がり、バチバチと脂が跳ねる。

いい音、そしていい匂いにごくりと喉が鳴った。


「あぁぁぁぁ……なんということだ……釜が……蓋が……」


傍らで鬼がなにやらオロオロしているが、もはや気にしている余裕はない。

ごま油を食材に馴染ませるように、鉄板にホルモンの脂が行き渡るように混ぜながら、手早く、それでいてじっくりとホルモンたちに火を通していく。


鮮度抜群とはいえ、内臓の生焼けは危険なのだ。精肉店の叔母から、その辺りは耳にタコができるくらいに言い聞かされてきた。


「牛肉は、表面が焼いてあれば内側がレアでも食べられる。まあ、ちゃんとした肉なら、って注釈がつくけどね。豚肉と鳥肉は、しっかり火を通さないとダメ。お腹壊すから」

「あぁぁ……釜が……なんという……」

「たまにニュースになってたりするもんね。九州のほうだっけ。鳥刺し食べる文化のところもあるけど、あれは生食用の衛生ガイドラインに沿って処理してあるんだって」


朝引きの鶏を、おろしニンニク、おろしショウガをたっぷりと醤油に溶かして食べる。

九州の醤油だから、少し甘いのだ。芽衣も一度タタキになっているものを食べたことがあるけれど、あれは美味しかった。

本場ではズリやハツなんかも食べられるらしいが、東京ではなかなかお目にかかれない。


「きっとでも、現地で食べるから余計に美味しいってのもあると思うんだけどね。いいなぁ、九州かぁ。そのうち行きたいなぁ」

「大事な釜が……鉄板に……あぁぁ……大王様よりお叱りを受ける……」


魂が口から抜け出たような顔をしている鬼を視界の隅に映しつつ、芽衣はじゅるりと涎を啜った。


「そういえば、日本では禁止されてるけど、世界では豚肉を生で食べるところもあるんだってね。えぇと、たしかドイツだったかな」


生の豚ひき肉に塩胡椒やハーブで味付けしたものを、バターを塗ったパンにたっぷり乗せて食べる。メットというドイツの国民食だと、どこかで見た。

玉ねぎのみじん切りを上から散らして食べるので、ザクザク食感とひき肉の滑らか食感とのミックスを愉しめるのだとか。

現地に行かねば食べられないものなので、いつか味わってみたいものだと思っている。


「鉄板に……脂が……香ばしい……」

「さ、そろそろいいかな。では、続いて野菜を投入!」


しっかりホルモンに火が通ったら、今度はザク切りにした野菜をドバッと加える。

じゅわじゅわ溢れ出ているホルモンの脂を野菜に絡めながら、なんとなくしんなりしてくるまで炒めたら、あとは味をつけるだけ。


「ホルモン焼きと言ったら、もちろんこれ! 一本で味が決まる、叔母さん特製味噌ダレ!」

「あぁ、釜が……脂にまみれて……旨そうな……」


いつも一緒に送ってくれる叔母が作ったタレが、これまた絶品なのだ。

味噌と醤油、酒、みりん、それにニンニクと唐辛子が混ぜてあるものらしいが、自分で作ってみても叔母の味は出せない。

『秘伝のレシピよー』と叔母は言っていたから、いつかちゃんと教えてもらおうと思っているのだが、まあそれはさておき。


こんがり焼けたホルモンと、脂をふんだんに纏ってツヤツヤ飴色に輝いている野菜たち。そこにタレをトポトポと回しかけて、全体に味が行き渡るようにざっと炒めたら――。


「できたぁ!」


ただでさえ香ばしい匂いが充満していたところに、甘辛いタレの焼ける匂いが重なって暴力的なまでに食欲をそそる。


「これは……なんと芳しい……」

「鉄釜蓋のホルモン焼き、完成!」


適当なネーミングに特別な意味はない。

いそいそと脚立を降りた芽衣はキッチンからふたり分の皿と箸を持ってくると、再びいそいそと脚立の上に立った。


「はい、どうぞ」

「う、うむ」


皿と箸を受け取った鬼は、そういえば芽衣よりも頭ひとつ分以上背が高い。これなら踏み台なしでも手が届きそうだ。


「さあ食べよう! 熱いからね、急いで食べないと焦げちゃうよ」

「で、では……相伴にあずかろう」


ごくり、と鬼の喉が鳴る。

うだうだと嘆いていた鬼が、途中からホルモン焼きに釘づけだったことには気づいていた。ついでに、腹の虫がグウグウ鳴いていたことも。


「いただきます!」


手早く皿に取り分けた中からマルチョウを箸で摘んで、ハフハフと口に放り込む。

ぐっと歯で押し潰すと、プツッと皮が破れる。

途端にじゅわっと腔内で脂が弾けた。


「んんんーっ!」


これこれ、これよ。

芽衣は熱々のホルモンを噛みしめ、きゅっと目を細めた。

ガツンとくる脂の旨味に味噌と醤油のコクと香り、ニンニクの匂いが鼻に抜け、唐辛子の刺激がピリッと舌を刺す。


甘い脂の余韻が残る口にタレの絡んだキャベツを放り込んでさっぱりさせたら、すかさずハツを一口。サクッと歯切れの良いハツで肉々しさを堪能して、今度はシマチョウの弾力と控えめな脂を助走に、ニラともやしをシャクシャクと。


