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背番号20  作者: 全力少年
4/5

春休み

春休みになると、高校の練習に参加するようになっていた。

28人同学年の野球部のメンバーだ。

夏に準優勝しただけあり、県内の中学校野球では、

有名な選手も入学をしていた。


28人。

高校野球のベンチ入りメンバーは20人だ。

もう8人はこの中だけでもスタンドで高校野球が

終わるそんな想像をしていた。

各学年30人ほどおり、3学年では90人を

超える部員数の高校だ。


先輩を見てすぐに衝撃を受けた。

夏の大会決勝戦を戦っていた20人いるメンバー

の中で、12人が2年生で勝ち上がってきていたのだ。


一年からベンチ入り。

そんな妄想はすぐに打ち消された。

しかし入学直後、同じ一年が春の大会に2人の選手が

メンバーとして入っていた。

練習もまだ入れていないのに、メンバーに入れる。

それだけの選手を

集めて甲子園を目指していた。


僕は初日で推薦での入学ではなければ野球部に入部はしてないだろうと思った。


「この学年は俺がキャプテンとしてまとめていくから」


のちのキャプテンになる大倉が春休みの最後の日

入学直後春の大会で背番号10番をつけたユニフォームを着て、

まだ真っ白な練習着の僕たちに伝えた。

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