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死んだらみんな地獄へ転生  作者: 一無
第二章 野望編
96/133

信仰こそ力なり その6

御免なさい。

書き溜めた在庫が枯渇し新規に書き起こしておりますので自己検閲が甘くなり、内容が益々酷くなる恐れがあります。不愉快ない思いをさせてしまうかも知れませんが今更と思ってご辛抱をよろしくお願いします。

 裕介たちの隠れ家の庭先に、むさ苦しい亡者やら獣人、妖怪、魔物が丸く輪を作って集まっていた。流石に早乙女毛を根城にするわけには行きませんからね。

 亡者は等レ16の裕介チーム、獣人は馬と牛、妖怪の河童に魔物代表は美紗子とひろみちゃん、ヒゲ隊長。斉藤衆と鈴菌衆は、みんなの輪から少し距離をとってグルリと取り巻いている。

 裕介と外道丸は輪の真ん中に座り、裕介はお蝶、おコンと一戦交えた後に書いておいたメモに視線を落としていた。

 外道丸はメモの内容が気になるのか、チラチラと覗き見ている。


 以下、裕介メモの内容 


 ⚫︎信者リスト


   氏名 :   入信理由

  ーーーーーーーーーーーーーーーーー

  徹斎  :玉復活と聞いて

  橋姫  :穴が出来るかもと聞いて

  外道丸 :橋姫の穴につられて

  お蝶  :布教により祐介絶倫と聞いて

  おコン :お蝶に同じ

  次郎丸 :徹斎に同じ

  徳兵衛 :徹斎に同じ

  バテレン:オスになれるかもと聞いて

  美紗子 :反乱のため

  ひろみ :子孫繁栄のため

  牛頭馬頭:玉復活のため

  ヒゲ隊長:玉没収が怖いから

  斉藤衆 :ヒゲに同じ

  鈴菌  :ヒゲに同じ? 私利私欲?


 ⚫︎神社

  処女、もしくは童貞の手で建立

   変態、穢れた獣、魔物ばかりで適任無し

   妖怪? 論外

  御神体は未定

   宝玉? 肛門? 現物は無理か?

   現物なら誰のを? 長期保存方法は?

  巫女はおコン。でもそれじゃお稲荷さん?


 外道丸は微妙な表情をしている。

 「教祖殿、その内容で進めるのか?」

 「おうよ。難しい問題ばかりだな」

 裕介は最初から(つまず)いた。

 腕を組んで思わず呟いてしまった。

 「神社の建立は・・・アバズレと(けが)れた魑魅魍魎ばかりだな」

 瞬殺される祐介。

 「魔物の中には童貞、処女は・・・望むべくもないか」

 「外道丸、無理言うな。子作りは魔物最大の務めばい」

 生殖可能になればすぐに子作りするのが魔物の常識である。魔物らしいや。

 「君達ぃ。鬼神を魔物扱いとは剛気(ごうき)だなぁ」

 ひろみちゃんが不満を表明するが無視されてしまう。

 「橋姫は、まだフィルムは破られとらんど」

 「おい。橋姫にフィルムが張る穴はなかろうが」

 裕介は呆れて言う。

 「て言う事は処女たい」

 「天才か!」

 裕介の顔が輝いた。

 「キュ? だから穴自体がないの」

 「河童は黙れ」

 「ばってんが心は女子だろが。違うとや?」

 「うん、私は女」

 「キュケ。しかしだな」

 「おい、それ以上言うたら、差別てろん、何てろん言われち、やかましかこつになるばい。そもそも、ぬしが男て思とる女じゃなかか。橋姫も同じたい」

 「・・・」

 反論を封じるには最強の台詞であった。

 「まぁ、橋姫も建立に貢献すれば、穴っぽんのホゲるかもぞ」

 「えっ! 穴が開くの? やる! 全力でやるわ!」

 「よう言うた」

 「俺もやろう」

 「外道丸。お前は、男だろ」

 「ポリコレ!」

 「グッ! でも汚れてるだろ!」

 「まだ魔法使いの権利は有しているが?」

 「いやいや橋姫と散々・・・橋姫とは散々やってる・・・!!」

 一同が何かを察して、メッチャ気まずい空気が流れた。

 「プア、て言うのか? 男しか知らんとかマジもんか?」

 「ピュア。でしょうが」

 裕介の引き攣った発言を橋姫が訂正するが、誰もそんな小さいことが気にならんくらいに驚愕していた。

 「(けが)れた橋姫に純粋な外道丸・・・」

 橋姫に殴られる裕介。

 「なんや、橋姫に穴がほげるて聞いて、入信てや。外道丸も、いやらしかなぁ」

 「違う。それは違うぞ! 長年の相棒としてだな、橋姫の願いを叶えようとだな」

 真っ赤になって否定する外道丸。

 「チッ、リア充ばい」

 「外道丸は『バイ』ではないらしい」

 「いやいや。生前から橋姫が女を近付けないし、結果的なもんだから。俺だって女にムレムレよ」

 「無理してるでしゅ」

 「無理してるわね。普通は『ムラムラ』と表現するわね」

 「女はムリムリ。と言いたかったのでは?」

 ヒゲ隊長まで会話に入り込んでくる始末である。

 「地獄でリア充もないだろうが。どうでも良いことを」

 バテレンさんが、舌打ちして吐き捨てるように突っ込む。

 「て言うことは、男しか知らない童貞の外道丸を中心に神社を建立しよう」

 「と言うことは、男も女もイケる口の橋姫より純粋に男のみの外道丸に穴がホゲた方がよくない?」

 「お蝶、一理あるばい」

 なるほど道理ではある。

 なぜか橋姫も外道丸も考え込んでいる。

 「良い加減に会議を始めなさい」

 美紗子が冷たい声で促す。

どうもありがとうございました。

これからも引き続き、ひっそりと活動を続けたいと思っていますが投稿も休み休みになる事があるかも知れません。それでもどうか今後ともよろしくお願いします。

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