「…………」

「…………」


ちらりと横目で伺うと、カッと目を見開いた鬼が夢中で肉を頬張っている。


こういう場面に会話はいらない。

熱々の脂でちょっぴり上顎を火傷するところまでがセットで、ホルモン焼きの醍醐味だ。


コリコリ、もきゅもきゅとホルモンを噛みしめ、合間に野菜でリセット。こってりとさっぱりを行き来する箸が止まらない。

しばしふたりとも無言で競うように猛然と箸を動かした。


「ん!」


ふと思い出して、芽衣は口をもぐもぐさせたまま脚立を降りた。

小走りにキッチンへ急ぎ、冷蔵庫から秘蔵のブツを取り出す。

ホルモン焼きといえば、そう。炭酸だ。


「ビールが飲みたい! けど、まだ原稿がある……!」


苦渋の決断だが、こういうときのためにレモン風味の炭酸水を買い置きしてある。

コップに注ぐなんていうお上品なことはせず、ペットボトルのままのそれを二本持って戻り、一本を鬼に差し出した。


「ビールじゃないけど、これも結構いいよ。レモンでさっぱりするし」

「なんと面妖な容器だが……む? これはもしや、ぺっとぼとるとかいう入れ物ではないか?」

「へえ、知ってるんだ? 蓋をこうやって捻って、このまま口をつけて飲む――こんな風に」

「ふむ」


実演してみせると、早速鬼も真似をしてボトルに口をつけた。

滑らかな喉元の真ん中で、嚥下の動きにつれて男らしい隆起が上下する。

直後、鬼の目がまたしてもクワッと見開かれた。


「これは……っ、得も言われぬ清々しさ! 地獄の業火も鎮まる心地よ……!」


すぐさま鉄板に手を伸ばし、よく焼けたホルモンを頬張る。そしてまた炭酸水をひと口。

炭酸のしゅわっと感がお気に召したようで、時折りもごもごと弾ける泡を噛み締めるような動作をしながら、ホルモン焼きとのマリアージュを愉しんでいる。


「ふふふ。美味しいよね」

「うむ。至高だな」


白い頬をほんのり朱く染めて鬼が大きく頷いた。

美貌の男のそんな仕草は、なんだか妙に可愛らしい。

見てはいけないものを見てしまったような気分になって、慌てて目を逸らした芽衣は再び釜に向き直った。


「焦げないうちに食べちゃおう」

「そうだな、急がねば」


なにせ熱源の調整などできない釜の蓋だ。放っておいたらすぐに焦げてしまう。

ふたりは揃ってペットボトル片手にホルモンを食べ進めた。


ハフハフ。

もきゅもきゅ。

コリコリ。


こってりとさっぱりの合間にシュワッとした爽快さが加わったら、もう箸を止める理由がない。


ゴクゴク。

むちむち。

シャクシャク。


あらかた食べ尽くしたところで芽衣はもう一度キッチンへと走り、冷凍してあった白ごはんをレンジでチンした。

それと、卵をひとつ。〆の焼き飯を作るのだ。


「〆のごはん、食べるよね?」


一応訊ねてみると、もちろんだと言わんばかりに鬼がこくこくと首を縦に振った。

口を開く暇がない気持ちはよくわかる。とにかく熱いので。


最後のホルモンを惜しむように噛みしめている鬼を横目に、芽衣は白ごはんを鉄板に投入した。

くったり、こげこげになった野菜の欠片もこそげながらご飯と混ぜ合わせ、卵を落として手早く炒める。

焦げすぎてもいけないけれど、パリパリに焼けたごはんも美味しいのだ。しばし待って、ちょうど鬼が最後のハツを呑み込んだところで箸からスプーンに持ち替えた。


「ふはっ、熱っ」

「ふほっ、これもまた……っ!」


たっぷりのホルモン焼きでまあまあ腹は満たされているが、それはそれ、これはこれ。

濃い味のおかずには、ごはんがないと締まらない。


「あ、そのおこげ! 狙ってたのに」

「ふふん。先んじた者が勝ちよ。――旨い!」


肉と野菜とタレの味が程よく沁み込んだごはんが鉄板の上でちりちりと焦げる。

どうやら鬼もパリパリになったところがお気に召したらしく、各自の皿に取り分ける暇もなく、またしても競い合いながら猛然と焼き飯を頬張った。


やがて、示し合わせたみたいに最後の一口ずつを口に運び、揃って「ふぅ」と満足の息を吐いた。


「ごちそうさまでした」

「馳走になった」


満腹感と共に、心地よい倦怠感が身体を包む。

脚立を降りた芽衣が床に寝転がると、鬼もすとんと床に腰を下ろした。


「ふあぁ、食べた食べた」

「甘露な脂と、焼けた味噌の風味。脂っこさをさっぱりと洗い流す、弾ける泡の喉ごし。まことに業の深き料理であった」

「あー、それは美味しかったってことでいい?」

「うむ。亡者どもの叫喚すら子守歌に聞こえるほどの至福であった」

「さっきも思ったけど、感想が物騒」


ごろんと横になったまま鬼を見て、釜を見上げる。

満ち足りた風情でしどけなく座り込んでいる鬼は、見目だけなら大層麗しい。


もう一度鬼に目をやり、それから釜を見上げる。

やっぱり頭にツノあるもんね、と芽衣は思った。

跳ねた脂で鬼の着物が少々汚れているらしいところは、見なかったことにした。


「あのー、ところでさ。我々、文字通り、同じ釜の飯を食べたことになるんだけど」

「ああ……うむ、そうだな」


ちらりと釜を見やって、鬼が微妙な顔になる。

そういえば、大王様に怒られるとかなんとか言っていた気もするが。


「まだ名乗ってなかったな」

「この蓋どうやって洗おう」


ふたり同時に口を開き、どうも互いに違うことを言った気がする。


「ん?」

「ん?」

「あー、っと?」

「ふむ。蓋をな?」


顔を見合わせて首を傾げると、くつくつと笑いが込み上げてきた。

あれだ、満腹ハイだ。ふたり揃ってぷっと吹き出した。


「あはは! そういえば、そうだよね。名前ね、私は芽衣」

「はははは! 名乗り遅れてすまぬな。芽衣よ、我は千寿だ」

「おー、顔に似合った綺麗な名前だぁー」

「そ、そうか……? なにやら気恥ずかしいな」


てれてれする鬼を見て、芽衣は内心で突っ込んだ。

乙女かっ!

なんだその可愛さは。これだけで原稿一本書けそうだ。


「それで千寿は、やっぱり地獄から来たわけ?」

「うむ。我は獄卒――大王様の、あー、なんというかその、簡単に言えば走り使い? のようなものをしておるのでな。今日は釜を洗う日であったため持ち上げたのだが、落とした」

「え、地上に?」

「いいや、己の爪先に――と思ったのだが、気づいたらここにおった」

「はぁん」


なんだかわからないが、そういうファンタジーなら山ほど読んだ。

逆転移か。

地獄から現世へというのは珍しいが、まあそもそも転移という事象自体が珍しいどころの騒ぎじゃない。こと現実世界においては。


「一応聞くけど、地獄への帰り方とかは」

「わからぬ」

「だよねー」


熱いし、暑いし、狭いし、名前はわかったけれども正真正銘の鬼はいるし。状況的には非常にマズい事態から変わっていないのだが、腹が満ちているお陰で危機感というものがまったく感じられない。

とはいえ、このままというわけにもいかない。


「どうすっかねぇ、この釜。蓋も洗わないとだし」

「鉄板にしてしまったからな。大王様の大事な釜の蓋を……」


千寿が遠い目をする。


「ここの大家さん、父親のほうの親戚だからさ。頼めば屋上とかに置かせてもらえると思うんだけど」

「おぬしは縁者が多いのだな」

「親戚ね。なんか両親ともに多いんだよね。――まあそれはともかく、問題はこの釜よ。熱くて触れないし、絶対重くて持てないだろうしなぁ」


ぼんやり呟いて、芽衣はハッと飛び起きた。


「いやその前に、そういえばこれだけ熱いんだから火事とかならない⁈」


焦る芽衣を怪訝そうな顔で見あげて、千寿がのんびりと言う。


「ならぬぞ。釜は別に燃えておらぬでな」

「いやいや、そうじゃなくて。自然発火とか床材が焦げるとか、そういうのからも火事になるから!」

「ふむ?」


きょとんと瞬き、小首を傾げた千寿が思いのほか身軽に立ち上がった。


「では移動するか。ひとまず戸外に出ればよいのであろう?」


そう言うなり釜に手をかけ、ひょいと持ち上げる。


「あ、あ、あ、あぁっ、熱っ、くないの⁈」

「熱ごとき造作もないわ。我は獄卒ぞ?」


驚きのあまり滅多に発揮しない俊敏さで両手を広げて支える構えを取った芽衣に、平気な顔で釜を抱えている千寿がさも不思議そうな顔を向けた。


「あ、あぁ、うん……それは聞いたけど、ね」


そういうもの、なのか……?

地獄の常識がわからない。

呆気に取られていると、千寿がくつりと笑う。


「おぬしは善き者だな」

「あ、はは……そう、なれたらいいなと思ってはいる、けどね」


芽衣は照れ臭さを隠しながら、広げていた両手をそっと下ろした。


「うむ……」


ほんの一瞬、思案する表情でなにかを言いかけて、結局口を噤んだ千寿がぐるりと首を回らせる。


「出口はこちらか?」

「あ、うん。そこのドアだよ」

「あいわかった」


頷いて、釜を抱えた千寿が玄関へ向かう。

なにせあまりそちら方面に興味がなかったので、十王図とか、小野篁が夜になると地獄に出勤していたという有名な話くらいしか地獄に関する知識がない。


小野篁の話は今昔物語だっけか。

それで、あれ? もしかして十王図で閻魔大王の手下みたいな感じで隣に描かれてた役人っぽいやつ、あれのどちらかが千寿だったりする?


え、そうだったらすごくない?

歴史上の人物だよ、千寿。

いや人物じゃないけど。

鬼だけど。


まとまらない思考を脳内に散らしながらすたすた歩く後ろ姿を見つめていると、玄関の手前でつと千寿が足を止めた。


「芽衣よ。問題がある」

「うん?」


くるりと首だけで振り向いた千寿が眉を下げた。


「通れぬ」

「あー」


だよね、幅がね。そりゃあ通らないよね。


「すまぬ」

「仕方ないね」


頷き合って、溜息をひとつ。

ふたりの声が、またしても揃った。


「諦めてくれ」

「諦めよう」



 ~壱話・終~

ホルモン焼き、おいしくできました。

次話に続きます。

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